2005/10/13 - 2005/10/18
2519位(同エリア2831件中)
macoさん
滞在三日目。
この日は特に何かをするわけでもなくマドリードをうろうろ。
街の中心部のプエルタ・デル・ソルは昨日と変わらず賑わっていた。
ひとしきりウインドウショッピングなどを楽しんだ後にソフィア王妃芸術センターに向かう。
プラド美術館が古典的な美術品を収蔵しているのに対してこちらは近代アートを扱っている。
ここで前衛的なアートを眺め「うーん…」となる。
アバンギャルドここに極まる。
難解だろ。これは。
と、当時の僕は頭で考えていたからこうなる。
考えるまでも無いものなんだよな。アートは。
ここでスペインが誇る二人の天才、「パブロ・ピカソ」、「サルバトーレ・ダリ」の作品に出会う。
ダリの作品は、いかにも「らしい」ものばかり。緻密に描かれ、その中にだまし絵の技法が盛り込まれていた。
一方、ピカソの作品は全ての衝撃を「ゲルニカ」に持っていかれた。これこそ理屈なんかじゃわからない作品だと思う。
この二人の作品はいかに言葉を尽くしても僕じゃその素晴らしさや芸術性を伝えることは出来ない。
だから僕はこう言う「とりあえず、自分の目で確かめてきなよ」と。
昨日のトレドに引き続いての大きな感動。
これだけでも来た価値はあった。
お互い時間の無い中での旅行なので名残り惜しいが明日が最終日になってしまうのが残念だ。
滞在四日目。
この日は、朝早くから行動を開始してマドリードから郊外の町セゴビアへバスで向かう。
バスの車窓から広がる乾いた大地。ポツポツと目に留まるオリーブ畑や牧場を尻目にして、セゴビアに到着。
のんびりとした雰囲気の町だった。町の広場に向かう道を、心地よい太陽をあびながら歩いていた。
広場に着くなりまず目についたのがローマ時代の水道橋。
これほど巨大な石造りの建物が千年も前に造られたと思うと、当時のローマがいかに強大な帝国かという事を思い知らされる。
余談として、トレドもセゴビアの水道橋も世界遺産なのだが、僕がそれを知ったのは旅行から帰ってきてしばらく経ってからだった。
「やたら、凄いし、感動すると思ったらさ、世界遺産だったんだよね」と、友人に漏らしていた。
どんだけ無知だったんだ。当時の僕は。
日が暮れるまえにセゴビアをあとにして、マドリードに戻り、デパートのデリカッセンで惣菜を買ってホテルの部屋で夕食として、一休みしてからいよいよサッカー観戦に向かった。
対戦カードは「レアル・マドリード対アトレチコ・マドリード」。
ダービー対決だった。
アトレチコのホームスタジアム「ビセンテ・カルデロン」に地下鉄を使って向かったのだが、スタジアムに近づくほどに序々に周りの空気が張り詰めていくのがわかった。
同じ街にホームを置くクラブ同士の対決とあっては熱狂するのも無理もないのかも知れない。
当時のレアルはロナウド、ラウール、ジダン、ベッカムらを擁して銀河系軍団と呼ばれていた。
対するアトレチコは当時はまだその才能を完全に開花させる前のフェルナンド・トーレスが在籍していた。
いまでもこの対戦カードはよくチケットが取れたなと思う。
試合は開始五分ほどでアトレチコが退場者を出して、大方の予想どうりレアルが勝った。どちらのファンでもないがこの試合を境にアトレチコを密かに応援することにした。
本場のサッカーを生で体験して本場の熱狂を肌で感じることが出来てとても貴重な経験をスペイン最後の夜にした。
- 同行者
- 家族旅行
- 航空会社
- KLMオランダ航空
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