同年還暦旅行　三日目

2008/05/27 - 2008/05/27

今日が旅の最終日、二泊三日はあっという間に過ぎてしまう。

エリア ソウル(韓国)

最初に行ったのが清渓川、予定では初日に行く予定だったが、牛肉デモで今日に変更になった。

次が南大門市場のほんの一部を見学、と言うよりみやげ物探し。
南大門は前の旅でも来たが、焼けてしまうと、もっと良く見ておけばと、無いものねだり。

冬ソナ大ファンの奥様を、案内看板をバックに記念撮影。
この急坂はすごい、ガイドさんはスイスイト登っていくが、われわれ還暦組みは、はるかに遅れて、のろのろとついて行く

私は冬ソナを見たことが無いので、ここに何の家が有ったか知らないが、女性たちは大喜び。

知る人ぞ知る有名高校、校門には、
高麗中央学院・中央高等学校・中央中学校

女性陣は二つある小さなお土産やさんで夢中、
男たちは、ひ〜ま〜

仁寺洞　骨董品や絵などの店が並んでいて、ゆっくり見て回れば、かなり楽しい場所。
歩道に並べて売っている骨董品、お宝探偵団で見てもらったら、数千万になるらしい。
私は買わないが、当地を訪れたら、ぜひお買い上げを。

バスで移動中にサイレンが鳴り響き、旗を持った人たちが車を止め始めた。
他国からの攻撃に備えた訓練で、不定期で行われるそうだ、何をするかわからない北朝鮮と地続きの国、さほど緊張感は無いが、平和ボケの日本では、考えられない訓練だ。
写真左下の場所でバスはストップ、もう少し見通しの良い場所で止まってくれたら、もっと楽し？かったのに、十五分ほどで車は動き出した。

国立中央博物館　　
建物も展示内容もすばらしいが、疲れた。
もっと見て回りたかったが、朝の散歩がひびいたのか体力の限界、ロビーに戻り皆の帰りを待つ。

還暦旅行も無事終わり空港到着、ガイドの黄景花さん色々お世話になりました。
空路も順調、中部国際へ定刻に到着、ここまで来れば家へ帰ったも同然、10:00前には着けるだろうと、誰もが思っていた。

後三十分ほどで家に到着という所で、寝ている人も目が覚めるほどの大きな音、続いてガタガタガタ、前輪左がパンクだ。運転手を見ると冷静にハンドルを押さえ、ゆっくり路肩にバスを止めた。運が良いことに前を見ると中津川インター出口の看板、十メートルほどでとりあえず危険な本線から出ることが出来た。
スペアタイヤを用意し、ジャッキを当ててみるがボデイが低くてジャッキアップできない。仕方なくJFに電話するが今夜中は行く事が出来ないと言う、自分たちで何とかするしかない。しばらくすると警察と道路公団のパトカーが来て発炎筒を数本焚いてくれ、安全面は確保されたが、パンクの修理は頼めない。トランクを探すと雪の滑り止めのチェーンが見つかり、チェーンを山に盛り上げ前輪を乗り上げてみると、ぎりぎりジャッキを当てる事が出来、これで問題解決と思ったが、今度はねじが回らない、すると一人がねじ溝をさわって、これは逆ねじ、反対に回せと、職業の違う男が十人も揃えば色々な知恵が出て来るもの、無事帰ることが出来たが、二泊四日の旅になってしまった。

タイヤは何か大きなものを踏んだらしく、道路接地面がざっくり裂け金属ワイヤーが飛び出していた。

後日、今回の旅行には参加できなかった同年の住職が、正月に同年の還暦厄除け祈願を行った時、祈とうの後本堂を一,二分空けた間に、我々の収めたお布施が盗まれた。何か悪いことが起きなければ良いが、と心配していたと言う。でもパンクは空港へ行く時だったら飛行機に間に合わづ、帰りで良かったし、大きな事故になってもおかしくない所、三時間ほどの時間のロスで済んだのだから、これも彼の上げてくれたお経のごりやく、神様が一寸したいたずら心の演出で、思い出をくれたのではないだろうか。

私にとって旅は「小さなトラブル」順調に行過ぎた今回の旅行の締めくくりとしては、ちょうど良いトラブル、同年会の度この旅行の話が話題に出るだろう。

この旅行記へのコメント （1）

• dashxさん 2009/03/16 00:42:09

  いい思い出になりそうですね

  botaさん、こんばんは。
  還暦韓国旅行最終章、拝読いたしました。
  
  旅の最後に小さなトラブルで締めくくり・・・確かに時間のロスですが、
  怪我もなく、実質的には何の被害も無いようなものでよかったですね。
  でもどちらかと言えば淡々とした韓国訪問だっただけに、後にご旅行仲間で
  集まった時はちょっと強烈な印象として思い出話になりそうですね。
  
  今年のbotaさんのタイ旅行、計画をいろいろとお考えかと思います。
  どこへ行かれるのやら興味深々です。期待していますよ！