2009/01/24 - 2009/02/01
1975位(同エリア3205件中)
CHUNさん
17年振りのプラハ再訪に際して選んだ第2の都市はブダペスト。
もう1つの候補地のクラクフと迷った挙句、家族の要望も聞き、行程が楽で温泉も楽しめ、かつツアー費用も安いブダペストにしました。
雪景色を期待していたのですが、初日は雨、2日目は曇り、3日目の朝、一瞬だけちらほらと雪が降りました。
プラハで発熱した娘もブダペスト到着時には回復し、その後丸2日元気に歩き回りました。3時半頃からは冷え込みもきつくなり、日の暮れるのも早いですが、短いながらも充実した取材ができて大満足です。
観光スポットも集中しており、とても歩きやすい街です。絵のモチーフとしても申し分ないのですが、逆にどこもすでに知名度が高すぎて、少し俗化されてしまっている感があります。まあ、うまく切り取ったり、組み合わせたりして構図を組んでいけばいい絵にできると思います。
それにしても、冬のヨーロッパは美しさに磨きがかかります。
セピア色の風景にゆったりと流れる鉛色の川、あちこちの公園では冬でも緑の芝がみずみずしく、犬と散策する人たちが語らう。
枯れた木立の隙間に見える歴史の重み、あふれる彫刻が、時空を超えた物語に旅人を誘います。
ブダペストを去る日、「来年もまた来たいね」という娘の声に、私の頭の中はもう次の訪問国を探しはじめていました。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- オーストリア航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
第2章 はじめてのブダペスト
ブダペスト散策の第一歩はモスクワ広場からミニバスを利用して王宮まで登る。王宮入り口手前の路地。雨の日だからこそ絵になる風景もあります。 -
雨も似合うが雪も似合いそうな王宮内の通り。
絵にして左の黄色い壁を描くと違和感が出るかもしれないが、現物はいかにも調和しています。 -
漁夫の砦から望む国会議事堂。手前の石造りを入れて向こう側を撮ると、向こう側の景色が小さくなりすぎ、人間の目で見た感覚とは違ってしまう。スケッチをしてから写真を撮ると遠近の違いがよくわかります。
-
王宮奥の庭園の入り口。
美しい門と柵、鷲の彫刻と並んでいるが、そのままでは退屈なので、右の建物を少しと手前の木をいれて奥行きを構成してみました。肉眼では門にもっとスケールがありますが、手前まで引いたせいでこじんまりしています。
ここも雨が似合います。 -
王宮の丘から望む国会議事堂。
目で見た感覚までズームを利かし、議事堂を大きく捉える。すると全体のアングルが狭くなるのでまわりも別途広角にして撮っておく。こうすることで何にどう感動したかの記録になります。フィルムの残量を気にしないで済むデジカメの利点です。 -
国会議事堂へ通じる通り。
屋根のエンジ色は、それまで見た絵葉書や写真では安っぽい色に見えたが、現物は落ち着いた青を感じる赤紫でとても美しかった。
道路には車が無造作に駐車して風景を塞いでますが、絵を描く人にとっては目に入らないものです。写真コンクールでは没ですね。 -
国会議事堂が見える風景。
重厚な歴史的ビル街から見える国会議事堂の構図では、ドーム屋根の曲線が縦と横の線で構成される退屈な都会の風景にアクセントを与えてくれる。 -
農業博物館の庭から。
道の曲線が奥行きを誘う。雪や雨が似合いそうな一隅。 -
鎖橋ごしに望む王宮。
デジカメの夜景モードでは、くっきり写るが肉眼で見るより明るく撮れます。記録写真としては使いやすいが、色は絵の参考になりません。これはカメラが造った風景です。 -
漁夫の砦。
マーチャーシュ教会とともに工事中で思うようなアングルが取れませんでした。
あまりにメルヘンチックで絵にする場合もテーマ的に偏ります。童話の挿絵などには適しますね。 -
王宮内の郵便局。
こういう資料も各国の個性ある雰囲気を捉えるには重要です。街灯、木の扉、窓枠の造作、どれをとっても美しいモチーフになります。 -
イチオシ
ブダペストの写真ではよく見る構図です。
縦構図にすることで、奥の議事堂を大きく捉えられます。 -
漁夫の砦の回廊。
造作としては変化に富んで面白い。 -
鎖橋と王宮。
デジカメ夜景モードで撮った後、シャッタースピード優先で何枚か撮ったものの中で一番現物に近かったもの。その場で確認できるというデジカメゆえにできる芸当です。 -
漁夫の砦から対岸の議事堂を望む。
構図としては面白いが、奥の議事堂がメインになるように大きく捉えたい。肉眼で見ると議事堂しか見ていないはずです。 -
オペラ座にて。
豪華な内装と階段、着飾った観客に圧倒されます。
日中は景色を求めて歩き回り、日が暮れると音楽で体を癒します。
この日の演目はラボエームでした。S席で5000円位です。 -
ゲレルト温泉を俯瞰。
ゲレルト丘から徒歩で下っていくと有名な温泉があります。トルコ風の建物でした。歩きつかれた家族を癒す時間です。 -
ここも必ず出てくる鎖橋の風景。
ケーブルカーの線路を跨ぐ道に設置された街灯を手前に配して。 -
王宮の一隅。
左の彫刻、手前の街灯、奥のくぐり門と、いかにも欧州らしい歴史を感じる場所でした。 -
また来たい、美しい街ブダペスト。
第2章 おわり -
「ドナウの朝」F10
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