絶景を求めてアルゼンチン縦断その０５～パタゴニア／ペリト・モレノ氷河

2008/12/29 - 2008/12/29

いよいよ本日の最後、ペリト・モレノ氷河に向かいます。

改めてですが、氷河は山に積もった雪が氷となり、重みで谷へと流れ出したもので、ペリト・モレノは豊富な降雪と比較的高い気温で氷河の動きが速いのが特徴です。
夏の１２月から３月に氷河の崩落がよく見られます。

またここの氷河は自重で圧縮されて気泡もないため普段の雪のように光の反射・拡散がなく白く見えません。
更には不純物が少ないため、青白く見えるそうです。

ペリト・モレノは天気が悪いことも多いらしいですが、天候にも恵まれ、素晴らしい景色を堪能することができました。

エリア ロス・グラシアレス国立公園周辺(アルゼンチン)

旅の全体像はこちらから
http://4travel.jp/traveler/-196-196-196-196/album/10300657/

地層が激しくうねっています。

ボートは快調にロス・テンパノス水道を走ります。

氷河を見に行く途中とは思えないほど穏やかな風景

両岸の風景は見飽きることはありません。

雪の模様がきれい。

音を立てて風になびくアルゼンチンの旗。
国旗と風景が同じ配色。

左前方にペリト・モレノが見えてきました！

14時30分、ペリト・モレノ氷河の右岸側に到着。

凄い！！スケールが全然違う。

これまで見た氷河とは氷の体積が全然違う。

あまりの美しさに息を呑みます。

氷河の高さは50Ｍ、20階建てのビルに匹敵します。

右端の方で小さな崩落が！

みんなデッキに出て雄大な自然に見とれています。

移動しながら所々でボートが一回転してくれます。

氷河の先端にズームアップ

山に積もった雪が氷となり、重みで谷へと流れ出す途中でひずみが生れ、クレバス（割れ目）やセラック（氷の尖塔）を生み出します。

左側に見えるのが展望台からの遊歩道

芸術作品のような氷の彫刻

中央部は一日に2Ｍも前進します。

美しさはまさに神秘的

尖った氷の塔、セラック

これから花びらを開こうとする巨大なつぼみのように見えます。

左端はマガジャネス半島との接岸部分。
ここからは見えませんが、この奥にペリト・モレノ氷河の残りの半分があります。

崩落を待ちますが・・・、なかなか来ない。

寒いので船内に戻る人が多くなったようですね。

氷河の絶壁

絶壁が船に迫ります。氷河の崩落とその後の津波で命を落とした人がたくさんいるそうです。

15時30分ボートは帰路につきます。

また4日後に来るからねー。

16時20分プンタ・バンデーラに戻ってきました。
これが乗り込んだ船です。

大満足のツアーでした！
バスのところまでぞろぞろ歩きます。

17時過ぎエル・カラファテのミヤザト・インに戻りました。