2008/07/13 - 2008/07/27
148位(同エリア339件中)
uekoさん
友人達とめぐったボリビア満喫旅行記♪
山あり谷あり、そして高山病ありの
観光&食い倒れツアー!
旅の足跡?(前半)
ラパス⇒ティワナコ⇒コパカバーナ⇒
チチカカ湖(太陽の島&月の島)⇒ラパス
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 タクシー
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2008年、7月13日から冬休みを利用してボリビア旅行に行ってきた。
サンパウロからカンポグランジ、サンタクルスを経由し、
空路ボリビアの首都ラパスへ。
日の出と共に出発!!
空がばら色に染まり始めた。 -
標高3650M。
すり鉢状の町が見えてきた。
ボリビアの実質上の首都、ラパスだ。
(憲法上はスクレ)
山肌にまでぎっしりと建物が見える。
ラパスの空気は薄い。そして寒い。
高山病を危惧しながら市内へ。 -
ボリビアに到着したその日のうちに、
ラパス郊外にある『月の谷』へ。
乾燥しきった薄茶色の奇岩が広がる光景が、
月面そっくりなことから名づけられたこの谷。
45分コースに踏み入ったのが、恐怖の1時間の始まり。
上り下りの激しい迷路のような奇岩の中を空気の薄さと格闘しながら進む。 -
最初は「すご〜いっ!」「きれ〜っ!」といっていた景色も、
20分もたてばあきる。空は雲ひとつない晴天。
サンサンと降り注ぐ紫外線。どこまで続くか先の見えない迷路。
引き返すには遠い道のり。オプションなのか、どこかからアンデス音楽が。
ペットボトルを片手に水分補給しながら、ひたすら出口を目指す。
←あっ!いた! -
月の谷ではクタクタになったけど、コースを制覇した達成感はアリ。
帰りは入り口が開きっぱなしになったまま走るバスで、市内へ。
しかし、これだけハードな行程で高山病者が出ないわけがない。
倦怠感・頭痛・吐き気・むくみ・呼吸困難を伴う高山病。
改めて思ったけど、酸素ってホントにすごい。
これは月の谷の入り口にあるモニュメント。
とかげ&かえるが張り付いていてユニークだ。 -
15日、ティワナク遺跡へ。
今回の旅で一番行きたかった場所。標高は3870M。
ここは太陽神ビラコチャの神をはじめとする
多くの神々を崇拝する宗教都市だったといわれ、
残っている伝説に日本神話との共通性を見出す学者もいる。
-
ティワナク博物館で高さ7M半のモノリート『ベネット』←名前(笑) を見てから、アカパナのピラミッド跡へ。遺跡は今まだ発掘中。
所々、スコップを持ったおじさんたちがの〜んびり働いて…いるのか!?
土からかすかに顔を覗かせているインカ以前の石組みに興奮しているせいか、
空気の薄さはほとんど感じられない。 -
遺跡の中で見つけた、太陽神ビラコチャを
モチーフにした欄干。
並んだ影がお出迎え♪
遺跡整備はまだまだこれからといった感じだが、
こういうちょっとしたところは気が利いているなぁ!
と感心する。 -
そこから半地下神殿へ降りていくと、周囲には180個もの石の顔が。
一番の『男前』と記念写真を撮るためにみんなで遺跡を観察。
未婚女性6名。目がかなり真剣だっ!
石の顔にBeijo(=キス)しながら写真を撮りまくる私達。
恐れをなしてか、半地下神殿に降りてこようとしない他の観光客。
石の顔は大半が壊れて表情が分からなくなってしまっているが、
様々な特徴を持つ顔が埋め込まれていることから、
他民族との交流が指摘されている。
自分に似た顔がひとつはあると言われているが、
この中にはあって欲しくないかも…。 -
遺跡の中心「カラササーヤ」にある、声が遠くまで聞こえる
不思議な穴にトライしたあと、内部にある一番の見所『太陽の門』へ。
高さ3M、重さ推定5tの一枚岩から出来ているこの門は、
その大きさと門の上部に彫られた見事なレリーフ(太陽神&鳥人)で有名だが、
発掘した際、建てる方向を間違っちゃったところが玉に瑕だ。 -
太陽の門の近くにも一体モノリートが立っていて、
彼の名前は『ポンセ』。
ティワナク遺跡もだが、このモノリートの謎も未だ解明されていない。
モノリートは涙を流し、不思議なことに右手の指だけが外側に曲がっている。
そして、それぞれ模様の異なる素敵な「柄パン」をはいている。
発掘されたたくさんのモノリートのほとんどは、現在行方不明。残念。 -
現在運休中のティワナクの鉄道駅と、
土器を専門に展示しているもう1つの旧ティワナク博物館を見学。
すばらしい細工の土器、発掘された銀製品、
そしてミイラと大量の人骨。
遺跡の出土品や歴史の説明もあり、
中々見ごたえあり。
-
ティワナクからの帰途、アンデスの民族衣装を着て踊るパレードに遭遇。
急遽、バスを降りてパレードへ。
次の日の16日は「ラパスの日」で祝日。そのお祝いの前日祭らしい。
目に鮮やかな衣装をまとった人々が長い列を作って踊り、
その後ろには額に汗をにじませたにぎやかな楽隊がついて行進している。 -
道の両脇には色々な屋台が出ていて、チョリータおじさん(チョリ男)達で賑わっている。
パレードの踊りから抜け出してビールを飲みに来るおばさんの姿も。
この時も目の前で、チョリータおばさんたちの酒盛りが始まった。 (真ん中にビールがある♪)
明るく、陽気で、活気に満ちていて、自由な雰囲気。
普段は見れないボリビアの素敵な一面を見ることが出来たのは幸運だった。 -
この日はサンフランシスコ寺院のそばのお洒落な喫茶店で夕食。
お土産屋さんをちょっと覗いた後、露店のアンティクーチョ屋さんへ。
アンティクーチョは、牛の心臓の肉とゆでたジャガイモを串にさして焼いたもの。
そこ、「夕食食べたばかりじゃ…」とか言わないように!
食べ比べをしようということで、2軒をはしご。 -
さて帰ろうかと思えば、いつのまにか寺院前はパレードで通行止め。
道は人・人・人の波。ボリビアのパレードは、夜半から一層盛り上がる。
タクシーの通る道まで、その人ごみの中を歩くことに。
人波を流されるがままに前へじりじりと進む。
久しぶりに日本の満員電車を体感。
ここでスリに遭遇し、携帯をすられる。油断大敵!! -
7月16日の早朝、チチカカ湖へ。
チチカカ湖は、インカをはじめとするアンデス古代文明の発祥の伝説の残る
聖なる湖だ。
ここも一度は行ってみたいと思っていた場所。
標高3890M。
日を追うごとに少しずつ行く場所の高度が上がっている。
-
段々畑に覆われた「太陽の島」の北部にある神殿跡は
赤茶けたその石組みを今に伝えるだけである。
次に行った「月の島」の神殿跡では僅かに、復元作業が進んでいるようだ。
どちらの島からも、チチカカ湖の青く深く澄んだ湖面と
遠くに雪を頂くアンデス山系が見える。 -
太陽の島の南部には、インカ時代の『若返りの泉』がある。
しかし泉を目指す私達の目の前には嫌がらせのような階段が。
登る⇒息があがる⇒休憩(土産物屋の攻撃)⇒
登る⇒息があがる⇒休憩(土産物屋の攻撃)
若返る前に更なる老化が進行しそうだ。それでも、無事到着。
泉は京都の清水寺のように3箇所から流れ出ていた。もちろん、全部試飲。 -
コパカバーナのレストランで、
セットメニューの夕食を食べる。
軽いアルコール飲料に、キヌアのスープ、
チチカカ湖特産のトゥルチャ(マス)のプレートと
焼きたてパンにデザートのケーキがついていてお得♪ -
17日はラパス滞在最後の日。
というわけで、
ラパス観光&買い物ツアーに出かける。
石畳の道が美しいハエン通りの街角には、
「幽霊が出るから!」と
大きな十字架が壁にかけてあったりする。
通りによってずいぶん雰囲気が違うのも、
ラパスの面白いところだ。 -
ムリリョ広場周辺には国会議事堂をはじめ、
カテドラルや 大統領官邸が立ち並んでおり、
入り口にはイギリスのごとく衛兵が立っている。
しかし、『やる気』の差は歴然だ!!
広場の内部はすごい数の鳩・鳩・鳩。
-
インディヘナの女性が出している露店には、
きれいな布が多く種類も豊富。
手織りはさすがに高値で桁が違う!
ほとんどは機械織だが、チョリータさん愛用の風呂敷は
色・柄ともにとてもかわいい。
赤・ピンク・緑・茶色・黄色・青を基調としたものがあり、
お土産にも最適☆
-
リナレス通りは通称「魔女通り」と呼ばれているだけあって、
不思議なものや珍しいものが。
無造作に積まれているリャマの胎児や
アルマジロのミイラは本物だったりする。
他にもほれ薬があったり、
あやしいカタツムリの粉末のほか、
呪術に使う薬草や人形が
売られていたりする。あわわわわ…
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