原チャでゴー第４９弾−蛸喰ったどー！下津井港寒風編−

2009/01/24 - 2009/01/24

！…寒さ故に益々短くなるご挨拶…次は！か？（…意味分かんねーよ…。）

…寒いです…懐が…あ、ちゃうちゃう、んー？否定は出来ないか？あー、それでは懐同様，心が寒いです…今度は心かい？心はねー、３６５日オールシーズン氷河期だからねー、はははは…あー、空しい…。

と言うことで、寒い心に仄かな灯火を灯すべく、旅に出ます…探さないでね…こらこら、現実逃避してどーする？

ははははは…寒いとね自然とテンションが下がってくるのよ…マリアナ海溝並に…ある意味スゲー、で、テンションを瀬戸内海並に引き上げるにはね…やっぱ…旨い食べ物しか無いでしょ，ねえ，旦那…。（…だからー旦那って誰よ？）

本日も寒風吹きすさび，最悪の現チャ日和…が…行くのだ！南に旨いものあれば海を渡り，北に旨いものがあれば山をも登る…現チャは走る何処までも！…って何処よ？

エリア 鷲羽山・児島・瀬戸大橋周辺(岡山)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: バイク

本日快晴なれど…無茶寒いですー…気温も…懐も…心も…。

で、今年のモットー「環太平洋地域からの脱却…目指せヨーロッパ…。」遙か彼方欧州の地において、広く見聞を広め、人としての器により一層の磨きをかける…ははは…冗談、冗談…どーせ俺の器なんて…器なんて…グスグス…ヨーロッパ何か大嫌いだー！！（…瞬時にして、モットー崩壊…。）

と言うことで、相も変わらず、コテコテの日本です…それもコテコテの地元…下津井です…今回もコテコテ満載でお送りいたします…ちくしょー！！

瀬戸大橋…こんな間近にあるのに…原チャで行けねー

斯様な差別行為は、警察組織のマイノリティーである原チャ愛好者に対する明らかなる挑戦行為として捉え、ここに断固として徹底抗戦を行うこと宣言…当面の活動方針として、

「交番のお巡りさんにあかんべをする。」

と言う、小さなことからコツコツと作戦を実施予定…。

同志諸君の更なる健闘を祈る！（…しょぼ…。）

人気のない港…ひ・と・け…ですからね…漢字を正しく使おう月間推進中…個人的に…。（…何なんだそりゃ…。）

人っ子一人、犬一匹、猫一匹、パンダ一匹（…そりゃ、いねーだろ…。）居ない、静寂が辺りを支配する世界…ああ〜、下津井海峡冬景色〜♪…カーン！…鐘一つかい？

むかし下津井回船問屋…。

江戸時代に金融業と倉庫業を営んでいた荻野家の分家の西荻野家の住宅を明治初期に回船問屋高松屋（中西家）が取得したもので、商家の母屋やニシン蔵として使われていました。

建物の内部には、母屋を中心に、むかしの下津井にまつわるさまざまな資料を展示しています。

また、下津井の歴史・文化、観光情報を提供する「いんふぉめーしょん館」、小イベントもできる「蔵ほーる」、地元の特産物を販売する「しょっぴんぐばざーる館」などがあり、目的に応じてご活用いただけます。

皆様のご来館をお待ちしています。

…だそうです…ちなみに只です…でも、下津井の皆様の期待とは裏腹に誰ーれも居ませんでした、猫の子一匹、パンダの子一匹（…まだ言うか？）…受付の人さえも…。

ヨーホー！ヨーホー！海賊暮らし〜♪…ブラック・パール号です…な、訳ねーじゃん、で、北前船です…ああ、夢が無い…。

江戸時代の下津井は商港であり西日本各地の船はもとより、北前船が寄港しました。

北前船は”一航海一千両の利益”といわれる程、その稼ぎは大きかったといわれます。

北海道でとれたニシン粕、かずのこ、昆布などを満載して日本海を越えてきた北前船が留まるたびに沸き立つようなにぎわいが下津井をおおっていました。

だそうです…今回の旅行記は「だそうです」の在庫一掃大セールを予定しております、幸ご期待…。（…ああ、何てネガティブな旅行記…。）

人気がない…ひ・と・け…ですからね…引き続き正しい漢字を使おう促進月間展開中…個人的に…。（…意味分かんねー？）

無人です…観光客はともかくとして…受付の人も居ないというのは…如何なものかと…この状態ですと、いきなり無頼の輩が部屋に上がり込んで、畳の上で芋虫ゴロゴロされても、コサックダンスを踊られても…誰も止める者が居ないではないですか？

…じゃ…取り敢えず俺がコサックダンスをば…。（…お前がしてどーする？）

ああ，懐かしい…日本人の琴線を掻き鳴らす原風景…。

開け放たれた障子から差し込む，冬の仄かな日差し…ズズーッ渋茶を啜りながら膝に抱いた猫の背中を撫でながら，暫し睡む…ああ，これこそ理想の老後じゃねーですかい，ねえ，旦那？（…毎度毎度のことながら旦那って誰よ？）

無人の資料館に飾られる品々…。

古に漁町の暮らしを彷彿させる品々…で，誰もいねーよ…ああ，下津井の未来が案じられます…が，お陰で誰に遠慮することなく，写真撮り放題…こーんなアングルやあーんなアングルや…。

…が，資料館故に，こーんなアングルやあーんなアングルも全く無意味…ああ，空しい…。

キーワードは閑寂…。

本日のキーワードは「閑寂」…冬真っただ中，しかし休日，しかも天気は上々…これらの要素が複雑に絡み合い…結果，閑寂…おいおい，岡山県民を始め数多の旅人の皆様は何処へ？

…ＴＤＲやＵＳＪの最早儀式とも言える長蛇の列に並んでいる貴方，そう，あ・な・た…ここ，穴場ですよ…待ち時間ゼロ…何処を眺めてもゼロ…何処に入ろうともゼロ…あー，何だか言ってるうちに空しくなってきたのは，気の所為？

軒先に吊るされるタコ…。

新鮮なタコを広げ天日干しにすることよって，タコの凧が出来上がります…下津井では子供たちが正月にこの凧を揚げる風景があちらこちらで見られます，ああ，何て牧歌的風景何だろう…嘘です…全く…。

下津井節（…音戸？音頭？）を踊る博多人形（？）

…何げに”？”が多々見受けられますが、気の所為と言うことにしておきましょう、気の所為、気の所為、はははは…。（…何時もながらの誤魔化し…。）

なかなかこれだけ充実した郷土資料館も珍しいです、しかも只（…点数高いです…世知辛いこの昨今…何と奇特な…。）、なのに、誰もいねー…。

…と言うことで、博多人形に倣い、踊ってみましたよ俺、下津井節…あ〜、下津井港はよ〜♪…嘘です…。

昔を偲んだ写真が壁一面に…。

下津井港が栄えていた頃の、在りし日の姿が焼き付けられています、ああ、ノスタルジー…なかなか良い写真です、同じ写真を撮る者としては…・・・・・ハ〜…

…如何にして情感を伝えられるか、そこにいた人達の「喜び」「悲しみ」「怒り」等様々な感情を共有できる画が撮れるか…俺は…ひよっこです…。

在りし日の下津井港のジオラマ…。

当時の雰囲気がリアルに伝わってきます…俺好きです…貴方のことが…違った、ジオラマ、ジオラマだ…ぶきっちょさん故に憧れます…。

…アキバのフィギュアとはまた違った、温かみのある作品…あ、アキバのも…いいけど…。

夏祭り…。

昔は商港、漁港として大層賑わってたんだろうなー、的な感情が直に伝わってきます…夏祭りかー…・・・・・・・…昔は俺の町内でもやってたのになー、街は近代化と共に色んな物を忘れ去って行くんだよなー…何となくセンチメンタル…。

…本日、待望の昼食…。

ここ、むかし下津井回船問屋には、資料館を始め、小イベントが開催できる「蔵ホール」、地産品を販売している「しょっぴんぐばざーる館」、そしてー、漁港ならではの魚が味わえる「ふく蔵」まであり、まさに踏んだり蹴ったり…あー、ちゃうちゃう…至れり尽くせりじゃん（…べたなギャグやなー…。）

…なのに、誰もいねー（…本日のキーワードＰＡＲＴ２…「誰もいねー」）

生唾ゴックン…。

この画を見て生唾飲まねー奴は人間じゃねー，といきなり独断と偏見に充ち溢れた発言…ウーン，何とも旨そうな匂いが辺りに立ち込めているではないですか，それも俺一人独占…だって誰もいねー…。

…と言いつつ，当然タコを煮た人はいる訳で，

「あー，お兄ちゃん，今日はタコ飯炊いとるからなー，運がええは…。」

…ムムム…タコ飯は定番メニューでは無いのか…さすればこれは天が我に与えたもうたサプライズ…，

「じゃ，それお願いしまーす！」

なかなか凝った店構え…でも，誰もいねー！

本日何度目か既に両手に余るキャッチの連発，ああ，全国のトラベラーは今頃何処をうろついていると言うのだろーか？大手公告店の巧みなキャッチ「そうだ京都，行こう。」（…何ら変哲も無いと思うのだが…？）に乗せられて，底冷えのする京の寺社巡りに精を出しているのだろうか…？

タコ飯参上…。

かなり大ぶりな椀に盛られた、タコ飯…ああ、よだれダダ漏れ状態、パブロフの犬さえ恐れをなして逃げ去ると言う有様…。

…じゃ、頂きまーす！

ガツガツガツ、ムシャムシャムシャ…んー！旨い！旨過ぎー！惜しげもなく大量投入されたタコのぶつ切り、噛めば噛むほど、タコの旨みが口いっぱいに広がって、ああ、幸せすぎ、神様有り難う…、タコの旨みをふんだんに吸い込んだ飯、季節の野菜、そしてタコ、タコ、タコ、これらが渾然一体となって醸し出す味のハーモニー…ああ、じあわぜー…。

サイド・メニューでタコ天注文…。

タコ天って…こんなに旨いの？…屋台で売っているタコ天とは天と地ぐらいの差が…軽く振られた塩、そしてレモンを搾り…モグモグモグ…う・う・う・旨めー！

新鮮なタコ故の歯ごたえと旨み、サクサクの衣を噛み締めれば、口中に広がるタコの旨みと油が一帯となり…ああ、し・あ・わ・せ…。

タコ飯とタコ天…メニューに無い、裏メニュー頂きましたぜ…。

新鮮なタコが手に入った時だけに現れるという、幻のメニュー、ああ、何てラッキーな俺…で、未だ誰もいねー状態継続中なのだが、残りは誰の口に入るのだろうか？
他人事だけどちと心配…下津井の行く末とタコ飯の残りを憂える俺…。

抜けるような青空…しかし、誰もいねー！

で、祇園神社…京都の八坂神社（…祇園神社から改名）を総本社とする全国各地の祇園神社の一つ…江戸時代には北前船業者の崇敬を集めたそうだが…今はその面影もなく、閑寂の世界にどっぷりと首まで浸りきってる有様…ああ、下津井よ何処へ行く？

青い空、青い海…そして瀬戸大橋…。

祇園神社からの眺望はなかなかの物です、瀬戸の多島美を存分に味わえます…それも只で（…当たり前か？）…。

…と言うことで、今年の旅のモットー「地球に優しい旅、懐に優しい旅、自分に優しい旅」トリプル優しい旅、好評につき展開中…。（…って、誰に好評なのよ？自分じゃねーか？）

で、本日の経費（…ガソリン代除く）１３００円（…ふく蔵にて昼食代）、ああ、何てエコな旅ざんしょ…。（…あー、エコと言うよりも、単なるケチなだけちゃう？）

教経が怒りしときの顔思へば波さへ騒ぐ下津井の海

平家随一の猛将であり、源義経のライバル的存在として「平家物語」に描かれている平教経…平安時代末期、西国の各地でも平家に叛く動きが起き、下津井に陣を張っていた教経の元へ阿波国、讃岐国の在庁官人が源氏に通じ、兵船１０余艘で攻めかかった…

「契りをたがえるとは許せん、一人残らず討ち取れ」

と教経は激怒し、これを打ち破った…。

で、その時の教経の心境を詠んだのがこの石碑だそうですー、ああ、何てためになる旅行記なんだろー、誰も言ってくれないので自画自賛…。

シーサーのお友達？

…何だか分かんないけど、格好良かったので画に収めましたよ…。

シーサーの友達？和製ガーゴイル？鬼瓦？…何にしろ破邪を目的に屋根に載っけられたものと推測…然らば何故に俺に向かって威嚇のポーズをとるのよ？俺は邪か？…ははは…どーせ俺なんて…俺なんて…グスグス…。

冬真っ直中…でも、春の息吹が…。

…寒いです…寒いです…海から吹き付ける風は身を切るように冷たく、俺の心は凍り付いています…ああ、誰か俺の心に灯を灯してくれないかな…只今多数募集中！（…こらこら、セクハラおやじが…。）

…と言うことで、早咲きの梅の花がちらほら花を咲かせてます、次は向日葵ですね…早っ！…ははは、如何に地球温暖化でも無理かー？（…あんたの頭には年がら年中向日葵が咲いてるよ…。）

この旅行記へのコメント （8）

• M-koku1さん 2009/02/02 23:36:43

  ET?

  pianoさん
  
  これはETに似てるようにも思いました。
  セサミストリートの人形にも似てるような…
  ガーゴイル然り。　(漢字強化月間続いていますか〜？）
  
  でも日本の瓦の上にちょこんと乗っているのでしょう?
  
  面白いですね。
  
  では　M

  pianoさん からの返信 2009/02/06 17:05:37

  こんちはー

  楽しいものを発見しました…旅とは発見の連続です…俺のような無知なものには新鮮な驚きがあり、無知もそれなりに楽し、って感じです…。
  
  で、和製ガーゴイルと決定（…決定かい？）、日夜邪なものから寺を守るべく瓦の上から睨みを効かせています…ガルルルル…。
  
  と言うことで、漢字強化月間引き続き継続中、ん？引き続きと継続は重複しているのでは？正しい日本語強化月間も展開します！
  
  では、良い旅を。

• 吉備津彦さん 2009/01/31 20:33:38

  蛸に酔い　蛸に恋する　下津井さ

  　美味しそうですね。
  
  蛸のてんぷらは私の大好物です。

  pianoさん からの返信 2009/02/02 15:08:59

  こんちはー

  旨かったですよー、やはり捕り立てのタコは歯ごたえ味共に全然違いますー、値段も違ったけど…。（…ケチやなー…。）
  
  では、良い旅を。

• worldspanさん 2009/01/31 19:45:12

  200回お越しいただきまして・・・

  pianoさん
  
  200回をお越しいただきましてありがとう御座います。今後ともよろしくお願いいたします。
  下津井港は戦前まではかなり栄えていたそうで、その昔漁師の遊び場として、貧しい農家から売られて来た女性がいたりする遊郭もあったそうですよ。
  

  pianoさん からの返信 2009/02/02 15:05:25

  こんちはー

  こちらこそ、今後とも末永いお付きあいの程よろしくー！
  
  遊郭ですか…下津井節の中にも、歌われているそうですね…盛り場に付きまとう悲喜こもごも…。
  
  …今は、その面影もなく、閑寂の空気が辺りを覆い尽くしてます、なかなか風光明媚な所なのに、惜しいものです、タコ喰いに来てくれー！
  
  では、良い旅を。

• だいちゃんさん 2009/01/31 05:45:50

  タコと言えば・・・

  　
  　私が住んでいる九州福岡県北九州市と本州山口県下関市との”関門海峡”の「マダコ(本ダコ)」･･･は、明石の”タコ”に負けず劣らずですよ♪
  
  　”関門海峡”の激流の中で育った「真蛸」は体長７０cm以上にもなり、その上身が締まって”美味”です。
  
  　北九州には周年を通じてその「真蛸」だけを釣る”タコ師”が多いですよ！
  
  　

  pianoさん からの返信 2009/02/01 13:03:36

  こんちはー

  ウーム？タコ師ですか？タクシーの友達みたい…。（…全然ちゃうやん…。）
  
  タコ一つにしても県民の愛着心があるのですね…俺は限りなく愛県心の薄い人間ですが、幼い頃からタコは下津井と聞かされ、喰ってきました…旨いです…比較したことはないですが…。
  
  だいちゃんさんは大の釣り好きだから、そこら辺の事情には精通しているのでしょうね、俺は潜り専門だから…ん？未だ海でタコに出会ったことねーなー？
  
  では、良い旅を。