2009/01/21 - 2009/01/28
39位(同エリア828件中)
さすらいの食いしんぼうさん
- さすらいの食いしんぼうさんTOP
- 旅行記58冊
- クチコミ23件
- Q&A回答6件
- 405,346アクセス
- フォロワー113人
自由経済社会も覇権主義も社会保険制度もなんかみーんな行き詰まりを見せている今、新しいヒントか発見があるかもしれない。「そうだ、キューバへ行こう!」
「国民の幸せは健康と教育」というカストロの選択により、高度な医療技術で貧しい国々に医療支援を惜しまず(自分の国も貧乏なのに)、しかも外国人にも医療費はタダという寛大な国。さらに国民の多くは大学卒レベルの教育をすべて無料で受けている国キューバ。それがはたして「国民の幸せとはモノと金」という選択で育ってしまった自分にはどんなふうに映るのか。
超大国アメリカの鼻先で突っ張り続けているけれどそのリーダーであるカストロも85歳を超えてそろそろ突っ張りも利かなくなりそうだし、アメリカのオバマ政権が柔軟路線にカジ取りしたらこれまた一気にアメリカ人観光客であふれてしまうだろうから、そう行くなら今のうち。
(これからキューバに行こうとしているあなた!拙い僕の旅行記事は飛ばしても、巻末の旅のヒント集はどうぞお見逃しなく。)
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- エアカナダ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
2007年秋、カナダに住むボクは日本へ一時帰国しました。その成田へ向かう機内でひとりのキューバ女性と出会いました。
その彼女、機内で配られるサンドイッチやスナックを食べ残すと、それを紙ナプキンにくるんで大事そうにバッグにしのばせていました。ボクらがガラクタ扱いするアメニティーグッズもまるで宝物を見るように大切そうにバッグへ....。 -
彼女の名前はマリア。キューバのお医者さんで、これから3ヶ月間、北海道大学医学部での熱帯疾患の研究のため札幌に向かうのだそうです。
彼女は初めて行く日本に少々不安らしく、成田へ着くまでいろいろなことをボクに尋ねてきました。 -
やがて成田到着。ボクは国内線の札幌への乗りつぎを教えてあげて彼女に尋ねました。
「失礼ですが日本円はいくらかお持ちですか?」
「......いいえ。」
「じゃあ、出発までまだ3時間ありますからお昼をごちそうしましょう。ボクも長いフライトで腹ぺこだし。」 -
そしてふたりでラーメンと餃子を食べながら、
「札幌で何を食べたらいいか困ったらコレですよ。ラーメン!安くておいしいし暖まる。それと......3ヶ月後にあなたがキューバに帰国する際、トロントでの乗り継ぎ時間は1時間しかありません。万が一延着か何かトラブルがあったら、遠慮しないでボクに連絡してください。ウチに泊まってもいいですから。」(サスは優しいのです。自分で言うなってか!) -
3ヶ月後,彼女はエアカナダのトロント乗り継ぎも運よく難なくこなしてキューバへ帰って行きました。
そしてボクとのメールのやりとりはその後も1年間つづいて、2009年の1月、彼女とその家族に会いにキューバへ行くことにしたのです。 -
キューバのハバナに到着。
カリブ海の真っ青な空!宿泊したのはHotel Nacional de Cuba(ホテルナショナルデキューバ)。 -
このホテルは1930年にキューバの迎賓館として建てられた由緒あるホテルです。
-
でもチェックインにはごらんのとおり長蛇の列。いきなり30分待ちという洗礼をうけました。聞いてはいたものの…
-
そしてホテルでマリアさんと再会。ご主人もお医者さんという家族です。
-
さっそくバーで乾杯!
中庭に面したバーはかつてアルカポネやアメリカの大統領ウィンストンチャーチルが葉巻をくゆらせていたという優雅な雰囲気がそのまま伝わってきます。 -
キューバのカクテルMojito(モヒート)娘さんはコーラ。
そしてお勘定は締めて日本円に換算すると約¥2500でした。ここでボクは大きなショックを受けます。
¥2500.....この数字はキューバの国民の平均月収だそうです!月収!です。 -
もちろんマリアさん一家は夫婦ともに医者ですから平均を大きく上回る収入があります。それでも.....月収はふたりで日本円に換算すると1万円に満たない。
つまり地元の人にとってこのホテルやわれわれのライフスタイルそして生活感覚はまるで雲の上の別世界なのです。
写真:ホテルの中庭 -
社会主義国家ですからおふたりともその生活や内情はあまり細かに語られませんし、こちらも会話がそちらに向かうことを控えました。
写真:ホテル裏庭から見るハバナの町。 -
3ヶ月間、日本で過ごしたマリアさん。慢性的な物不足のキューバから、物、物、物であふれかえる国、日本へ。日本で何を見、何を感じたか?そんな感想も聞いてみたかったのですが.....。
-
翌日ご主人の車でハバナ市内をめぐりました。
車も住まいも個人の財産ではなく、その権利を買う....みたいなシステムになっていて説明はうけましたがひじょーに複雑です。金銭による売買じゃなくて等価交換みたいな.....。未だによくわからん! -
Plaza de Revolucion 革命広場
チェの肖像を壁面にデザインした有名な内務省の建物はこの広場の、いやキューバのシンボル。
さてその隣りに通信省、ホセマルティ記念塔。国家の威信を示す場所なんだけど広場のアスファルトははがれて雑草が生えているし、広場の頭上を電話線があちこち通っているのが何とも…。「威信も貧乏には勝てない」というところか。 -
通りを中に入って一般市民の生活ぶりをちょっと垣間見ると、そこには人々の屈託のない笑顔と庶民の暮らしぶりが混在しています。
そんな人々の生活を見おろす国会議事堂。 -
Capitolio 旧国会議事堂
1929年に国会議事堂として建設された建物。あれっ?どこかで見おぼえがあるでしょう。アメリカワシントンの議事堂にそっくりです。(でも高さは17メートルこっちの方が高い。これを地元の人たちはエラく自慢します。) -
Capitolioの斜め向かいにある公園Parque Central。木陰のベンチに腰をおろしていたら女性が近寄って来たので、「アタシと....いいことしない?」とでも言われるかと思ったら、いきなり結婚!!を迫られた。マジで。(笑)
社会主義国から逃げ出して西側の国で暮らしたい....よくある願望です。 -
Museo de la Revolucion 革命記念館
-
革命記念館の天井部分の見事な意匠
-
ビンテージカー
ハバナではマニアにとっては垂涎の1950年代のビンテージカーが堂々と走っています。車って長持ちするんだなぁ。とつくづく思いました。でもエンジンが古いせいかガソリンの質が悪いのか(たぶん両方)町の排気ガスがひどいです。 -
これすごい!1950年代のStudebaker!
ボクが生まれる前だから実物は見たことないけれど、そのデザインは伝説として語り継がれています。
それがタイムマシーンみたいにボクの目の前にある。 -
もし「世界リサイクル国際会議」なんてのが開催されるとするならばその議長国にふさわしいのがこの国だと思いました。だってなにひとつ無駄にしないんですから。
-
La Habana Vieja オールドハバナ
昔のハバナの繁栄の中心となった一角ですが社会主義以降、経済の困窮からすっかり荒れ果てていたのをユネスコ世界遺産に登録されて以来、その復旧や修景作業が進められています。
(写真はオールドハバナの広場Plaza de catedral) -
ただ長年の社会主義体制下で建築の職人やその技術の継承が途切れてしまっているの
が悩みとか。 -
そして復旧に廻すだけの予算、つまり金もない。
-
El Moro モロ要塞
これは市街地側から眺めたモロ要塞。市街地の対岸にありハバナ港を守る要塞として築かれました -
El Moro モロ要塞
僕が行ったのは午前でしたが、きっとここへは夕方に行くといいと思います。
街を茜に染めながら海にゆっくりと沈む夕日を見終えるとその後はハバナの夜景が海上に浮かび上がるという具合。これは想像ですがきっときれいだと思います。 -
キューバの食事情!
これが食いしん坊の自分にとってこの旅行の最大の難題でした。まずレストランの数が圧倒して少ないのです。
もちろん美食の歴史など程遠いことは分かっていたものの、島国だから有名なキューバンロブスターをはじめとする海の幸と期待していましたがロブスターはすべて輸出に廻され現地で食べるのは至難のわざ。おまけに漁船でアメリカへ密出国をはかることを防ぐため漁業はすべて政府の管轄下にあって全く成り立っていないことが分かりました。それに冷蔵設備や輸送が整っていないことももうひとつの理由です。
(写真は修復を終えたオールドハバナ地区のスペイン統治時代の邸宅を利用したレストラン) -
霜降り肉でアゴの骨が退化してしまった日本人にはキューバの噛み切れない牛肉は太刀打ちできないし、町の通りあちこちで売っているハムサンドイッチは衛生面でおすすめしません。というわけで今回は助言なしです。
-
そんな中でこの La Lasona de 17 はマリアさんおすすめの超高級レストランです。キューバロブスター、海老、鯛のグリルと黒豆ごはん(コングリ)が18ペソ。われわれ日本人にはお値段も手頃。でも地元の人はとても行ける値段ではありません。
17th StreetとM Streetの交差点近くにあります。 (巨大なアパートの向かい側) -
この写真のあたりの家々はまだいい方で観光ガイドツアー(政府が監督している)ではなかなか見せてもらえない風景がひろがっています。
-
ただ不思議なくらい治安は良くて、ぜいたくさえ言わなければ食と住居と教育と医療は国が面倒を見てくれるためと、やたら警察官が多いためと思われました。
-
この一郭もオープン時は近未来をデザインしたショッピングモールだったのでしょうが朽ち果ててごらんのとおり。
-
そんな中で子供たちのイキイキとした明るさや溌剌とした笑顔があちらこちらで目にとまりました。
写真:集団登下校する子供たちの風景。なごむなぁ〜。 -
岸壁で魚を釣っていた少年。
-
オジさんの押すリヤカーに乗る子供たち
でも教育は無料とはたいへん聞こえはいいけれど...この子供たちは生後6ヶ月の時からカストロは父という教育を受けています。 -
これがキューバのコンビニだぞ!
ドリンクやヨーグルトが並んでいるはずの冷蔵庫(奥)もアイスクリームや冷凍食品が並ぶ冷凍庫(その左)もごらんのとおり空っぽ。
とにかく商品が乏しいのです。「他の店はこんなふうじゃないでしょ』と疑うあなた!残念ながらキューバにはコンビニは3軒しかなくてみんなこうです。
それでもここに買いに来られる人はごく限られたお金持ちだって。
入り口にはガードマンが立っています。(万引きするモノなんかなんにもないじゃん...) -
こちらは市場です。
庶民の食料の調達はこちら。でも並んでいる野菜の種類はトマト、きゅうり、たまねぎ、豆類ととても少ないです。
これはガソリンが高いので野菜はせいぜい10キロメートルぐらいの距離内で栽培されたものだから。ボイラーを使っての温室栽培なんてとんでもないし、野菜や果物を空輸するなど見当もつかないことなのです。
でもレストランで食べた野菜はおいしかった。化学肥料や農薬を輸入できないためすべてがオーガニックでまさにその季節(とき)に穫れた野菜なのだから。
トマトはトマトの味、ナスはちゃんとナスの味がしました。(あたりまえのことのようだけど忘れているんです) -
日本ではやたらと「旬のモノを食せ」だの「オーガニックで地産地消に限る」などと言うけれど、じゃぁそれに徹するとなるとかなりの我慢が必要となることを覚悟しなくてはなりません。
それがまさにキューバのこれなのですから。土のついたタマネギ、曲がったきゅうり、ふぞろいなトマト。今の日本の主婦のほとんどはおそらくこの市場では何も買えないと思います。 -
これは食料品店だけど肉なんか冷蔵庫に入れないで売っていました。
一部の先進国を除いて世界中のほとんどの国がそうであるように、あんまり食品衛生法なんていうのは守られておりません。キューバ人のたくましさに感服! -
ホテルは安心してよい!
ホテルの部屋もパスポートや現金は金庫に入れたとしても、机の上の腕時計やペンは大丈夫かな?という不安がありましたが、いろいろ訊くうちに安心と納得を覚えました。
つまり客室清掃係というチップの入る仕事を得た彼女(彼)たちにとって、それはキューバでは医者を超える収入なんだそうです。 -
そしてそれは家族はもちろんその両親、兄弟にいたる一家全体の生活を支えるカテになっているのです。だから彼女たちはちっぽけな出来心でこの仕事を失うようなことはしません。
ただ治安はいいと言っても「ころばぬ先の杖」の例えどおりやはり用心するにこしたことはありません。
ただ高級ホテルといえどもあくまで設備はベーシック。Heavenly Bedや液晶テレビなんてのは望めません。 -
Saloon Parisien ナイトクラブパリジャン
ホテルにあるナイトクラブは有名なコパカパーナ同様の華やかなラテンミュージカルレビューのショーが売り物。
ド派出な衣装、激しいダンス、ラテンとアフリカの情熱が混じるエキサイティングなステージでした。 -
Saloon Parisien ナイトクラブパリジャン
夜10時から12時まで踊り子たちの汗とエネルギーが直に伝わってくるようなショーが次から次へ続きます。 -
これがキューバの高速道路です。ハバナから東へ2時間。フロリダ海に突き出した細長い半島をキューバ政府が外貨獲得のため経済特区としてリゾート開発した高級リゾートヴァラデロへ向かいます。
-
Valadero 高級リゾートヴァラデロ
27ものホテル、12キロにわたるビーチ、ゴルフ場、水族館、マリーナ等々。信じられないくらい美しい海浜リゾートです。
でもここは従業員以外のキューバ人の立ち入りを厳しく禁止しています。それが甚く僕の良心を咎めました。 -
Hotel Blau Valadero
ヴァラデロリゾートが近年、少し落ち目になってきたのでその起爆剤として建てられた豪華なホテルブラウヴァラデロ。
全室オーシャンビュー。バルコニーが完全なプライベートの造りなので僕は思い切ってパンツを脱いでスッポンポンで陽に灼いたが、ビーチに行ったら何とビーチでスッポンポンで灼いている女性が沢山いた。
これには負けた!(でも美女とは言っていないからね) -
ビーチにはウィンドサーフィン、スキューバダイビングなどのマリンスポーツ。エアロビクスやサルサ、水中ポロなどすべて無料のアクティビティ。僕はウィンドサーフィンとスペイン語講座を受講しました。
-
ぼーっとしている心地よさ。ハードカバーを1冊読破。
-
コンピューターも携帯もない。何も考えずただただのんびり。せいぜい迷うことといったらビーチに散歩に出て、さぁ今日は右に行こうか左に行こうか、ということぐらい。
-
ランチの海老のバーベキュー。
-
1日ビーチで過ごしたら、夕日を見ながら散歩してバーで軽く一杯。夕食の後、また一杯...。なんという至福の時間!
滞在中は飲み放題、食べ放題という北米ならではのなんとも豪快なオールインクルーシブというシステムは言葉のうまく通じない外国では大変ありがたいのかもしれないけれど何かだんだんだらしなくなっていく自分に気がつきました。 -
ホテルブラウヴァラデロの客室。テレビにはキューバでは禁止されてるはずの敵国アメリカのCNNのチャンネルもあります。こんなのアリ?
いうなればここはもうキューバではないのです。僕がここで体感しているのはマウイ島かグアムのリゾートのそれと同じ。済州島やもしくはクルーズ船に乗っているのと同じことかもしれません。
残念なことにここでは外国旅行につきもののちょっぴりの緊張感とか少しの不安。それに発見や驚きを味わうことができません。それこそが旅の楽しさだと思うんだけれど。 -
キューバの人たちは平均月収わずか2500円という低い生活レベルを余儀なくされていました。
「いつもは安くて豊富にあるバナナも去年のハリケーンで木が倒されてしまって全然市場に出てこない。」と言う声をハバナで聞いたけれどそれがまるでウソみたいにここでの朝食には山ほどのバナナがあります。観光客はそのバナナも見向きもしません。
電気量が制限されて薄暗いハバナの町に比べるとここは夜空の星が見えないくらいに煌々とした光の洪水。
ひとつ同じ国の中に全く別の世界が存在していました。そしてこのリゾートの世界をキューバの人たちは知らないのですよ。
(写真はホテルブラウヴァラデロの12階まで吹き抜けのロビー) -
ガイドいわく「われわれキューバ国民は外国からのみなさまがヴァラデロで心から楽しんでいただけるようそのための我慢や協力を惜しみません」だって。
ホントかな?
僕は心が痛んだ。ハバナの人たちにこのヴァラデロを見せたらみんなこの現実を信じないと思う。 -
旅のヒント集
入国審査について
入国審査は観光客であれば問題なく通れます。但しすべてにフリーパスというわけではなく無作為に別室に連れて行かれてスーツケースを開けて審査をうける人も出てきます。
別に密輸をしているわけでもなく審査をうければ平気なんだけど、問題はそれにかかる時間のロス。。「そこで待て」と言われて15分。別室に入ってから待つことさらに15分。スーツケースを開けて質問されてこれに15分。
ではどんなスーツケースがこれに引っかかるのかをお教えしましょう。
ベルトコンベアに乗って出て来た自分のスーツケースを受け取ったら、出発地で荷物をチェックインした時に航空会社がハンドルに巻くバーコードのリボンをもう一度注意深く見てください。
そのバーコードの上にさらに厚さ2ミリほどの通常の航空会社のバーコードと異なるシールが貼られていたらあなたは特別審査を受けることになります。
(写真の丸で囲んであるのがそれ。通常のバーコードの上に別の小さなバーコードが貼られているのがわかるでしょ。)
>>>次へつづく -
ではどうすればこれを逃れられるか。
その小さなプラスティックのバーコードをはがしてその場に捨ててしまうのです。(まちがってもポケットなんかに入れないように)
そうすれば出口の係官に税関申告用紙を渡すところでピッピッと機械が鳴ることなくすんなり通って外へ出られます。
キューバの税関はX線透視カメラなんて高度な技術がないので、荷物をベルトコンベアに乗せる時に「ンー、これは重いし何かあやしいぞ」というスーツケースにその発信機のついたシールを貼るわけです。
これはデパートやコンビニの出入り口にある万引き防止機と同じモノ。だから通過する前にそれを捨ててしまえば難なく通れるというわけ。
僕の友人がこれに引っかかってなぜ俺が大丈夫だったのにヤツがひっかかったのか、ふたりで荷物を徹底検証したら判明しました。
(写真は、ド田舎の空港のくせになめたマネしやがって!のヴァラデロ空港の夕暮れ) -
現地調達は不可能!
出発前のスーツケースの荷造りを終えた後で入れ忘れた物や買い忘れた物。「まぁいいや。向うに着いてから買えば…」という甘い考えはキューバには通じません。
僕は歯ブラシを忘れたために1時間も町をさまよい、ようやく見つけたコンビニがさっきお見せしたようにコレだもの。(写真) -
キューバの通貨について
キューバは観光客を一大収入源としているのでズルい二重通貨制をとっています。つまり外国観光客が使う通貨とキューバ人が使う通貨は違うカラクリ。
だからさぞかし何でも安いんだろうなぁ。と思ったら大まちがいで外国人であるわれわれにとってのキューバの物価は日本と変らないかむしろ高いかもしれません。
かりにあなたがレストランで3000円のお勘定を支払ったとすると、それだけで既にキューバの人たちの平均月収を上回る金額になっていることをお忘れなく。 -
キューバの人々は貧乏です。でも貧困ではありません。伝染病がはびこり子供たちの教育がうけられないのが貧困だから。
貧しくても少し誇り高い人たち。でもそれを「清貧」なんて呼んだらそんなのはしょせん金持ち日本人の感傷にすぎないと一笑されそうだな。 -
じゃあキューバの国民は幸せなの?という問いには答えはありません。
幸せの尺度なんてみんなちがうでしょ。この日本にだって自分を不幸と思ってる人はたくさんいるもの。
ただお金を幸せのシンボルと思っている人、あふれる物を豊かさの象徴だと信じている人にとってはキューバはつまらない国ですよ。そういう人は.....行くのはどうぞお止めなさい。
(写真はウィンドーに貼られていた革命50周年のポスター)
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (11)
-
- angieさん 2012/03/23 00:55:37
- なるほど。。。
- キューバ旅行記参考になりました。
実は当初は、この2月アラスカORキューバで悩んでたんです。
一応キューバも申し込んでたんですが、時期的なものだし・・・と
先にアラスカのオーロラをチョイスしてキューバはキャンセルしました。
なので、キューバはいずれ行くつもりだし非常に興味深く見せて頂きました。
食事が一番気になってたのですが観光客は大丈夫そうですね。
ひとつ質問なのですが。。。
キューバ入国すると後々アメリカ入国審査が厳しくなる・・・なんて事は全く心配無用ですか?
angie
- さすらいの食いしんぼうさん からの返信 2012/03/23 08:13:13
- RE: なるほど。。。
- angieさんへ、
ご質問から先にお答えしますね。
> ひとつ質問なのですが。 キューバ入国すると後々アメリカ入国審査が厳しくなる・・・なんて事は全く心配無用ですか?
無用ではありません!これはタイヘンなことです。ですからキューバ側も心得たもので入国の際に記入するフォームにスタンプを押してパスポートにはさんで渡してくれます。そのフォームはキューバ出国の際に取り上げられますからキューバに行ったという記録は残らない、仕組みです。
ついでにクレジットカードはAMEXはキューバでは使用不可ですし、VISAなんかもアメリカの銀行がからんでいるものはダメです。またGPS機能のついた携帯やコンピューターの持ち込みも不可とは言いませんがトラブルのもとですから避けた方が無難です。
食事はあまり期待できませんが、それは旅行に山海の美味珍味を求めるわけではない、と開き直りさえすれば大丈夫ですよ。
キューバ....なかなか面白い旅先だと思います。
サス
- angieさん からの返信 2012/03/23 13:28:50
- RE: RE: なるほど。。。
- サスさん、
早速のお返事ありがとうございます!
やっぱりそうでしたか。スタンプに関してはイスラエルと同じ方式ですね。
食事に関しては、基本的に海外では『山海の美味珍味』は求めていないので大丈夫ですっ!
よーし、行くぞ〜!
夏はハリケーンが恐いので秋以降ですね。
その時はまた質問するかもしれませんが何卒宜しくお願いします<(_ _)>
angie
-
- ten-yasuさん 2012/02/04 22:41:37
- 参考になりました
- こんにちは。
ハバナのホテルについて質問した、ten-yasuです。
メッセージをいただきありがとうございました。
旅行記は出発前に参考になりました。
かなり物不足が深刻そうなので、トイレットペーパや薬、歯磨きなどは忘れないように気をつけます。
-
- tartaさん 2010/10/03 21:55:25
- いつかキューバへ
- さすらいの食いしんぼうさん
こんばんは。
キューバ旅行記、じっくり読ませていただきました。
僕にとってキューバとは、憧れ、でもあまりにも遠い存在でしたが、さすらいの食いしんぼうさんのおかげで、垣間見ることが出来ました
「アメリカの鼻先で突っ張ってる」、なんと、かの国を適切に表現するものかと、いつもながら感心してしまいました
決して経済的には豊かではないと思うのですが、何かこの国って誇り高いような気がして今でも魅力的に感じます(食事はNGですか?食事がきついとちょっと後ずさりしそうです(笑))
あと、旅のヒント、とっても面白かったです、これは役に立ちますねぇ(#^.^#)
では、またお邪魔しまっす(^^)/
追伸:この前の出張は早朝出発最終着で、「全食 駅弁」でした!(笑)
- さすらいの食いしんぼうさん からの返信 2010/10/04 03:49:11
- RE: いつかキューバへ
- tartaさんへ、
書き込みをいただきましてありがとうございました。
実を言いますとこのご返事を書くにあたりましてどう書いたものやら、いささか思案に暮れております。(というワリに即レスですが)
と言いますのもtartaさんの旅行記を拝見したのですが、やはりtartaさんの旅先とかお泊まりになってるホテル、お食事先なんかを見ますと、軽〜いノリで「ぜひキューバに行ってください!」とは言えず、かといって興味ある国ではありますし…。
そこでアドバイスさせていただくなら、なんせお忙しいご身分ですから旅行期間が限られます。リゾートは外していただいて、ハバナを集中的にごらんになればよいのではないか、と。(リゾートはどこも同じですし、それならカンクーンやロスカボスなんかの方がはるかに洗練されています)
旅の時期としてはみなさん避寒を期待されて1月〜2月を選ぶようですが、カリブ海でも北に位置するキューバは時おり寒波(といっても10℃ぐらい)におそわれることはあまり知られておりません。これに当たると暖房はない、冬物衣料など全くないこの国で旅行者は悲惨なめにあいます。また夏から秋にかけてはハリケーンの通り道になりますから避けた方がよさそうです。こういったところでしょうか。
ン〜。でも心のどこかでまだ旅行記で「垣間みる…」程度の方がいいかもしれないですよ、と腕を組み、首をかしげて考えております。正直なところ。
ボクはですね、こうしてtartaさんとタメぐちきいておしゃべりしているわけですが、(失礼なヤツでしょ)これ、実社会であったなら(インターネットでなかったら)絶対ありえない、お近づきになることもできない方だと思うのですよ。
そんな中で自分がおそらく行くことができないところ、見ることができないもの、体験など不可能なことをやってくれて、それを自分が画面を通じて共有できる…。これはtartaさんの旅行記に限ったことではないのですが、そういう点でこの4トラにはとても感謝しています。
そしてこれからもどうぞよろしくおねがいいたします。
追伸:「全食駅弁」!それは残念。これはtartaさんご自身もですが、美食レポートを期待していたボクにとっての残念でもあります。(笑)
さすらい
- tartaさん からの返信 2010/10/04 22:16:24
- RE: RE: いつかキューバへ
- さすらいの食いしんぼうさん
こんばんは!ご丁寧なお返事、本当に有難うございました!!
日本に住む私にとって、そのほぼ真裏に位置する中南米というのは、遥かなる憧れの地です。
イメージが先行しているのかもしれないのですが、そこは日本の常識は全く通用しない、しかし、だからこそ得られるものがあるのではないかといつも思っていました。
その第一歩として訪れたのが、中南米の入り口であるメキシコシティ、そしてカンクンだったのですが、ここはあまりにも安全(快適)な場所であったのかもしれません(メキシコシティでは、ちょっとゾクッとする場面がありましたが(笑))。
本当は、カンクンからちょっとだけでもいいので、キューバに行ってみたかったのです(地理的には目と鼻の先ですし)。
しかし、まず地球の裏側近くに行くことで、その先にある憧れの地は次の楽しみにすることにしました。
私は、「旅とは決して後悔しないこと」を信条とし、どんな場面も「これも旅」と思うことにしています。
ですから、さすらいの食いしんぼうさんのアドバイスを携えてキューバに行き、それでも何かあっても「これが旅」と思うと思います(生きて帰ってくればという条件付きのところがまだ覚悟が足りないですかね(笑))。
本当に有難うございました。いつになるか分かりませんが、キューバ、やはり行ってみたいと思います。
> ボクはですね、こうしてtartaさんとタメぐちきいておしゃべりしているわけですが、(失礼なヤツでしょ)これ、実社会であったなら(インターネットでなかったら)絶対ありえない、お近づきになることもできない方だと思うのですよ。
そんなわけないじゃないですか!
さすらいの食いしんぼうさんとは、誕生日も近いですからきっとお話しがあうと思いますよ(実は、私、予定日は5月5日だったのですが、グズグズしていて1週間遅れで出てきたのです(^_^;))
また、色々と教えてください。
tartaより
-
- りさがすさん 2009/07/07 02:14:00
- とても参考になりました
- はじめまして、りさがすと申します。
今年の11月に主人のリフレッシュ休暇を利用してキューバを旅行する
ことになりました。
旧市街の街並みを観てみたいのと、salsaやラテン音楽好きなので
以前からキューバに憧れを持ち続けています。(その割に革命の
歴史などには疎いのですが・・・)
さらに、昔語学学校でクラスメートだったキューバ人の新聞記者の方が
とても知的で良い感じの方だったのと、彼が「貧しいけれど、とーーっ
ても素晴らしい国だよ!皆フレンドリーなんだよー!」と言ってたので
ずっと行ってみたいと思っていました。
↑↑
そうでしたか!?
今からとても楽しみにしているのですが、何せ情報が極端に少なく、
旅行会社の方も軒並み「詳しいものがおりませんで・・・」な
対応で、ホテルすら決められないなど心許ない限りです。
実際、ネットでもキューバのホテル予約は出来ないことが多いです。
さすらいの食いしんぼう様の日記は、そんな私には本当に参考になり
ました。
良いところ、メディア的には伝えづらいところなど、正直な感想を
書いていただいてるのでとても有り難いです。
コンビニ情報とかレストラン事情など。
できればもっと詳細をお尋ねしたいぐらいです。やっぱり色んな
意味で心配でして。。。(^^;)
初対面なのに長々と失礼いたしましたm(__)m
- さすらいの食いしんぼうさん からの返信 2009/08/21 22:37:30
- RE: とても参考になりました
- 僕はページの確認をほとんどしない怠け者でありまして、ず〜っとほったらかしになっていたんでしょうね。ごめんなさい。ごらんいただいてありがとうございました。
キューバ旅行は遠いですが日本と正反対のところがあっておもしろい国です。「皆フレンドリーなんだよー!」というのはやはり少しはスペイン語がしゃべれて意思の疎通ができてこそ言える、と思いますが、あんまり旅先でフレンドリーな奴が近づいて来たら要注意と思っていますから、これは何ともいえません。
でも僕が知り合いだった北大へ派遣されていたキューバからの研修医の女性もりさがすさんのお友達同様に知的で(医者だからあたりまえだよね)ハバナで再会を果たしました。
旅を終えて思ったことは、今の日本人の閉塞観にはキューバ人の陽気さがうらやましかったし、キューバ人のいい加減でなまけものなところは日本人の生真面目さを学ぶべきで、双方の血を輸血しあうとちょうどいいのかもしれません。
それでは今回はこんなところで。どうぞよい旅を!
> はじめまして、りさがすと申します。
> 今年の11月に主人のリフレッシュ休暇を利用してキューバを旅行する
> ことになりました。
>
> 旧市街の街並みを観てみたいのと、salsaやラテン音楽好きなので
> 以前からキューバに憧れを持ち続けています。(その割に革命の
> 歴史などには疎いのですが・・・)
>
> さらに、昔語学学校でクラスメートだったキューバ人の新聞記者の方が
> とても知的で良い感じの方だったのと、彼が「貧しいけれど、とーーっ
> ても素晴らしい国だよ!皆フレンドリーなんだよー!」と言ってたので
> ずっと行ってみたいと思っていました。
> ↑↑
> そうでしたか!?
>
> 今からとても楽しみにしているのですが、何せ情報が極端に少なく、
> 旅行会社の方も軒並み「詳しいものがおりませんで・・・」な
> 対応で、ホテルすら決められないなど心許ない限りです。
> 実際、ネットでもキューバのホテル予約は出来ないことが多いです。
>
>
> さすらいの食いしんぼう様の日記は、そんな私には本当に参考になり
> ました。
>
> 良いところ、メディア的には伝えづらいところなど、正直な感想を
> 書いていただいてるのでとても有り難いです。
> コンビニ情報とかレストラン事情など。
> できればもっと詳細をお尋ねしたいぐらいです。やっぱり色んな
> 意味で心配でして。。。(^^;)
>
> 初対面なのに長々と失礼いたしましたm(__)m
-
- 白い華さん 2009/05/05 21:02:39
- キューバって なかなか 行けないので・・・。
- 今晩は。
キューバの 旅行!って なかなか 行けないので、
詳しい 解りやすい・・・キューバの 実情! が とっても ため! になり 楽しめました。
美しい 写真と、 素敵な コメント・・・
「さすらいの食いしんぼうさん」の 次に 旅する人! への サービス 精神! も ソコココに 感じることが 出来ました。
ボーイング社 見学!の 「コンコルド 見学」も
楽しめました。
最後に なりましたが、お誕生日! おめでとう ゴザイマス。
これからも ヨロシク お願いします。
- さすらいの食いしんぼうさん からの返信 2009/05/07 23:14:43
- RE: キューバって なかなか 行けないので・・・。
- 見知らぬ方から誕生日のお祝いのことばまでいただきちょっとびっくり!そしてちょっとうれしくなるご指摘もありがとうございました。
僕の旅先は「なかなか行けない」と言うよりも「あんまりみんなが行かない」ところが多いので、やはりついつい次に旅する人への思いが浮かんでしまうわけです。マイノリティー同士のささやかな連帯とでもいいましょうか。それではこれからもどうぞよろしくおねがいいたします。
僕の次の旅は「チリでウニを腹いっぱい!」を11月に予定しています。(ウニを入れたちり鍋で一杯やることではありません。念の為)
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ハバナ(キューバ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
11
63