ブラジル北部探検隊?（サンルイス）

2008/01/04 - 2008/01/09

ベレンから806Km、飛行機でサンルイスへ。

サンルイスは、この旅行で行った町の中でも一番素敵な町。ブラジルで唯一フランス人が作った町で、どこを見ても絵になる。市街地は世界遺産にも登録されており、カラフルなタイル張りの家がとても綺麗 。
日中は世界遺産の町並みを散策、というよりも雑貨屋や土産物屋を物色しながら歩き、夜は豪華ディナーに舌鼓 。おっと、途中に焼き立てクロワッサンや生絞りジュースのおやつタイムが入る。エンゲル係数の高い旅になりそうだが、女性にはお勧め♪

エリア サン・ルイス(ブラジル)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 観光バス タクシー

青やピンクや緑といったタイルの美しい町並みが広がる。
夕暮れ時の町を眺めながら散歩していると、
つい、ブラジルにいるということを忘れそうになる。

石畳の道に電灯が灯り始めた。
雑貨・土産物屋も店じまいを始める。
ブラジルはサマータイムを導入しているため、
１９時でもまだ明るい。

レストラン『アンチガメンチ』。
旧市街地にある感じのいいレストラン。
味もよく、料理・ジュース・デザート、
どれをとっても満足♪

雑貨めぐりの休息にもちょうどいい場所にある。

アンチガメンチで晩御飯。
海老のムケカや蟹爪のフライなど、
地元で取れる海の幸を使った料理が並ぶ。

海老や蟹、貝などが盛りだくさんのシーフードサラダ。
船旅での野菜不足の埋め合わせをするかのように、食べる食べる！

食欲はすっかり元通り！とはいっても、まだ病み上がりの身体。病み上がり組の食後のデザートは抗生物質。
ブラジルの薬は、かなり強いので日本人は１錠で十分らしい。

夜のレストランはとても賑やか。
8時を過ぎたあたりから一気に人が増える。ビールを飲んだり、食事をしたり、家族連れはもちろん、カップルも多い。生演奏が始まり、テレビ局の取材も。陽気で楽しいサンルイスの夜。

しかし、注意して見ると付近には子どものスリが。やはり、治安はいいとはいえない。

石畳の階段が多いサンルイスの旧市街。
上り下りが結構大変だが、ここから見る町並みも格別！

階段の中ほどにも土産物屋や雑貨屋、アンティークショップなどがあり、掘り出し物を見つけることも。

カーザ・ダ・チュルハス市場のカシャーサ。
蟹やフルーツが漬け込んであり、見るだけでも楽しい。
試飲もさせてくれるので、買うときにも安心。
ただ飲みすぎには注意！！かなり強い。

カシャーサに蟹を漬け込んだお酒。
大瓶と中瓶があり、どちらも丸ごと１匹の蟹が入っている。

こちらは名物の干し海老屋さん。
小さなものから大きなものまで、量り売りしてくれる。
もちろん試食もOK！！
干しているので海老のうまみがぎゅっと凝縮されている。

タイルの有名なサンルイスの町では、様々な趣向のタイル貼りの建物を見ることが出来る。一つ一つ丁寧に作られたタイルが建物を引き立たせている。

こちらもタイル張りの建物。所々剥がれ落ちてしまっている。
美しい町並みの中にも、朽ち果てた建築物や未修復の建物を見ることが出来る。

ポルトガル通りはとても賑やか。
雑貨屋や土産物屋が軒を連ね、
カラフルな布地やステキなワンピース、
いくつも欲しくなる刺繍のはいったかばんや、
アクセサリーなど、欲望との戦いが繰り広げられる。

場所によっては交渉しだいで値引きしてくれることも。

名産のタイルを使ったお土産。
色とりどりのサンルイスの町が表現されていて、かわいらしい。
似たものでも色合いや風景がひとつひとつ違っている
。

こちらは6月にサンルイスで行われる大きなお祭り、『ブンバ・メウ・ボイ』のコースター。

買い物に疲れたらちょっと一休み。
ここアンチガメンチのジュースは絶品！！南国フルーツをふんだんに使ったジュースは、身体の隅々にまで染み渡るようだ。

種類も豊富で、アバカシ（パイン）・モランゴ（苺）・ラランジャ（オレンジ）などのポピュラーなものから、
老化防止の効能を持つアサイ・ビタミンCたっぷりのアセロラ、グァバ・カジューなどもあり、それらをミックスしたメニューもある。どれも美味。

リベイロンの水汲み場跡。

今はもう使われていない遺跡だが、塗りなおされてカラフル。ちょっと想像していたのとは違い、びっくり。

アルトゥール・アゼベト劇場。
1817年に建造されたブラジルで最も古い劇場の1つ。
最低限の正装が必要なため、ジャングル帰りの私たちは外観のみ。（泣）

日によって、1時間ほどの館内ツアーもあるらしい。

サンルイスの夜の町並み。
電灯が灯り幻想的だが、夜は人通りも少なく、空き家も多いので一人歩きは危険。

1622年にイエズス会によってたてられたセー教会。
内部のバロック様式の祭壇は必見！！
サンルイスの守護神であるノッサ・セニョーラ・ビトリアが祭られている。

さぁ、夜も更けてきた。次の旅に出発！！

この旅行記へのコメント （6）

• M-koku1さん 2009/04/29 10:55:47

  サンルイス

  uekoさん
  
  ブラジル版セントルイスというわけですね。
  本当にきれいな町で、これなら行ってもいいなあと思いました。
  アマゾンを通らなくてもいけるんでしょうか?
  それともジャングルの奥に忽然と現れる町なんでしょうか。
  
  ブラジルでお仕事なんて、珍しいですね。
  頑張ってください。
  
  パートナーが南米を訪問したがっているので、
  このサンルイスを勧めてみましょう。
  
  ではまた　M

  uekoさん からの返信 2009/04/29 13:06:18

  RE: サンルイス

  M-koku1さん、こんばんは♪
  
  サンルイスはお勧めの町です。
  サンパウロからちょっと離れているのが難点ですが…(>_<)。
  
  > アマゾンを通らなくてもいけるんでしょうか?
  > それともジャングルの奥に忽然と現れる町なんでしょうか。
  
  アマゾンを通らなくても大丈夫です！！
  ジャングルの奥に忽然と現れる町だったら
  マナウスもお勧めですよ。(´艸｀*)
  
  サンルイスは、なんといっても食べ物が美味しいです。
  シーフードはもちろん、
  南国ならではのジュースやデザートの種類が豊富☆
  
  劇場・美術館・博物館などの見所もいっぱいです♪
  
  ueko

• バートンさん 2009/03/15 23:14:22

  綺麗な町並みですね。

  uekoさん、こんにちは。
  
  去年の夏にポルトガルへ行ってきました。
  この町並はポルトガルそのままですね、ビックリしました。
  プチ・リスボンと言われる町は世界中でよく聞きますが、
  ここまでポルトガルらしい町並みは見たことがないです。
  
  ところで、uekoさんは南米、
  特にブラジルへよく行ってらっしゃるんですね。
  今年の夏に南米を考えているので参考になりました。
  私もレンソイスで泳いでみたいです。
  
  ばーとん

  uekoさん からの返信 2009/03/16 04:04:36

  RE: 綺麗な町並みですね。

  ばーとんさん、こんにちは！
  メッセージ、ありがとうございます。
  
  ポルトガルの旅行記を拝見しました。
  すごくきれいだったので、私もいつか行ってみたいです。
  ブラジルはポルトガル領だった歴史があるので、
  町並みなど本当に似ているところがたくさんですね。
  
  今、ブラジルへは仕事できているので、
  大型連休を利用して旅をしています。
  ばーとんさんも中南米の旅をおもいっきり楽しんでくださいね♪
  
  ueko
  

  バートンさん からの返信 2009/03/17 15:48:55

  Happy Birthday！

  uekoさん、お誕生日おめでとうございます♪
  どうぞ素適な一日をお過ごし下さい。
  
  ブラジルで働いていらっしゃったんですね。
  どうりで南米の旅行記が多いと思いました。
  これからもuekoさんの旅行記を楽しみにしています。
  
  ばーとん
  

  uekoさん からの返信 2009/03/18 00:49:34

  RE: Happy Birthday！

  ばーとんさん、バースディメッセージをありがとうございます！！
  すごく嬉しいです♪
  
  ブラジルでは誕生日に生卵を投げつけられるのが定番らしいので、
  心配していたのですが、
  生卵のかわりに卵形チョコレートをたくさんもらいましたヾ(≧∇≦)ノ
  パスコアのチョコレートです。
  
  日本でもブラジルでも誕生日を祝ってもらうのは本当に幸せですね。
  Muito Obrigada！
  たくさんの感謝の気持ちを込めて♪
  
  Ueko