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 滞在四日目、今日、友人に会いに行くわけだが生憎の天候だった。<br /><br /> 前日に、連絡してどこら辺かは聞いておいた。<br /><br />「明日さ、到着予定なんだけど、何処に行けばいい?」<br />「ネルソンからリッチモンド行きのバスが出てるんだけど乗り場がね……」<br />「わからなくなったら、適当に聞くから大丈夫だよ」<br />「あっ、そう。で、そのバスでリッチモンド行きに乗って、リッチモンドモールって所で降りて」<br />「目印は?」<br />「来ればわかるよ」<br />「わかった」<br />「で、そのモールの中で俺、働いているから」<br />「わかった。じゃあ明日ね」<br /><br /> このようなやり取りだったと記憶している。<br /><br /> 俺は、少し不安だったが、友人曰く、「全く心配していなかったよ」とのこと。<br /><br /> 具体的な場所など一切、出てこないままに通話を終えて、ベッドに潜り込み、朝を迎えた。<br /><br /> 寒いくらいの天気の中、出航。<br /> 風が強く、雨も降り出した。<br /> 海は時化ていた。<br /><br /> 三時間の船旅。<br /> 朝が早かったこともあり船内で朝食を摂ることにしたが、まあ、これが不味い。食事ってか、補給。<br /><br /> とにかく、腹に入れば一緒だし、もとから大した期待もしていないので、どうということもない。<br /><br /> それよりも船が揺れる、揺れる。<br /> 甲板には雨が叩きつけられていたし、風も吹く。<br /> 軽い、嵐。<br /><br /> 甲板にいても、危ないと感じた私は船内で寝ました。<br /><br /> 聞くところによるとあまりひどい場合は途中で引き返すこともあるんだとか。<br /> 結果として無事に目的地にたどり着いたから、良かったものの、リスキーだったってこと。<br /><br /> ピクトンという南島の先端の町からさらに、バスでネルソンという街まで移動。そこからさらにバスを乗り継ぎ、ようやく友人が暮らしている町、リッチモンド到着となる。<br /><br /> ウェリントンからおよそ半日がかりの移動となった。<br /><br /> バスに乗っていると天候は回復し、晴れ間からだだっ広いワイン畑を眺めたり、ニュージーランドに来てから全くと言っていいほど見なかった、羊を眺める。<br />ちょっと田舎道に入るとそこら辺に羊、羊、羊、羊、羊、馬、羊、羊、牛、羊、羊、牛、羊、羊、羊、羊。<br /><br /> 飽きる。<br /><br /> 羊もワイン畑もひとしきり、見飽きたころバスは山間部をうねりながら走り、無事にネルソンに到着。バスを降りて、次のバス乗り場を探すはずが、なんてことはなくそのままそこからバスが出発するようだ。<br /><br /> そこから時間通りにバスに乗り込み、リッチモンドへ。<br /><br /> 三十分も走った頃に、右前方に青紫色の看板が見えた。中央部に黄色の文字でリッチモンドモールと書いてある。<br /> なるほど、これなら迷わないなと思いつつ近くのバス停で下車し、モールへ。<br /><br /> 日本でいう大型スーパーにさらに、衣料品店や雑貨屋、本屋を詰め込んだ感じで、広いモール内の中心部にフードコートがあった。そこに寿司屋があった。<br /><br /> あいつの事だから寿司屋ではないと思ってたら、いた。<br /> 寿司屋にいたよ。<br /><br /> 何故かさりげなく近づき、カウンターの寿司を見つめながら、あいつ気が付いてないないじゃんなんて思いながら、寿司を眺める。7ドルか。<br /><br /> 高いな。<br /><br /> 声をかけられる。<br /><br />「Hi」<br />「よう、久しぶり」<br />「ハハハハッ!」<br /><br /> 再会を果たしました。<br /> 感動的なものは一切なく、それこそ普通に。<br /><br /> まあ、嬉しかったけどね。<br /><br /> これで今回の旅の一つの目標を果たしたことになる。

ニュージーランド 南北縦断

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2008/10/28 - 2008/11/05

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maco

macoさん

 滞在四日目、今日、友人に会いに行くわけだが生憎の天候だった。

 前日に、連絡してどこら辺かは聞いておいた。

「明日さ、到着予定なんだけど、何処に行けばいい?」
「ネルソンからリッチモンド行きのバスが出てるんだけど乗り場がね……」
「わからなくなったら、適当に聞くから大丈夫だよ」
「あっ、そう。で、そのバスでリッチモンド行きに乗って、リッチモンドモールって所で降りて」
「目印は?」
「来ればわかるよ」
「わかった」
「で、そのモールの中で俺、働いているから」
「わかった。じゃあ明日ね」

 このようなやり取りだったと記憶している。

 俺は、少し不安だったが、友人曰く、「全く心配していなかったよ」とのこと。

 具体的な場所など一切、出てこないままに通話を終えて、ベッドに潜り込み、朝を迎えた。

 寒いくらいの天気の中、出航。
 風が強く、雨も降り出した。
 海は時化ていた。

 三時間の船旅。
 朝が早かったこともあり船内で朝食を摂ることにしたが、まあ、これが不味い。食事ってか、補給。

 とにかく、腹に入れば一緒だし、もとから大した期待もしていないので、どうということもない。

 それよりも船が揺れる、揺れる。
 甲板には雨が叩きつけられていたし、風も吹く。
 軽い、嵐。

 甲板にいても、危ないと感じた私は船内で寝ました。

 聞くところによるとあまりひどい場合は途中で引き返すこともあるんだとか。
 結果として無事に目的地にたどり着いたから、良かったものの、リスキーだったってこと。

 ピクトンという南島の先端の町からさらに、バスでネルソンという街まで移動。そこからさらにバスを乗り継ぎ、ようやく友人が暮らしている町、リッチモンド到着となる。

 ウェリントンからおよそ半日がかりの移動となった。

 バスに乗っていると天候は回復し、晴れ間からだだっ広いワイン畑を眺めたり、ニュージーランドに来てから全くと言っていいほど見なかった、羊を眺める。
ちょっと田舎道に入るとそこら辺に羊、羊、羊、羊、羊、馬、羊、羊、牛、羊、羊、牛、羊、羊、羊、羊。

 飽きる。

 羊もワイン畑もひとしきり、見飽きたころバスは山間部をうねりながら走り、無事にネルソンに到着。バスを降りて、次のバス乗り場を探すはずが、なんてことはなくそのままそこからバスが出発するようだ。

 そこから時間通りにバスに乗り込み、リッチモンドへ。

 三十分も走った頃に、右前方に青紫色の看板が見えた。中央部に黄色の文字でリッチモンドモールと書いてある。
 なるほど、これなら迷わないなと思いつつ近くのバス停で下車し、モールへ。

 日本でいう大型スーパーにさらに、衣料品店や雑貨屋、本屋を詰め込んだ感じで、広いモール内の中心部にフードコートがあった。そこに寿司屋があった。

 あいつの事だから寿司屋ではないと思ってたら、いた。
 寿司屋にいたよ。

 何故かさりげなく近づき、カウンターの寿司を見つめながら、あいつ気が付いてないないじゃんなんて思いながら、寿司を眺める。7ドルか。

 高いな。

 声をかけられる。

「Hi」
「よう、久しぶり」
「ハハハハッ!」

 再会を果たしました。
 感動的なものは一切なく、それこそ普通に。

 まあ、嬉しかったけどね。

 これで今回の旅の一つの目標を果たしたことになる。

同行者
一人旅
交通手段
鉄道 高速・路線バス
航空会社
ニュージーランド航空
  • ピクトンの港

    ピクトンの港

  • ネルソンの人々

    ネルソンの人々

  • 高台からのパノラマ

    高台からのパノラマ

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