海とエレキと若大将　

2008/12/19 - 2008/12/22

誰もが知る天才科学者「ネモ船長」の操る万能潜水艦
（ノーチラス号）の動力である融合炉こそが
ドラゴンボールであるとの有力な怪情報が寄せられた。

そしてノーチラス号はマリアナ諸島サイパン島の
どこかひっそりと隠された海底で帰らぬ主人を
待ち続けているらしい。


ドラゴンボールを探して世界を旅する自称自営業店長の
サイパン島上陸記。　

関西国際空港＞サイパングランドホテル＞ウィンチェル＞
マニャガハ島＞ボートシュノーケル＞フィエスタホテル
ディナーショー＞グロットシュノーケリング＞バードアイランド＞
カラベラ洞窟＞スーサイドクリフ＞ラストコマンドポスト＞
タポチョ山＞DFS＞帰国

エリア サイパン(北マリアナ諸島)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス タクシー
• 航空会社: アシアナ航空

なかやまきんにくんが３度目の筋肉留学に向けて
ロサンゼルスに旅立った同じ時刻、

ドラゴンボールを求めて３たび関西国際空港に
降り立った浪速の若大将。

目的地は南の楽園サイパン。

（就航日初日のアシアナ航空に
就航記念品を貰う。　ずっしりとした重さの
ケースの中にはスカスカのポールペンが。）



　　　

搭乗してすぐに餌の配給。　


飛行機は左３席、右３席、通路は中央のみの
国際線にはあるまじき狭さ。


窓際になろうものならトイレは諦める事。

真夜中、ホテル到着。　

到着してすぐに寝付けず、
チェックインを済ませて、ホテル向かいの
サイパン版ミスタードーナツ「ウィンチェルズ」へ。


健康や品質よりも　見た目を重視してしまった
ドーナツの成れの果て「七色ドーナツ」。　超甘。



（２４時間営業で値段もとてもリーズナブル。）

もはやどれが何味なのか想像すら許さない
破壊的な色使いが施されたトリコロールドーナツ。


色に関わらずただひたすら甘い。



（ここのエクレアみたいな細長いドーナツにチョコが
かかってるヤツはかなり美味。）

朝、部屋からの眺望。



この海のどこかにノーチラス号が。。。




（サイパングランドホテルは全室オーシャンビュー。　
ホテルからビーチまで３０秒。　
ビーチは透明度良好。　　

ホテル宿泊者はシュノーケルセットが５ドル。
でも売店で１３ドルから売ってるので買ったほうが
いいかも。）

ストレッチ第七星雲から来たストレッチに悩むと
気晴らしにストレッチをするナイスガイ。

停泊する通称「木馬」ことホワイトベース。

ドラゴンボールを求めマニャガハ島へ。



船内で同じドラゴンボールを狙う
レッドリボン軍のおっさん兵士が
「大門」ばりのサングラスでメンチ切り。


負けずにこちらもカメラを向けてパチリ。　


一触即発の緊張が走り、

近づいてきたオッサンと店長のライトセイバー戦に。

激戦の末、

二人が実は親子である事が判明。


太平洋戦争で生き別れた親子の感動の再開。




この後　お父さんは大量の野カモメに襲撃され死亡。




（船の船頭さん。
とても気さくでとても良いオジさん）

マニャガハ島

マニャガハ島上陸。
　

（とても小さい島。１５分もあれば
一周できる。入島料５ドルかかるが　
ツアーなどで申し込めばだいたい込み料金。
アクティビティ付きにすればさらにお得。

ただ入島するだけなら地元で声をかけてくる
オっさんらと交渉して行くほうが安い。）

朝一番だったので無人状態のビーチ。

すぐにビーチバレーを始める日本人、
ビール片手に寝てばかりの韓国人など

楽しみ方は皆それぞれ。


海は？

マニャガハ島

マニャガハ島からの眺め。

ツノダシ？






（島では餌付けはできないので魚に
なかなか近づけない。『餌をあげるふりを
すれば寄ってきます』それっって誰かが
こっそり餌付けしてるって事じゃねえの？）

ノーチラス号目撃ポイントまで
モーターボートで移動。


前日が悪天候で荒れた波、予想以上な海の深さ
の中、さっさと海に投げ込まれて
パニックに陥る初シュノーケルの若大将。


（ボートシュノーケル。　モーターボートで
沖まで出て、あとは海にドボンドボンと
投げ込まれていく。）






　

そろそろシュノーケルにも飽き始めた頃、

『サンゴ礁を取ったり、傷付けたりしないで』と

サンゴの上で仁王立ちしながら説明するガイドさん。　　



素敵。

ランチ　　　１４ドル也。

つまりこれで１４００円。　　高い。


これを美味しいと思った人は味覚障害の疑い有り。


これを食べるくらいなら
１０ドルのハンバーガーセットがオススメ。

結局　ノーチラス号は発見できず、
つぎの目撃ポイントにむけ移動。



（帰りの船は自分で選べるので飽きるまでいれます。
小さい島なのでアクティビティが済むと退屈になるかも）

地元民１００％の混沌とした 酒場に
潜入し、ノーチラス号の情報を収集。　


どうやら島北部 「グロット」と呼ばれる洞窟で
できた入り江に ネモ船長の秘密の基地があるらしい。



（観光客１００％のディナーショー。
クチコミの評判が良かったフィエスタホテル。


舞踊とファイヤーダンスのパフォーマンスは圧巻）

丸焼きされたベイブ。

ショーで大活躍だったブルーハワイさん

別名「蒼き殺し屋」

昨晩の情報を元にネモ船長の秘密基地『グロット」へ。



（現地ツアーを利用。マリアナトレッキングの
「エコツアー」。天候＆波状態が良ければグロットでの
シュノーケリング、バードアイランド、カラベラ洞窟、
スーサイドクリフ、ラストコマンドポスト、
タポチョ山を廻り値段もリーズナブル。
http://www.alan1.net/jp/beachresort/saipan/sg/2071/ag/7358/）

ノーチラス号の眠るネモ船長の秘密基地に
到着し、洞窟の想像以上のデカさにビビる一行。





（急な階段を１００段ほど降りるとグロット。

この日は少々波が荒め。）

他のゲストが尻込みする中、
周囲におだてられて喜々として最初に飛び込む
ことになった童顔特攻隊長。

『無限の彼方へ、ゆけ！スペースレンジャー！』
との遺言を残して海の藻くずと消えた店長。


この後　人類で初めて慣性落下軌道を変えることに
成功、インストラクターの所まで平行移動して着水。


ゲストらからパラパラと拍手が。

海面から洞窟を臨む。


この向こう側は外洋になっているらしく
海面下から日の光がこぼれていてとても幻想的。

海中から。　

外洋からの日差しをバックに魚群。

　


この為だけでも参加する価値あり。

ダウントリム跡だけを残して姿を消した
ノーチラス号。






（バブルリング。　　　　　素敵。）

その後、島中探せど、、、

探せど、、、結局ノーチラス号は発見できず。


お昼になって若大将が空腹でぐずりだした為、
一旦捜索を打ち切らざるを得なくなり解散。

山中でさまよう旧日本兵の方に遭遇。


陛下からお預かりしたとゆう三八式歩兵銃と
食料を交換する。



（立ち寄った農園でもぎ立てのフルーツを
いただく。

完熟したかぼちゃみたいなパパイヤ、
ヤシの実ジュース、わさび醤油で食べると
イカ刺しのように旨いヤシの実の刺身など。）

どんな時でも乗り物を見ると乗らずにはいられない
ピーターパン症候群患者の後ろ姿。

他のゲストがブリーフィングで集合していた間も

ずっと見えない何かと戦っていました。




（ここでは他にもサイクリングやモーターバイクでの
トレッキングに参加することも可能。ガイドも
日本人で親切なのでオススメ。）

ホテルに戻って来て昼食。


写真は肉を巻いた揚げ春巻きを
野菜や麺でさらに巻いて食べる謎の食べ物。　　　


美味。



（グランドホテルの真横にあるベトナム料理屋。

リーズナブル価格だが一品当たり２人分の量が
でてくるので注意。2品頼めばランチなら充分。
日本語メニューで親切。　なによりもおいしい。）

頭に枯れ葉剤をまかれて気がふれてしまった
「泰葉」 がプロレス転向会見を行なっている同時刻、

ホテル前のビーチでさらにシュノーケルを楽しむ。

人生の過ごし方は人それぞれ。

とうとうノーチラス号と思われる一部をとらえた瞬間。

が　捕獲するまでには至らず。　　残念！



（太平洋戦争時、上陸地点の一つだった為、
現在もあちらこちらに痕跡が残っているらしい。
写真はアメリカ軍のM３リーかM４シャーマン戦車の
砲塔部分じゃない？）

夕日にたそがれる問題児。



中学の修学旅行の時、　
何故自分だけ担任と一緒の別行動だったのだろう。

サイパンダ。


目玉がないのがおそろしい。




（DFS　観光客向けのブランドショップが
ズラリ。　　ここから出てるバスが各ホテルを
巡回してるので便利。）

なんだかんだ文句を言いながら
今回３回も利用した「ウィンチェルズ」。


エクレアのようなドーナツと「モー」と呼ばれる
チョコミルク。　　超甘。


もうこれが親の教育だったら
子供がグレるくらい甘い。




（DFSの近くにもウィンチェルは健在。 ）

帰りの機内食。

フルーツとパンのみ。

あれから　数十年後。




世界各地をドラゴンボールを求めて転々とし、
ホームレスとなりながらも旅を続けた店長。


結局ひとつも見つけられず　東京地下鉄渋谷線の
車内で遺体で発見された時の写真。　　　





みなさんも　節度と良識を持って旅行を楽しみましょう。

トイカメラで撮影。


Camera > Diana+　　　　S.SPEED > 1/60min

Films > KODAK EPP 6005クロスプロセス処理現像

トイカメラで撮影。


Camera > Diana+　　　　S.SPEED > 1/60min

Films > KODAK EPP 6005クロスプロセス処理現像

トイカメラで撮影。


Camera > Diana+　　　　S.SPEED > 1/60min

Films > KODAK EPP 6005クロスプロセス処理現像

トイカメラで撮影。


Camera > Diana+　　　　S.SPEED > 1/60min

Films > KODAK EPP 6005クロスプロセス処理現像