2008/12/26 - 2008/12/31
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みんちんさん
いつかは行ってみたいと漠然と思っていた「サハラ砂漠」。だって『星の王子さま』の世界だから。とはいうものの、北アフリカは遠いし、砂漠までどうやって行くのか、具体的なイメージが湧かないまま、しばらく放置。
さて今年の年末年始はどこに行きますか〜♪と考え始めた頃、ふと目に留まった旅行雑誌のモロッコ特集。「サハラ砂漠でテント泊」おおっ!「マラケシュではラグジュアリーホテルの建設ラッシュ」あら〜!「パリから3時間」!!! なんだかイケそうな気がする〜
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仕事納めの12月26日。全く仕事が終わる様子のない職場の皆様に申し訳な〜く思いながら成田空港へ。リフレッシュルームですばやくシャワーを浴び、搭乗時間ギリギリまでねばって仕事の電話。やっぱり職場から直行はキツイ。
当初の予定では翌27日午前9:30発のAF279便で同日マラケシュ着だったのに、まさかの運休。それ以降の便では同日着ができないため、仕方なく夜便に変更。何でこの書き入れ時にキャンセルするかな〜(怒)。 -
機内ではひたすらZZZZZ… 合間に機内食。プラスチック容器に入ったフレッシュチーズが妙に美味。
AF277便はフライト時間が他の便より長く、何と14時間半! 成田空港を遅い時間に離陸出来ないため、空中で時間調整しているという訳。 -
シャルルドゴール空港で約3時間のトランジット後、再びAF便に乗り込みモロッコの空の玄関、カサブランカ ムハンマド5世空港へ。
日本人の乗客も多く、男性3人組や女性2人組、カップル、ご年配の夫婦など、何やらみんな楽しそう♪ 年末年始だけに、みんな同じような日程で旅行してるんだろうな。 -
午前9:30、やっとモロッコに到着。マラケシュまではロイヤルエアモロッコで約1時間。あともう一息!
しかーし! ここで大問題が発生。チェックインカウンターに行くと、何やら不穏な空気が漂う……痛恨のオーバーブッキング(涙)。しかも次に乗れるのは午後17:20発の便だと、申し訳なさそうに言う。「困る!」と主張してみるものの、どう考えても乗れそうにないので、トランスポート代として一人400DHをもらって退散。
この400DH、ロイヤルエアモロッコでしか使えない金券のようなものなので、利用価値はなし。でも2人分の往復運賃が何せ869DHの割引運賃だったので、誠意は見せてくれた……と自分を説得してみる。 -
気を取り直して陸路マラケッシュへ。あまりにも疲れていたので、タクシーの値段交渉をする気がおきず、空港にあるリムジンカウンターで車を手配。メルセデスでゆったりさせてもらいましょ♪
マラケシュまではハイウェイを使って約3時間の道のり。途中で車の調子が悪くなり、ドライブインで別のドライバーさんが運転する車に乗り換えることに。レストランはモロカンやヨーロピアンのファミリーで満席。レンタカーで旅するのも楽しそう! -
午後15:30頃にマラケシュのメディナ(旧市街)に到着。午後はフナ広場への車の乗り入れが禁止なので、広場近くのHOTEL TAZIで降ろしてもらう。
マラケシュでの宿はフナ広場から徒歩2〜3分のRIAD AZZAR。迎えにきたマネージャーのKHALIDと手押し車のポーターさんと一緒に徒歩で喧噪のフナ広場へ突入。広場を抜け、スークの脇にある路地に入ると、途端に静寂な雰囲気に。 -
うわ〜♪ 路地に置かれた植木鉢でお昼寝中。しかもいくつかある鉢それぞれに1匹ずつ状態。
MY鉢って感覚なのかな? -
こちらの猫ちゃんは何だかノーブルな顔。
モロッコの猫はカメラを向けてもじーっとしている子が多いのが不思議。仔猫でもそんなにじゃれてこないのは何故かしら…… -
RIAD AZZARはこの木の扉の向こう。看板も表札もなく、扉の上に番地があるだけ。これは絶対、自力では辿り着かない!
メディナに残る、昔ながらの邸宅をプチホテルにした「リアド」は、マラケシュだけでも約200〜300軒もあるそう。 -
扉を開けると……。そこにあるのは外からは全く想像できないような素敵な空間! 大きなバナナの木とプールがある中庭を、3階建ての建物が取り囲むようなレイアウト。
モロッコの気候に合わせて夏は涼しく、冬は暖かく。そして女性は家族以外の男性に顔を見せられないという、イスラムの教えに則した構造なのだそう。 -
チェックインは屋上のテラスで。天気の良い日はここで朝食を取ることもできるそう。
KHALIDがマラケシュのおすすめレストランやショップを地図に書き込んでくれる。この地図、ホテルや観光案内所で手に入るものだけど、ようやく複雑なメディアの全貌がわかったよ〜。
日本でリアドを調べていたときに頭を抱えたのが、メディアの詳細な地図が手に入らなかったこと。リアドのHPでも「フナ広場から何分」という文字情報のみのことが多くて、位置関係がつかめなかった(涙)。 -
今日泊まるのはツインルームの「KILIM」。モロカンインテリアが可愛い♪ 壁に飾られているモノクロ写真は、オランダ人のオーナーが撮影したものだそう。
RIAD AZZARは1階に2部屋、2階に4部屋の小さなリアドで、インテリアは落ち着いた色調のニューモロカンスタイル。豪華すぎたり、エキゾチックすぎるのが苦手な私にはちょうどいい雰囲気。 -
装飾を施した美しい窓枠から中庭を覗くと、KHALIDが携帯電話でおしゃべり中。モロッコの人はアラビア語、ベルベル語、フランス語の3つの言葉を話せる人が多いけど、彼は英語とスペイン語、ちょっとならイタリア語も話せるんですって。
マラケシュは観光都市なので英語もよく通じるけど、現地の人とコミュニケーションを取るならやっぱりフランス語! 学生時代に猛勉強したフランス語をいざ使おうと張り切ったものの、見事に忘れてる……。せめて挨拶だけはフランス語で♪ -
素敵なランプのあるバスルームで熱いシャワーを浴びて、早々と就寝。明日からのサハラツアーに備えて、体を休めなきゃ!
あ〜やっと長い1日が終わったぁ……。 -
モッロコ2日目。いよいよ2泊3日サハラ砂漠ツアーの始まり、始まり〜。
今日はアトラス山脈を越え、世界遺産のアイト ベン ハッドゥとベルベル人のオアシスを訪問。サハラへの入り口となる街、ワルザザートを目指します。 -
サハラまでの2日間、お世話になるランドローバー。いい味出過ぎのオンボロ車だけど、ドライバーのアジスはすごく気持ちのいい人なので、許しちゃう♪
だけどKSOUR VOYAGESさん、これに7人詰め込むのは酷です〜。 -
サボテンとオリーブ
シチリアの風景と似てるなー。 -
次第に緑が消え、険しい山肌が見えてきます。
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そして、圧倒的に美しい自然が現れる。
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アトラス超えの最高地点、ティシュカ峠は標高2260メートル! 空気はきれいだけど、寒い……。みんなダウンを着込んで激写。
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アイト ベン ハッドゥを訪れる前にランチタイム。モロッコに来て初めてのタジンを旅の道連れとなる日本人7名で仲良くシェア。
年齢も職業も住んでいる場所もバラバラの、今日初めて会った男女7名がサハラ砂漠まで旅をする……。しかも隣の人と密着して1台の車にすし詰めという、この面白すぎるシチュエーション!
静かに始まったけど、どんな楽しい旅になるのかな♪ -
アイト ベン ハッドゥの手前には川があるので、恐る恐る飛び石を渡る。気分はたけし城!?
お年寄りの方や小さな子供はどうしてるのかしら。 -
これが要塞化された村(クサル)の全貌。難攻不落なたけし城を攻めるがごとく、アジスと一緒に突入。
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村の中の一室でミントティーを頂く。ここでアジスによるアイト ベン ハッドゥの歴史やベルベル人の生活についての即席レクチャー。彼はお父さんがアラブ、お母さんがベルベルなのだそう。
熱いのをこらえてミントティーを入れてくれたのは、道連れのAさん。おいしかったです♪ -
次に向かうのは、「星の河」と呼ばれるベルベル人のオアシス。当初の予定ではアイト ベン ハッドゥの前にテロウェットのカスバを見学、その後は未舗装道路を進むはずだったのだけど、悪天候による落石の影響でコース変更を余儀なくされる。
KSOUR VOYAGESさんの案内によれば、「未舗装道路プランの魅力を補って余りある、ぜひおすすめさせていただきたい魅力的な訪問地」だとか。 -
山間にあるベルベル人の村を抜けると……
ナツメヤシの林に囲まれた「枯れない泉」 -
風の音だけが聞こえる、ピースフルな空間
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30分ほどのプチトレッキングの後は、お茶の時間。干したナツメヤシや、自家製の蜂蜜をパンにつけて頂きます。
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ベルベルの可愛いブランケットがお気に入り? 数人に囲まれて激写されても動じない、大人な猫さん。
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ワルザザートの宿は4つ星ホテルのRIAD SALAM。きっと疲れているだろうからゆったりと休めるジュニアスイートを、と思って予約したものの、あまりにも疲れていたので、ソファに座って何かをする気力なし。
無駄に広いリビングルーム……。 -
バスルームはダブルシンクに大きめのバスタブ。オイルヒーターで暖められていたのが嬉しい。
しかーし! 問題発生。夜、お風呂に入ろうとすると、お湯が出ない……。ありがちな問題だけど、今日だけは免れたい。何せ明日は砂漠のテント泊なので、当然シャワーはない。
暗い気分でフロントにクレームを言いに行くと、午前4時からお湯が出るとのこと。え!? 本当に? -
仕方がないので、半信半疑のまま、寝てしまう。とにかく疲れたよー。
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モロッコ3日目。今日はカスバ街道、トドラ峡谷を経て旅のハイライト、サハラ砂漠へ向かいます。
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午前5時に起きて、蛇口をひねると出たー! お湯が出た! 他の部屋に泊まった人に聞いても、お湯が出なかったことはなく、何だったのかなあ。
ジュニアスイートの入り口には広いテラスがあって、デッキチェアが仲良く並んでます。夏の夕方にここでゴロゴロしたら気持ち良さそう♪ -
ワルザザートを出発して、最初のフォトストップは廃墟となった小さなカスバ。人の生活している様子が垣間みられるアイト ベン ハッドゥも良いけれど……
朽ち果てるのを待っているような廃墟が、私は好き。 -
休憩に立ち寄るのは、こんな感じのカフェ。そしてモロッコのトイレといえば和式に似たアラブ式だけど、観光客が立ち寄るようなお店は洋式が多いみたい。
みんなが用事を済ませている間、アジスはタバコを吸って待つ。モロッコは喫煙天国。フランス人やイタリア人もここぞとばかりに吸う(笑)。 -
お昼ごろ、トドラ峡谷に到着。巨大な岩壁がそびえ立つ景観にただ圧倒される。
でも、ふと目線を下に向けると、川で洗濯をしている女性やヤギの群れが見えるじゃない♪ 岩壁にはロッククライマーの姿も。人や動物の存在があると、険しく見えた自然も優しいものに見えてくるから不思議。 -
ランチは、岩壁に寄り添うように立つレストランで…
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…アツアツの卵のタジン。ベルベル風パンと一緒に。
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今冬のモロッコ南部は、例年に比べて雨が多いと聞いていたけれど、川を渡る道路も見事に水没。ちょっとスリリングな体験。
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さあ、着きました! ここがサハラの端っこ。感動に浸る間もなく、急いで荷造りして、ラクダにまたがる。
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カワイイ〜♪「まつげが長いんです、私」
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ラクダの上で、日没。
キャンプに着いたのはとっぷり日も暮れたころ。日本人の他、イタリア人、フランス人、スペイン人など、総勢40人ぐらいの大所帯。キャンプのお世話をしてくれるベルベル人の呼びかけは「ニッポンジーン!!」
おいしいタジンの夕食を済ませ、明朝の日の出に備えて早々と就寝。イタリア隊は飲めや歌えや深夜まで大騒ぎ。本当にうるさいよー。 -
モロッコ4日目はサハラのシェビ大砂丘から。
午前5時半頃にテントを抜け出し、砂丘の頂上を目指す。これがびっくりするぐらいツライ。急斜面なうえに、砂に足をとられて一向に進まな〜い!! 1時間ほど頑張ったところで、ゼーハーゼーハー……もう無理。腰を下ろして、ご来光待ち。
幻想的なサハラの夜明け -
登頂に成功した脚力自慢のみなさん。一番乗りはフランス人ファミリー。この後、続々とキャンプから人が登ってくる。中にはスノーボードをかついで頂上から直滑降するツワモノも。
昨日はラクダに揺られてずいぶん遠くまで来たなぁと思ってたけど、上から見渡すと、あれー? ラクダに乗り換えたホテルが結構近くに見えるよ〜。キャンプは砂丘に囲まれているから気づかなかった……。 -
朝食は温かいカフェオレとベルベル風パン。テントの外に設えたテーブルをみんなで囲みます。どこからやって来るのか、お土産屋さんも店開き。
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テントはこんなベルベル式。寒がりの私は、真冬のテント泊に若干ビビっていたものの、カイロを貼って毛布を2〜3枚かぶれば楽勝♪
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さあ、帰りもよろしくね!
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絵になるなあ。。。
帰りに乗ったラクダさん、背中のクッションがボロかったせいか、お尻に骨が当たって痛いの何のって。生まれて初めて、お尻の皮が剥けた(涙)。 -
旅の道連れともここでお別れ。私はマラケシュへ、他のみんなはフェズへ。記念に「はい、ポーズ!」
ハードな行程にもかかわらず、楽しく旅をできたのはこのメンバーのおかげ。またいつか何処かで会いましょうね♪
さてマラケシュへ向けて、約580kmの道のりを一気に走ります。正直シンドイ(笑)
★モロッコ 1 --The Road to Sahara--【完】
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