ニューヨーク＆カナダ東部一人旅　【14】

2008/10/13 - 2008/10/16

ニューヨーク＆カナダ東部一人旅　【14】
---トロント2日間---

キングストンからトロントへ移動しました。いよいよここが最後の町です。

エリア トロント(カナダ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス

★トロント移動日：Downtowner Inn　9号室
バス・ディーポからホテルへ向かう途中、24時間営業のスーパーがあったので、そこで夕食を購入した。ホテルまでは思っていたより距離があったが、どうにか歩いて行った。
ようやく着いてチェックイン。部屋は9号室。1階の奥突き当たり。部屋は広め。ベッドの他に冷蔵庫、電子レンジ、テーブル＆椅子、アイロンがある。まずは写真撮影。テーブルの上にデジカメの電池パックがあった…忘れ物だろうが、清掃の時に気付かなかったのか？なんて思いながらね。写真撮影のあと、バスルームに行ったら…トイレの隣にあるゴミ箱、ゴミが入ったままだった。オイオイ、清掃ちゃんとやれよ…って思って手を洗おうとしたら…髭剃りの後のような、細かい毛が多数落ちていた。掃除が甘いなぁ…と思いつつ、手をふこうと思ったら、部屋のどこにもタオルがない。

★トロント移動日：Downtowner Inn　9号室
まず、タオルをもらいに行った。そこで、バスルームが汚い旨伝えたが、「明日掃除する」という。私も疲れていて遅い時間だったので、タオルだけもらって、そのまま部屋へ戻った。でも、良く見ると、バスタブも汚いし、部屋のゴミ箱にもゴミが残っている。こうなると、一見ベッドメイキングされているようなベッドも怪しくなり、シーツに髪の毛などが無いかチェック。一応、髪の毛などは無かったが、どうにも気持ち悪い。そこで、再びフロントへ行き、部屋を変えてもらうことにした。

★トロント移動日：Downtowner Inn　34号室
で、部屋を変えるにあたって、見に行った部屋がここ。珍しく蛍光灯の部屋だ。ベッドとエキストラベッドがある。冷蔵庫もある。だが、電子レンジ、テーブル＆椅子、アイロンは無い。アイロンがないくせに、なぜかアイロン台がある。タオル＆石鹸はあった。バスルームをチェックすると、う〜ん、イマイチ掃除が甘いが、ここで妥協することにする。フロントへバスルームのことを伝えたが、再び「明日掃除する」と。結局、次の日もその次の日も、掃除は入ってなかったけどね。

★トロント移動日：Downtowner Inn　34号室
部屋の移動をしたりしていたら、もう11時近く。どっと疲れが出た。テーブル＆椅子が無いのは不便だが、エキストラベッド＆アイロン台で代用することにした。ここも無線LAN完備なので、愚痴も込めてスカイプで実家に電話。最後の洗濯も済まし、早めに寝た。

★トロント1日目：Downtowner Inn
ホテルには朝食が付いているが、袋に入った食パンが3つ、バターやジャムのビンがテービルの上に置かれ、コーヒーとお湯があるだけ。しかもなんだか汚い。ここのホテルは廊下なども含め、どうも清掃が行き届いていない。朝食も食べる気になれず、外で食べることにした。

★トロント1日目：Yonge通り
お腹を空かしたままホテルを出て、イートン・センターを目指すことにする。賑やかな通りに出たと思ったら、そこがYonge通り。この通り沿いにイートン・センターがある。

★トロント1日目：イートン・センター
ここはショッピング・モール。まずはフードコートで朝食。でもまだ準備中の店が多く、結局ハンバーガーで済ますことに。その後、再び外へ出て、チャイナタウンを目指すことにする。

★トロント1日目：旧市庁舎
少し歩くと、旧市庁舎が見えた。

★トロント1日目：旧市庁舎
前回来たときには近くで見なかったので気付かなかったが、良く見ると細工がすごく細かい。可愛いのか気持ち悪いのかちょっと微妙な顔の細工があった。

★トロント1日目：旧市庁舎
建物全体に細工が施してある。柱や壁も可愛らしい。

★トロント1日目：噴水
旧市庁舎前の通り、クイーン通りを歩いていくと、大通りに出た。旧市庁舎を通り過ぎた時に一度青空が見えたのだが、再び曇りだした。

★トロント1日目：Ontario College Of Art and Design
そのままクイーン通りを歩いていくと、右手に不思議な建物を発見。何だろう？ガイドブックには何も載っていないので、美術館等の観光スポットでは無いようだが、近くに行ってみることにした。どうやらここは美術学校らしい。

★トロント1日目：教会
不思議な建物が学校であることを確認し、再びクイーン通りへ。その途中、蔦まみれの教会があった。そのうち手前の緑の蔦も、赤くなっていくのかな。

★トロント1日目：車のオブジェ
クイーン通りへ戻ると、今度は建物から車が飛び出ているオブジェがあった。

★トロント1日目：車のオブジェ
アップにするとこんな感じ。この辺りには変わった建物やオブジェが多い。

★トロント1日目：チャイナタウン
ようやくチャイナタウンに着いた。私は皮蛋粥が好きなので、もし食べられるところがあったら食べたいなぁ…と思っていたが、見つからなかった。チャイナタウンには、お土産やさんみないなのもあるが、食材のお店が多い。洋服のお店もある。
食材は安い。乾物のお店もあり、日本ではけっこう高い干し椎茸が安く、思わず買いそうになった。だが、日本でわざわざ高い国産を選んで買っているのに、ここで買ったら意味無いじゃん、と思って購入断念。

★トロント1日目：チャイナタウン
この写真の右側の黄色い店で、安いセーターを2枚購入。洗濯したらのびのびになりそうだが、2枚でCA$10.00だったので。でも、外にあるものでは1枚しか気に入ったものが無く、中に入ってもう1枚を選んだ。ところが、店内だと2枚でCA$15.00と書いてある。念のために値段を確認すると、やはり2枚でCA$15.00だと言う。そこで、「外だと2枚でCA$10.00だけど…」というと、即「OK」。主張してみるもんだね。後になって、もっと値切れたかも…と思ったけど、ま、いっか。

★トロント1日目：Toronto Chinese Baptist Church
天気を気にしながら、とりあえずCNタワーを目指すことにした。
この辺りは中国系の人たちが多く住んでいるためか、中国人のための教会のようなものもあった。

★トロント1日目：ロジャース・センターのオブジェ
CNタワーが近づくにつれて、雲行きもどんどん怪しくなる。天気が悪ければ展望台には行かないつもりだった。あともう一日あるしね。CNタワーの隣にはロジャース・センターがあり、こんなオブジェがあった。

★トロント1日目：CNタワー
この曇り空じゃ、展望台に行くのはもったいない。スカイポッドまで行くと、税込みCA$27.82するのだ。どうせだったら、天気の良い日がいい。だいぶ前、横浜ランドマークタワーの展望台の入場料が1000円で高いなぁって思ったが、世界各国の展望台の値段と比較すると、1000円なんて、ずいぶん良心的だなぁ、って思う。

★トロント1日目：金融街
CNタワーを諦めて、セント・ローレンス・マーケットへ向かうことにしたのだが…急速に雲が流されていき、晴れ間が見えてきた。右から2番目が、私のお気に入りの金ピカビル、ロイヤル・バンク・プラザ。

★トロント1日目：ロイヤル・バンク・プラザ
空はみるみる晴れ上がってきた。ロイヤル・バンク・プラザは、空の雲を映し出し、光り輝いている。場所によっては、光が反射してまぶしくて正視できないほど。

★トロント1日目：ホッケーの殿堂
セント・ローレンス・マーケットまで後少しのところに、ホッケーの殿堂がある。前にも述べたが、私は特にホッケーに詳しくないし興味もないので、ここに入る予定は無し。もう、空は完全に晴れ上がっている。明日も晴れる保証はないため、ここからCNタワーへ引き返すことにした。

★トロント1日目：ホットドッグ
すでに14時近く、遅めの昼食をセント・ローレンス・マーケットでとる予定だったが、CNタワーに戻ることにしたため、途中のホットドッグの屋台でホットドッグを買うことに。ホットドッグの屋台はたくさんあるので、その中で店員が感じが良く、トッピングが沢山あるところに決定。トッピングは自由で、CA$2.50。欲張ってトッピングを入れすぎた…。私は口が小さい方。上品ぶっているわけじゃなくて、本当にね。そのために矯正して歯を8本抜いたほど。このホットドッグをガブッと食べることができず、パン、トッピング、ソーセージと、分割して食べる羽目に。しかも、トッピングがボトボト落ちていくし…欲張るんじゃなかったと反省。

★トロント1日目：CNタワー
5枚前に近い場所で撮影。空の晴れ上がり具合が一目瞭然。
CNタワーに入るときにもセキュリティ・チェックがあった。私は展望台のさらに上のスカイ・ポッドまでのチケットを購入。スカイ・ポッドは地上447m、世界一高い展望台。展望台の上、展望台とてっぺんの真ん中くらいに小さくボコッとなっている部分がスカイ・ポッド。わかるかな？

★トロント1日目：スカイ・ポッドからの眺め
エレベーターは、まず展望台に着く。そこからスカイ・ポッドへ行くには、さらに別のエレベーターに乗っていく。真ん中にある影は、CNタワー。下部に見える半円のものが、CNタワーの展望台。

★トロント1日目：スカイ・ポッドからの眺め
さすが世界一の高さというか、見晴らしが良い。どうせCNタワーに来るなら、展望台だけでなく、スカイ・ポッドまでのぼることをオススメする。

★トロント1日目：CNタワー　グラスフロア
再び展望台までエレベーターで降り、グラスフロアへ。上側に見える白いものがCNタワーの支柱。

★トロント1日目：CNタワー　グラスフロア
グラスフロアはこんな感じ。寝そべって写真を撮る人も多い。ガラスの透明度はあまり良くない。

★トロント1日目：オブジェ
CNタワーの近くには、巨大なキツツキのオブジェがある。なんなんだろうね、これ。
この後、先ほど途中で引き返したセント・ローレンス・マーケットへ再び向かった。

★トロント1日目：セント・ローレンス・マーケット
セント・ローレンス・マーケットはノースとサウスの建物があり、こちらはサウスの建物。レンガ造り。

★トロント1日目：セント・ローレンス・マーケット
内部はこんな感じ。肉やチーズ、魚などの店が多い。この下にも店があり、下はお土産屋さんなども入っている。
この後、ウェンディーズで休憩し、スーパーで買い物してホテルへ戻った。案の定、清掃に来た気配は無し。どうせ文句を言ってもまた「明日」になると思い、諦めることに。洗濯物が乾いていないため、寒さ対策も兼ねて、部屋にあった電気ストーブをつけることにした。ちょっとにおいが気になるが、暖かい。…と思っていたら………ピーーーッ、ピーーーッ、ピーーーッ！！！けたたましい音…火災警報機が鳴ってしまった！大事になると大変…とフロントへ向かったが、他の部屋の人は誰も出てこなかった。しかも、フロントでは警報機が鳴ったことに気付いていない。これって、本当に火災があったときに大丈夫？フロントにアラームが鳴っていることを伝えると、「料理したのか？」と。「ストーブをつけた」と伝えると、火災警報機だと、呆れ気味に。でも、部屋にストーブがあれば、使っていいはずでしょ？使えないストーブが部屋にある理由が分からない…。一足先に部屋に戻ったらアラームが止まっていたので、フロントに戻り、来なくて良いと伝えた。アイロン台をテーブルにしているところとか、あまり見られたくないしね。

★トロント2日目：フェリー
この日もホテルで朝食は食べず、外で食べた。日本ではお気に入りのTimHortonsが無い（私は見たことがない）ので、朝食はTimHortonsに決定。店はけっこう混んでいた。
その後、フェリー乗り場へ。以前乗ったフェリーとは違う、小さいフェリーだった。タイムテーブルも冬用になっていて、本数が減っていた。

★トロント2日目：トロント・アイランズ
前回の失敗をふまえ、ワーズ島で下船。でも実は、センター島のアミューズメント・パークが冬季休業に入ったので、フェリーはワーズ島までしか行かないらしい。

★トロント2日目：トロント・アイランズ
ワーズ島からセンター島方面へぶらぶらと歩いてみた。ヨットハーバーがあったり、民家があったり。途中、左手に行く道があったので抜けてみると、ダウンタウンとは反対側に出た。

★トロント2日目：トロント・アイランズ
ここはオンタリオ湖なのに、まるで海のよう。遊歩道が続き、しばらくここを歩いていく。

★トロント2日目：トロント・アイランズ
所々赤く色づいた気がある。前にも後ろにも誰もいない。しばらく歩くと、どうやってダウンタウンに戻ろうか不安になった。細い道はあるのだが、ちょっと…蜘蛛の巣などは避けたくて。やっと、比較的広い道があり、ダウンタウン側の道へ戻った。

★トロント2日目：トロント・アイランズ
人通りは少ない。水面も静か。

★トロント2日目：トロント・アイランズ
しばらく歩くと、またヨットハーバーがあった。今はシーズンオフなのか、平日昼間だからか、人は見かけない。

★トロント2日目：トロント・アイランズ
前回、散々怖がったセンター島のフェリー乗り場まで行ってみようと、歩き続けた。水鳥が沢山、芝生の上にいた。これだけじゃない、何十羽もいた。

★トロント2日目：トロント・アイランズ
センター島まで約3?のようだが、途中で遊歩道を歩いたり、遠回りしたため、もっとかかった気がする。ここがセンター島のフェリー乗り場。ここの奥で、私はびくびくしていたのだ。明るいときに来ると、それほど木も茂ってないし、全然怖くないんだけどね。

★トロント2日目：トロント・アイランズ
夜景を撮ったのとほぼ同じ場所で撮影。残念ながらこの日は曇り。やはりCNタワーは昨日の晴れ間のうちに上って正解だった。

★トロント2日目：トロント・アイランズ
だが、ガイドブックに載っていたアングルはこことは異なるようだ。そこで、橋を渡ってオリンピック島へ行ってみた。そこからは…

★トロント2日目：トロント・アイランズ
こんな景色が見渡せる！でも、撮影しているのはオリンピック島の歩道から芝生を突っ切って端っこまで来たところ。ここで夜景を撮るのは無理だろう。どうしても撮りたいなら、懐中電灯を持参しないと無理。いずれにしても、女性1人では夜は避けるべきだろう。

★トロント2日目：トロント・アイランズ
この撮影スポットからは、ロジャース・センター全体もはっきり見える。前面に野球選手の写真（もしくは絵）があることも発見。…私、ホッケーも詳しくないけど、実は野球も興味対象外で、よくわからないんだよね。
この時点で12時。12時45分のフェリーに乗らないと、次は14時15分になってしまう。3?の道のりなら45分あれば十分だと思うが、念のためちょっと早足でワーズ島のフェリー乗り場へ向かった。

★トロント2日目：昼食
無事12:45のフェリーに乗ることができ、前回夕食をとったのと同じ、フェリー乗り場近くの店で昼食をとった。もう一度、ここのチキンを食べたかったのだ。残念ながら前回の店員さんはいなかったが、やっぱここのチキン、美味しかった。

★トロント2日目：トロント・アイランズ
さて。もう、行きたい場所も特にない。とはいえ、まだ14時前。ということで、とりあえず地下街（PATH）を歩いてみることにした。地上はだいぶ土地勘ができてきたが、地下だとイマイチわかりにくい。しかも、トロント・アイランズでかなり歩いたため、足が疲れた。でも実は、現金が残り少なく、ビール（譲れない！）と夕食の分で、多分ギリギリ。ちょっとコーヒーでも飲んで一休み…というのができない。イートン・センターの中に、噴水があり、その周りのベンチでちょっと休憩…と思ったが、座ったら根が生えたように動けなくなり、30分以上休憩していた。その後、また地下街をうろうろし、愛しのLCBO（酒屋）を発見、ビール3本購入。

★トロント2日目：DOLLARAMA
その後地上へ出て、朝見かけた1ドルショップへ。Sherbourne St.にある。私がトロントで見つけた1ドルショップはここだけ。その後、再びイートン・センターへ戻り、ちょっと早めの夕食を食べて、残りのお金でつまみを買い、早めにホテルへ。

★トロント2日目：ホテルにて
最後の晩は、これらのビールと共に過ごした。
ネットで空港行きのバスを予約した。ネットの事前予約だと、10%引きになる。プリントアウトできないので、予約番号をメモ帳に控えた。ドライバーに予約番号を伝え、ドライバーが無線で確認するシステムなので、予約番号を控えたメモは切り離して渡せるようにしておくと便利。

★トロント最終日：トロント空港
バスは予約した時間以外でもOK。早めにチェックアウトの準備ができたので、そのまま早めにバス・ディーポに向かった。予約番号を伝えてチケットに変える必要があるかもしれない、と思い、インフォメーションで尋ねると、バスはこの建物内には来ない、とのこと。エリザベス通り沿いバス停があるのだが、それに気付かずうろうろしていたら、真っ黄色の車体のバスがやってきた。その後各ホテルをまわるのだが、ダウンタウンを抜けるまでけっこう時間がかかった。
予定よりちょっと遅れて空港着。自動チェックインカウンターでチェックインを済まし、荷物を預けて出国、アメリカ入国。時間とお金が残っていたので、カフェでクロワッサンとコーヒーを飲んでパソコンやりながら時間をつぶした。

行きと同じくデトロイトで乗り換え、定刻より早めに成田着。今回も無事、旅を終了。
海外旅行はしばらくおあずけかな。でも、今月末には国内旅行が待っている。

長々と読んで下さり、ありがとうございました。