江戸東京紀行（結城座、江戸糸あやつり人形芝居の魅力、とことん江戸博の巻）

2008/12/14 - 2008/12/14

天保の改革で江戸三座（市村座、中村座、河原崎座（森田座））が浅草猿若町へ
移転させられたことは、皆様、よくご存知でございますが、このときに
古浄瑠璃（手あやつり人形芝居）の薩摩座とともに、結城座も一緒に
移転させられました。実は、この結城座、現在も唯一存在しているのを
ご存知でしょうか。
と、いうわけでご紹介する次第。

エリア 両国(東京)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル

０１　結城座展
江戸東京博物館の展示コーナーです。
たくさんのあやつり人形とデザイン画が
展示されております

場所：東京ゾーン「市民文化と娯楽」コーナー
会期：１１月１８日（火）〜１２月２１日（日）

０２　パンフレット
串田和美（くしだかずよし）さんとの
イベント案内が置かれておりました。

結城座の義太夫　竹本素京は二代目
結城一糸さんと１９歳で結婚され、
舞台生活７０周年の記念講演もされ、
有名で、一度聞いた事があります。

以上、撮影禁止のため、ここまで。

０３　猿若町
現在の猿若町。

（撮影２００４年１０月１４日、以下同じ）

０４　猿若町の碑
既に旅行記でも紹介されております。
が、

０５　市村座の碑
既に旅行記でも紹介されておりますが、
一丁目が中村座、薩摩座
二丁目が市村座、結城座
三丁目が河原崎座（森田座）
で、二丁目に結城座がありました。

ちなみに、とことん江戸博で紹介予定の
江戸中村座の座頭は、５５歳瀬川路考です。
どこの歌舞伎絵看板に描かれているかは、
次回のお楽しみ。ヒントは紫式部。
おしまい。

結城座展は、ここ。
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/info/081110_1.html
結城座は、ここ。
http://www.youkiza.jp/index.html