2008/09/26 - 2008/09/28
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@とらじろうさん
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表紙の写真について
写真左はウプサラのシンボル「大聖堂 Domkyrkan」。1260年から建築が始められ、完成するまでに175年。北欧で最大の教会です。
写真右はスカンジナヴィアで最も小さいといわれるシグトゥーナ市庁舎です。シグトゥーナはストックホルムの北西約40km、メラーレン湖に面したスウェーデンで最も古い町のひとつです。11世紀の初頭、スウェーデンでキリスト教の洗礼を受けた最初の国王オーロフ・シェートコーヌングにより築かれ、そのとき初めてシグトゥーナはスウェーデンの首都になりました。
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☆はじめに
★2008年9月24日から27日にかけてストックホルムで開催された国際会議「第96回FDI AWDC(STOCKHOLM 2008)」に出席、講演のためスウェーデンを訪れました。
★前編は、成田出発からストックホルム到着、ストックホルム・メッセで開催された国際会議の模様と旧市街散策までをアップしています。
★後編は、ウプサラとシグトゥーナへの観光バスツアーを中心に、ストックホルムを出発しパリで乗り継いで成田に帰国するまでをアップします。
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☆スウェーデン:後編 ウプサラ、シグトゥーナ
★9/26(金)06:00起床。
08:54ストックホルム中央駅から郊外電車で国際会議場ストックホルム・メッセへ向かいました(所要時間9分)。
学会主催のエクスカーション「ウプサラとシグトゥーナ(10:00-17:00)」に当日申し込み(690SEK)。
10:00観光バスでストックホルム・メッセを出発。
11:00ウプサラ着。大聖堂。グスタヴィアヌム(歴史博物館)。ウプサラ大学図書館。ウプサラ中央駅。ストラトリイ広場。フィリス川。
13:00昼食後、ウプサラ城を見学。
14:00ウプサラ発。
14:50シグトゥーナ着。聖オーロフ教会の廃墟。聖マリア教会。ルーン文字の石碑。スカンジナヴィアで最小の市庁舎。スウェーデン最古のタウンストリート、ストラガータン通り。
16:00シグトゥーナ発。
17:00ストックホルム・メッセ帰着。
シェラトン・ストックホルム泊。
22:00就寝。
★9/27(土)04:00起床。
05:30ホテルをチェックアウト。
05:55シティ・ターミナルから空港行きバスに乗車。
06:35空港着。
SK577(ストックホルム07:55発-パリ10:35着)
11:15エール・フランス・バスに乗車。
11:50凱旋門前に到着。
12:10人気ビストロ「ル・コントワール・デュ・ルレ」(オデオン)でランチ。49EUR。
14:40「アルノー・ラエール」(コランクール)でマカロン等を購入。27EUR。
NH206(パリ20:00発-成田14:30着)
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス
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ストックホルム中央駅のホーム。08:54撮影。
郊外電車の車内から。 -
国際会議場へ向かう郊外電車の車内風景です。
「ストックホルム中央駅」から9分で最寄り駅「Alvsjo」に着きます。 -
★電車の写真を撮影しようとカメラを向けると、約5名(すべて男性)が一斉に刺すような目線でこちらを向きました。
決してあなた方を「パパラッチ」しようとしたわけではありませんから (^-^o)(o^-^) -
国際会議場「ストックホルム・メッセ」 -
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「fdi」は会議出席者やその同伴者のためにいくつかのエクスカーション「Tour Programme」を用意していました。 -
「ウプサラとシグツーナ」の観光バス・ツアーを申し込みました。
写真はスカンジナヴィアで最も小さいといわれる「シグツーナ市庁舎」(後出)です。 -
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「ウプサラ&シグツーナ」行きの観光バスとガイドさん。9:47撮影。
このガイドさんは普段は大学で歴史学(スウェーデン史?)の講師をしているそうです。
観光バスは10:00にストックホルム・メッセを出発しました。 -
ストックホルムからウプサラを目指して観光バスは北に向かいます。10:10撮影。
観光バスの車窓からメラーレン湖の向こうにストックホルム市庁舎の塔が小さく見えます。 -
ウプサラに着きました。11:10撮影。
写真は大聖堂です。1200年代中期に建設が始まり、1435年に完成。
1702年の大火事で塔、屋根、内装が損傷を受けました。1880年代に大幅な修復が行われ、その際に写真に見られる高い尖塔が建設されました。 -
グスタヴィアヌム(歴史博物館)
大聖堂の西隣りに、道を挟んで建っています。
1622年にグスタフ2世アドルフ王によって建設。王の名に因んでグスタヴィアヌムと名付けられました。
1887年までは、ここがウプサラ大学の中心でした。
植物分類学のリンネ、摂氏温度目盛を提唱した天文学者のセルシウスなどを輩出しました。
観光バスが写真の左端に写っています。 -
聖エリック門から見上げた大聖堂。11:18撮影。
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聖エリック門
エリック・イェドヴァルドソンは1100年代中期のスウェーデン王。
彼はこの聖堂の丘でデンマークからの敵に殺害(1160年または1161年死去)されました。伝説によると、彼が倒れた場所に清い泉が湧き出たそうです。この伝説や他の奇跡により、エリックは聖人として崇敬されるようになり、多くの人々が聖エリックの遺骨を拝むためにここに巡礼に訪れました。
聖エリックの遺骨は1273年以降この大聖堂に保存されています。 -
聖エリック門の彫像
よく見ると面白いですね。 -
聖エリック門の彫像の拡大。
中央の像は幼いキリストをあやす聖母マリアでしょうか?
左右は野球拳でもしているようなユーモラスな彫像。 -
大聖堂の中から聖エリック門に向かって撮影。
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聖エリック門から奥に向かって撮影。
一番奥まったところに聖母礼拝所があり、グスタフ1世ヴァーサ王(1490−1560)と二人の王妃が埋葬されています。 -
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聖母礼拝所。
グスタフ1世ヴァーサ王(1490−1560)と二人の王妃が埋葬されています。 -
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大聖堂を後にして、すぐ西にあるウプサラ大学本部へ徒歩で向かいます。11:55撮影。
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ウプサラ大学本部の建物
ウプサラ大学はスウェーデンで最も古い、権威のある大学で、1477年に創立されました。 -
大学本部の前にある広場にはスウェーデン各地から出土した石碑が置かれています。
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独特なルーン文字で書かれた石碑について説明するガイドさん。
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石碑について説明してあるプレート
この石碑はルーン文字で刻まれた11世紀の碑文で、Gillogという人が娘の鎮魂のために建立したものです。
当時、死者の鎮魂を目的として石碑を建立することは頻繁に行われていたようですが、女性を対象にした石碑の建立はめずらしく、11世紀の当時としては敬虔な行為であったに違いないと書かれています。 -
ウプサラ大学図書館(Carolina Rediviva)
スカンジナヴィアで最古の大学図書館です。 -
図書館内に展示してあった古文書(その1)
銀細工を施した5世紀の聖書。 -
図書館内に展示してあった古文書(その2)
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広葉樹は落葉を始め、多量の落ち葉が風に舞っていました。
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「病院(Sjukhus シュークヒュース)はここを左折」との案内板。
ウプサラ大学病院でしょうか?
案内板の背景にある建物は大学図書館です。 -
ウプサラ市街の中央を南北に流れるフィリス川。
北から南に向かって撮影(12:31)。 -
フィリス川。北から南に向かって。
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フィリス川。南から北に向かって撮影。
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繁華街の中心、ストラトリイ広場
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ストラトリイ広場を中心にフィリス川と並行して延びる通りは歩行者専用道路。
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ウプサラ中央駅前の通り(クングスガータン Kungsgatan)で見かけたポスター(その1)。12:50撮影。
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ウプサラ中央駅前の通り(クングスガータン Kungsgatan)で見かけたポスター(その2)。12:51撮影。
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ウプサラ中央駅。12:55撮影。
ストックホルム中央駅まで列車(インターシティ)で約40分。 -
ウプサラ城と観光バス
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ウプサラ城
ウプサラの街を見下ろす高台に建っています。
グスタフ1世ヴァーサ王によって1500年代に建造開始。1757年に完成しました。 -
ウプサラ城と砲台。
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ウプサラ城
王の居城として建てられた壮大な館ですが、現在はウプサラ大学のコレクションを展示する美術館&知事の邸宅として利用されています。
画面左に美術館入口と案内の垂れ幕、城館の右側にグスタフ1世ヴァーサ王の像があります。 -
グスタフ1世ヴァーサ王の胸像
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ウプサラ城の西には広大な植物園があります。
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植物園。13:58撮影。
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ウプサラ城から大聖堂、市街地の眺め
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スカンジナヴィアで最も小さいといわれるシグトゥーナ市庁舎
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シグトゥーナ市庁舎(ロードヒュース)と地味に掲示してありました(笑)。
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スウェーデン最古のタウンストリートといわれるストラガータン通り(Storagatan)。
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ストラガータン通り(Storagatan)
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シグトゥーナ観光案内所 Drakegarden(The Dragon)
シグトゥーナのメインストリート、ストラガータンに面しており、斜向かいは市庁舎です。
18世紀の建物で、かつては旅籠および個人住宅でしたが、現在では市営の観光案内所になっています。
建物の正面にドラゴン(龍)の飾りが付けてありました。 -
聖オロフ教会の廃墟
12世紀の建築物で、ノルウェー王(1015−1028)であったOlof Haraldsson(死後、聖人と崇められる)を祭った教会です。 -
聖マリア教会
1248年(一説には1247年)建築とされるシグトゥーナ最古の建物です。 -
聖マリア教会の内部
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ルーン文字で彫られた11世紀の石碑
「Anundが、生存中に自分のために建てた」
と彫ってあるそうです。
シグトゥーナの町を作ったオーロフ王と並び称されるほどの成功者で Anund Jakob Olofssonという人がいたそうです。11世紀頃の人ですので、その人でしょうか? -
石碑の説明版
「Anundが生存中に自分のために建てた」と彫ってあるそうです。
自己顕示欲の強い人だったのでしょうか? -
貨幣の鋳造を行っていた小屋(うしろの建物はホテルです)
「オーロフ王の鋳造所(KING OLOF'S MYNTHUS)」
スウェーデンで最初にコインを鋳造した期間は極めて短く、995年から1030/35年までで、この期間に約200万枚の銀貨がイギリスのペニー銀貨を真似てオーロフ・シェートコーヌング王(TaxkingまたはCoinkingともいわれました)とその息子、および成功者Anund Jakob Olofssonによって始められました。 -
「オーロフ王の鋳造所(KING OLOF'S MYNTHUS)」の案内板
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出土した銀貨の拡大図
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カフェテリア「タントブルン Tantbrun(ブラウンおばさん)」
シグトゥーナでは有名です。 -
シグトゥーナ
メラーレン湖畔の静寂(その1)。 -
シグトゥーナ
メラーレン湖畔の静寂(その2)。 -
シグトゥーナ
メラーレン湖畔で遊ぶ子供達(その1)。 -
シグトゥーナ
メラーレン湖畔で遊ぶ子供達(その2)。 -
りんごの木とメラーレン湖
小さなりんごが鈴なり!
たくさん落ちていました。 -
スウェーデン最古のタウンストリート、ストラガータンに面したスーパー・マーケット。15:50撮影。
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スウェーデンで最も古い町シグトゥーナを後にして、観光バスは一路ストックホルムを目指し帰路に付きました。16:07撮影。
写真は暮れなずむメラーレン湖です。
観光バスは17:00丁度にストックホルム・メッセに帰還しました。
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ウプサラ&シグトゥーナの観光を終えて、ストックホルム・メッセから郊外電車で中央駅まで戻ってきました。
明朝7:55発のスカンジナヴィア航空SK577便でストックホルムを離れ、パリ・シャルル・ドゴール空港に向かい、乗り継いで成田に帰国します。
写真はストックホルム中央駅から正面に見えるクララ教会です。17:37撮影。 -
早朝、シティ・ターミナルから空港行きのバス(Flygbussarna)に乗り込みます。5:54撮影。
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約40分でストックホルム・アーランダ国際空港に到着です。6:34撮影。
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ストックホルム・アーランダ国際空港ロビー。
早朝にもかかわらず、すでにかなりの人がカウンターに並んでいました。6:36撮影。 -
07:55発Paris CDG行きのSK577に搭乗予定ですが、しばらくラウンジで休憩することにしました。6:45撮影。
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スカンジナヴィア航空(SAS)のラウンジ受付。06:56撮影。
営業時間は05:45−23:00(土曜日のみ05:45−20:00)。 -
スカンジナヴィア航空(SAS)のラウンジ(その1)。06:57撮影
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スカンジナヴィア航空(SAS)のラウンジ(その2)07:11撮影。
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ストックホルムからパリまでの搭乗券。
座席は「02C」(左翼席の最前列、通路側)。
左翼席には「01」はありません。 -
座席から見たコクピットの様子。07:40撮影。
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機内から見たストックホルム・アーランダ国際空港。
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スカンジナヴィア航空SK577便の朝食。08:24撮影。
窓から差し込む朝日が眩しいです。 -
パリ・シャルル・ドゴール空港ターミナル1に到着し、翼を休めるSAS(SK577)便。10:21撮影。
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サテライトの「動く歩道」に乗ってパスポート・コントロールへ。10:22撮影。
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エールフランス・バス。事故のため、通常の乗り場から少し歩かされました。11:13撮影。
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シャルル・ド・ゴール・エトワール
凱旋門 -
オデオンの名店「ル・コントワール・デュ・ルレ」
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安くて美味しいので、お客さんがいつも並んでいます。
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グラス・シャンパン
ミシェル・ドラピエ・ブリュット(9ユーロ) -
サラダ
カナダ産オマール海老、さやインゲンと野菜のサラダ(22ユーロ) -
赤ワイン:ソーミュール(ロワール)3ユーロ
ジャガイモと野菜、フォアグラのテリーヌ(15ユーロ) -
拡大写真
ジャガイモと野菜、フォアグラのテリーヌ(15ユーロ)
美味しかったです。 -
発見! ショート・ヘアのパリジェンヌ。13:11撮影。
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ショート・ヘアのパリジェンヌ。拡大写真♪
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坂の街、モンマルトル。14:26撮影。
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人気パティスリー「アルノー・ラエール Arnaud Larher」14:43撮影。
http://www.arnaud-larher.com
マカロンの詰め合わせを購入。
いつもは「ラデュレ Laduree」のマカロンなのですが、今回初めて「Arnaud Larher」で。
とても美味しかったです! -
「アルノー・ラエール Arnaud Larher」
お菓子のディスプレイ。 -
モンマルトルを後にして・・・。
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「アルノー・ラエール」の紙袋をしっかり握って微笑む@伯爵。16:16撮影。
これからエールフランス・バスでシャルル・ドゴール空港に向かいます。 -
搭乗ゲート(Gate 14)に向かいます。17:37撮影。
ラウンジはセキュリティ・チェックが済んだところにあります。 -
出発を待つ20:00発成田行きANA(NH206)便。
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ファーストクラス搭乗券。
座席は右翼席最前列「1K」。 -
向かって右の席が「1K」です。
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食前酒とアミューズ。20:49撮影。
シャンパンの銘酒「クリュッグ」。 -
「クリュッグ」の説明文。
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前菜。
キャヴィア、トラディショナルガーニッシュを添えて。 -
主菜(1)。
サーモンと帆立貝のタルタル仕立て
黒胡椒風味のチーズヴィネグレットとともに。 -
主菜(2)。
スペイン産ポークの生ハム、メロンとパパイヤ添え -
デザート。
抹茶風味のロールケーキ。
ハーブティー「スウィートドリームス!」
(疲れをリセットしたいときにお勧めのハーブティーです、との説明書きがありました) -
長旅を終え、無事に成田空港第一ターミナルに到着したNH206。14:21撮影。
お疲れさま! ありがとう!
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