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<br />これは、僕の中南米一周旅行の話。<br />1989年5月28日、エクアドルから陸路国境を越えて、ペルーのトゥンベスへ入る。<br />トゥンベスからバスでトルヒーヨへ移動した(12時間)。<br />トルヒーヨに滞在して、チャンチャン、アルコイリス、ワカデルソルとワカデラルナの各遺跡を見る。<br /><br />さらに、トルヒーヨから日帰りで、チンボテ、カスマ経由でセチン遺跡を日帰りで見た。<br />結局トルヒーヨに1週間ほどいたので、いつも両替する銀行で、ペルー人男性とも知り合っていた。<br /><br />彼は「いつまでトルヒーヨにいるんだ?」と、聞いてきたけどね。<br />その理由は、単純明快、とっととリマへ移動する予定の日にお腹を壊して、バスに乗れなかったから(涙)。<br /><br />なんとかお腹が落ち着いて、トイレの心配がなくなったころ、バスに乗る。<br />トルヒーヨから夜行バスでリマ(9時間)へ。<br /><br />町を歩いて、安ホテルを当たって、「HOTEL EUROPA」へ入った。<br />ここがシングルルームで3900インティ。<br /><br />この時代、毎日両替レートは変化していた。<br />が、6月始めだと、1ドルは3300インティと考える。<br /><br />つまり、シングルルームが1ドル20セント程度。<br />1ドルを130円と考えると、150円程度。<br /><br />シャワーやトイレは共同でもシングルで150円だと、旅はとても楽になるね(笑)♪<br />このホテルは、米国からの若者のツアーみたいなものもいて、かなり人気があったようだ。<br /><br />さて僕の南米旅行計画を語ろう。<br />これからリマからナスカへバスで移動して、ナスカの地上絵を見るつもり。<br /><br />リマ市内で、「TEPSA」「ORMENO」「ROGGERO」というバス会社へ行って、ナスカへのバスをチェックした。<br />バスを比較して、TEPSAの午前11時半発で、ナスカに夕方に着くバスでいいと考える。<br /><br />また、チリへ行ったらイースター島へ行くことも考えてないわけではなかった。<br />そこで、リマのアルマス広場にあった「金城旅行社」へ行って、福井という日系の女性に相談した。<br /><br />予約だけなら無料ということだったので、一ヵ月後のイースター島への往復切符を予約した。<br />このとき、サンチャゴからイースター島までの往復が税金21パーセントを入れて、449ドル。<br /><br />結局は、一ヵ月後までにサンチャゴへたどり着けなかったので、この予約は自動消滅したはずだ。<br />それに、旅の途中でだんだんイースター島のモアイの価値について疑問を持ってしまった。<br /><br />また1989年の南米は物価が安かった。<br />だから500ドル近い金を、イースター島の往復だけに使うのは、かなりの度胸が必要だった。<br /><br />リマで、だいたいの旅行計画は出来た。<br />ナスカ経由でクスコへ行き、マチュピチュなどのインカ遺跡を見て、ボリビアへ入る。<br /><br />ボリビアからチリへ抜けて、どんどん南へ下っていこう。<br />そのあとは、旅をしながら考えればいいだろう。<br /><br />いままでペルー北部から遺跡を見てきたので、リマ近辺の遺跡に行くことを考える。<br />「パチャカマ遺跡」というのがリマの郊外にあるようだ。<br /><br />アルマス広場の南にある観光案内所へ歩いた。<br />ここで、パチャカマ遺跡への行き方を聞く。<br /><br />最初は「タクシーで行け」と言われた。<br />そこを無理にローカルバスで行きたいと説得して、バス乗り場を教えてもらう。<br /><br />バスが出発すると言われた場所は、「Montevideo y Andahuaylas」という交差点付近。<br />バス乗り場といっても、ただのみすぼらしい通りだ。<br /><br />ただ、おんぼろバスが3台ほど停車していた。<br />子供がバスを洗っている。<br /><br />「パチャカマ遺跡へ行くか」と聞いても答がない。<br />ちょっと身体の大きなおじさんに聞くと、「パチャカマへは行かない」という。<br /><br />わけがわからないので、立ち去ろうとしたが、バスに乗り込む人がいる。<br />その人にパチャカマ遺跡へ行くかと聞くと、行くと言う。<br /><br />それでバスに乗り込んで、じっとしていた。<br />すると、だんだん人が増えきたので、さらに確認すると、みんなが遺跡へ行くと答える。<br /><br />バスが動き出す。<br />見ると、「パチャカマ遺跡へ行かない」と答えたおじさんが、バスの運転手だったよ(笑)。<br /><br />乗客は親切で、パチャカマ遺跡へ来ると、降りる場所を教えてくれた。<br />ここまで、約1時間、料金は450インティ(20円弱)だった。<br /><br />遺跡の入場料は、6千インティ(200円)。<br />でも僕はメキシコシティで作った国際学生証(ISIC)があるので600インティ(20円)で入れた。<br /><br />説明のパンフレットが4千インティ。<br />遺跡は全長4kmあるそうだ。<br /><br />遺跡は修復中の雰囲気で、しかもほとんど見学者がいない。<br />ピラミッドや建物の跡は入場禁止だが、中央を貫く「Calle este-oeste(東西通り)」を歩いた。<br /><br />この通りの一部では、通りの両側の壁が迫っていて、とても神秘的だ。<br />「Templo del sol(太陽の神殿)」は、階段があって、歩いて上れる。<br /><br />太陽の神殿の上からは海岸線が見え、左手には沖に島々が見えた。<br />ペルーの太平洋岸は、常にぼんやりし感じで、水平線はけぶって、はっきりとは見えない。<br /><br />「Palace of the Mamacunas」という、インカに捧げられる女性の教育センターを見た。<br />かなり大きな遺跡だが、とにかく僕が行ったときは、ほとんど観光客を見かけなかったのがよかったね。<br /><br />リマへの帰りは、遺跡から出た通りに立って、通りかかったバスを呼び止める。<br />帰りのバスでは、リマまでの運賃は600インティでちょっと高かった。<br /><br />が、バスもきれいだったよ。<br />とにかく、ローカルバスを利用して、ほとんど観光客のいない遺跡を見た。<br /><br />これは、神に選ばれた世界旅行者のみに許された特権だ。<br />でもいまは、リマ市内からツアーが出ていることでしょう。<br /><br />【旅行哲学】リマからパチャカマ遺跡へ、ローカルバスを利用して往復する。これはポイントが高いね(笑)。<br /><br />http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/south_america/pachacamac.htm<br />

『パチャカマ(Pachacamac)遺跡へローカルバスで往復し、一人海を眺める』@リマ郊外/ペルー

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1989/05 - 1989/05

641位(同エリア679件中)

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みどりのくつした

みどりのくつしたさん


これは、僕の中南米一周旅行の話。
1989年5月28日、エクアドルから陸路国境を越えて、ペルーのトゥンベスへ入る。
トゥンベスからバスでトルヒーヨへ移動した(12時間)。
トルヒーヨに滞在して、チャンチャン、アルコイリス、ワカデルソルとワカデラルナの各遺跡を見る。

さらに、トルヒーヨから日帰りで、チンボテ、カスマ経由でセチン遺跡を日帰りで見た。
結局トルヒーヨに1週間ほどいたので、いつも両替する銀行で、ペルー人男性とも知り合っていた。

彼は「いつまでトルヒーヨにいるんだ?」と、聞いてきたけどね。
その理由は、単純明快、とっととリマへ移動する予定の日にお腹を壊して、バスに乗れなかったから(涙)。

なんとかお腹が落ち着いて、トイレの心配がなくなったころ、バスに乗る。
トルヒーヨから夜行バスでリマ(9時間)へ。

町を歩いて、安ホテルを当たって、「HOTEL EUROPA」へ入った。
ここがシングルルームで3900インティ。

この時代、毎日両替レートは変化していた。
が、6月始めだと、1ドルは3300インティと考える。

つまり、シングルルームが1ドル20セント程度。
1ドルを130円と考えると、150円程度。

シャワーやトイレは共同でもシングルで150円だと、旅はとても楽になるね(笑)♪
このホテルは、米国からの若者のツアーみたいなものもいて、かなり人気があったようだ。

さて僕の南米旅行計画を語ろう。
これからリマからナスカへバスで移動して、ナスカの地上絵を見るつもり。

リマ市内で、「TEPSA」「ORMENO」「ROGGERO」というバス会社へ行って、ナスカへのバスをチェックした。
バスを比較して、TEPSAの午前11時半発で、ナスカに夕方に着くバスでいいと考える。

また、チリへ行ったらイースター島へ行くことも考えてないわけではなかった。
そこで、リマのアルマス広場にあった「金城旅行社」へ行って、福井という日系の女性に相談した。

予約だけなら無料ということだったので、一ヵ月後のイースター島への往復切符を予約した。
このとき、サンチャゴからイースター島までの往復が税金21パーセントを入れて、449ドル。

結局は、一ヵ月後までにサンチャゴへたどり着けなかったので、この予約は自動消滅したはずだ。
それに、旅の途中でだんだんイースター島のモアイの価値について疑問を持ってしまった。

また1989年の南米は物価が安かった。
だから500ドル近い金を、イースター島の往復だけに使うのは、かなりの度胸が必要だった。

リマで、だいたいの旅行計画は出来た。
ナスカ経由でクスコへ行き、マチュピチュなどのインカ遺跡を見て、ボリビアへ入る。

ボリビアからチリへ抜けて、どんどん南へ下っていこう。
そのあとは、旅をしながら考えればいいだろう。

いままでペルー北部から遺跡を見てきたので、リマ近辺の遺跡に行くことを考える。
「パチャカマ遺跡」というのがリマの郊外にあるようだ。

アルマス広場の南にある観光案内所へ歩いた。
ここで、パチャカマ遺跡への行き方を聞く。

最初は「タクシーで行け」と言われた。
そこを無理にローカルバスで行きたいと説得して、バス乗り場を教えてもらう。

バスが出発すると言われた場所は、「Montevideo y Andahuaylas」という交差点付近。
バス乗り場といっても、ただのみすぼらしい通りだ。

ただ、おんぼろバスが3台ほど停車していた。
子供がバスを洗っている。

「パチャカマ遺跡へ行くか」と聞いても答がない。
ちょっと身体の大きなおじさんに聞くと、「パチャカマへは行かない」という。

わけがわからないので、立ち去ろうとしたが、バスに乗り込む人がいる。
その人にパチャカマ遺跡へ行くかと聞くと、行くと言う。

それでバスに乗り込んで、じっとしていた。
すると、だんだん人が増えきたので、さらに確認すると、みんなが遺跡へ行くと答える。

バスが動き出す。
見ると、「パチャカマ遺跡へ行かない」と答えたおじさんが、バスの運転手だったよ(笑)。

乗客は親切で、パチャカマ遺跡へ来ると、降りる場所を教えてくれた。
ここまで、約1時間、料金は450インティ(20円弱)だった。

遺跡の入場料は、6千インティ(200円)。
でも僕はメキシコシティで作った国際学生証(ISIC)があるので600インティ(20円)で入れた。

説明のパンフレットが4千インティ。
遺跡は全長4kmあるそうだ。

遺跡は修復中の雰囲気で、しかもほとんど見学者がいない。
ピラミッドや建物の跡は入場禁止だが、中央を貫く「Calle este-oeste(東西通り)」を歩いた。

この通りの一部では、通りの両側の壁が迫っていて、とても神秘的だ。
「Templo del sol(太陽の神殿)」は、階段があって、歩いて上れる。

太陽の神殿の上からは海岸線が見え、左手には沖に島々が見えた。
ペルーの太平洋岸は、常にぼんやりし感じで、水平線はけぶって、はっきりとは見えない。

「Palace of the Mamacunas」という、インカに捧げられる女性の教育センターを見た。
かなり大きな遺跡だが、とにかく僕が行ったときは、ほとんど観光客を見かけなかったのがよかったね。

リマへの帰りは、遺跡から出た通りに立って、通りかかったバスを呼び止める。
帰りのバスでは、リマまでの運賃は600インティでちょっと高かった。

が、バスもきれいだったよ。
とにかく、ローカルバスを利用して、ほとんど観光客のいない遺跡を見た。

これは、神に選ばれた世界旅行者のみに許された特権だ。
でもいまは、リマ市内からツアーが出ていることでしょう。

【旅行哲学】リマからパチャカマ遺跡へ、ローカルバスを利用して往復する。これはポイントが高いね(笑)。

http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/south_america/pachacamac.htm

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