2008.9 『メープル街道の紅葉を見たくて』レンタカーの旅【１２】…オタワ

2008/09/13 - 2008/09/21

９月１９日（金）

冷や汗体験と、そのあとの風景に癒されながら、オタワまで約２５０kmのドライブ。

トロントに向かう途中での中継地として、カナダの首都オタワに立ち寄ることに。
首都と言っても、思ったよりこじんまりとした、落ち着いた街という感じを受けました。
ホテルについたあと、食事＆ショッピングがてら、と言うつもりだったのであまり多くのところを観光は出来なかったけど、国会議事堂付近の散策はとても落ち着いた時間で印象的でした。

明日、最終日はアルゴンキン州立公園を通ってトロントまでの約６００ｋｍを走ると言うことで、オタワの夜も夜更かしできません。（と言ってもいつもは屋根の我が家ですが…）

《日程》
　
　　　　9/13(土)　トロント→ナイアガラ　　　SHERATON ON THE FALLS・２泊
　　　 9/14(日)　ナイアガラ観光　　　　　　
　　　　9/15(月)　ナイアガラ→ガナノクェ・サウザンアイランズクルーズ→キングストン　　　　HOLIDAY INN KINGSTON-WATERFRONT
　　　　9/16(火)　キングストン→モントリオール→イースタンタウンシップス　　　　　HOTEL ET SPA ETOILE-SUR-LE-LAC
　　　　9/17(水)　イースタンタウンシップス→サン・ソヴェール・デ・モン→モン・トレンブラン　　　　　FAIRMONT TREMBLANT・２泊
　　　　9/18(木)　モン・トレンブラン観光
本編→9/19(金)　モン・トレンブラン→オタワ　　　　HILTON LAC-LEAMY
　　　　9/20(土)　オタワ→アルゴンキン州立公園→トロント　　　　CHERATON GATEWAYHOTEL
　　

エリア オタワ(カナダ)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: JAL

今宵の宿は、「Hilton Lac-Lemy」

号線、を降りるとすぐそれとわかる大きなホテル。
ここも、街中を車で走りたくがないためにチョイスしたホテル。
オタワ市内ですが、オンタリオ州ではなくケベック州の「ガティノー」にあります。
カジノが併設された、久々に都会チックなホテルです！

こちらのカードキーも、とってもステキ♪

ミニバーにも鍵があるなんて…

明るくてシンプルなお部屋。

明るいはずです！
全面が窓！

とっても開放的。
部屋も広々、大きいスーツケース二つ広げてもまだ余裕があります。
今までは、ひとつのスーツケースに初日に買ったお土産を詰めて、もうひとつのスーツケースだけを出し入れしてましたが、最終日を明日に控え、荷物の重さのバランス調整です。

アメニティの数々。

一見おしゃれだけど…
箱が逆さまだったり、ボトルが裏向きだったりと、アバウトだな〜。
我が家は許せても、人がやった仕事はチェックが厳しい私…＾＾；

お部屋とは反対側の風景。

湖の中に、噴水がありました。
これと似たような光景をどこかで…
そう、スイス・ジュネーブ、レマン湖の「ジェッドー」でした。

ホテルから見たオタワの街並み。

さぁ、それではオタワ観光に出かけるとしますか。

車で出かける気はもちろんありません！
隣のカジノ発着のバスがあることはリサーチ済み♪
しかし、だいぶ待たなければならないわ。
時間がもったいないけど…

さぁ、バスが来ました。
この「２１番」のバスに乗って、帰りもこれに乗ってくればいいので、簡単（？）です。

この時間に、オタワの市内に向かう人たちは少ないようですね。

オタワ川を渡ります。
この川で、ケベック州とオンタリオ州が区切られているようです。

バスの中から「ノートルダム大聖堂」が見えたので、ここでバスを降りる事にしました。
ここから乗るかもしれないので、降りた場所を覚えておくために、写真を撮りました。

それにしても…、バス停らしいものはどこにも無い！
どうやら電柱に取り付けてある「２１」と書かれた丸いプレートが、バス停を表しているようです。
こんなのわかんないよ〜〜！

Cathedral Basilica of Notre Dame
「ノートルダム大聖堂」

２つの銀色の当がとっても印象的な、カトリック教会。
内部も見学できるようだけど、午後５時を過ぎていたので残念ながら見ることはできませんでした。
青空に映える、美しい教会です。

道路を挟んだ向かいには、「カナダ国立美術館」があります。
その敷地には、こんな「くも」のようなオブジェが…
右下に人が写っているので、大きさはお分かりいただけるかと…

過去と現在…（笑）

１８４１年に建設が始まった歴史ある教会と、現代アートの融合の一枚。

「フェアモント・シャトーローリエ」

エリザベス女王もお泊りになると言うオタワ随一の格式のあるホテル。
リドー運河畔にたつ古城ホテルのような姿…
とよく言われるけど、私的にはそれほど…と言う感じでした。
それよりも、ここまで入ってくる道路を見ると、このホテルにしなくて良かった〜、とそっちのほうに安堵です。（笑）

「リドー運河」

オタワ川から、リドー運河へと、始まりが見えます。

「国会議事堂」

それこそ、こっちのほうが「古城」と言う感じですね。
真ん中に高さ９２ｍの「平和の塔」がある中央棟。
そして両側東西に二つの棟の３つの棟で構成される、とっても美しい建物です。
平和の棟の上はオタワで一番高い展望塔になっているんですって！

こちらは東塔。
正面から西日があたっているのでくっきりはっきり♪

何かのテレビ番組の撮影をやっていました。

国会議事堂の正面。

シルエットが美しい西塔。

パトカー２台が、談笑中（実際中には、女性と男性の警察官が…）
かなりの数のパトカーが巡回しています。

西塔のほうから見える「最高裁判所」

お城みたい。
国会議事堂も最高裁判所も重厚感を感じさせますね。

国会議事堂の裏手から見た「オタワ川」

先ほどバスで通ってきた橋ですね。
川なのにあんなに大きい船が…

国会議事堂の裏。

同じく裏側ですが、こんな変わった形の建物も…

なぜか、敷地の中にミニ動物園？

「アライグマ」と一緒に、猫もいました。

さて、国会議事堂をあとにして、ちょっと賑やかなほうへ。

まず向かったのは、「バイワードマーケット」
１８４０年代から続く歴史ある市場と言うことで、地元の市場好きの私にとってはたまらない…
でも、時間はもう少しで午後６時になろうと言うところで、残念ながら半分以上は店じまい。

カナダならではのカウチンニットなどのお店。

外国の市場には、必ずと言って良いほどあるお花屋さん。

路上アート。

凄い〜！
思わず見とれてしまいました。

オタワ最大のショッピングセンター「リドー・センター」

ここでお土産を買おうと予定していたけど、お土産になりそうなお店は全然無し…
やっぱり、初日のナイアガラで買っておいて良かった〜＾＾；

夕食を何にしようか、物色していたらおすし発見！

でも、ちょっと食べる気にならない感じです。

面白いお店（システムが）を見つけたので、今夜はここで夕食にしましょう♪

入店のときに渡されたカード（ホテルのカードキーのようなもの）」を、好きな料理を選んだらスタッフがカードリーダーに通して、最後に精算すると言う合理的なシステム。
これなら実物を見て頼めるのでわかりやすいし、何よりチップがいらないから楽で良いわ〜♪

で、私が頼んだのは「ナシゴレン」

夫も食べると思い、LARGEにしました。
8.79ドル…、ちょっと高いかな…

注文しようと思ったら、前の人でなくなり、「今作るから５分待ってね」と言われ、作るのを見ながら待ってました。

夫が頼んだのは、シーフード・ヌードル。
味は想像できそうだけど、他に食べたいものが無かったらしい…

こんな感じです。
ナシゴレンは、まあまあのお味。（出来立てだったしね）
シーフードヌードルは…
確かにえびも入っていたし、すり身のようなふわふわしたものは入っていたけど…
そばにねおしょうゆがあったから迷わずたっぷりかけてきたと言うけど、それで正解でしたね。
何とか食べられる味になりました。

あ〜、今回の旅での食事の思い出は無いに等しいかも…＾＾；

夜のバス停。（知らなければ絶対わからない！）

リドーセンターに向かう途中でバス停を見つけておいたので、迷わずたどり着けましたが…
いつ来るかもぜんぜんわからない状態（時刻表は一切なし）で待つと言うのはしんどいものですね〜。

それでも、無事にホテルにたどり着きましたが…
ホテル・フロント方から片道３ドルと聞いていたので、行きと同じように３ドル料金箱に入れたら、運転手さんに止められちゃった〜！
どうやら料金が違うらしいんだけど、料金表の見方もわからずおたおたしていると、周りの方数人が助けに寄ってきてくれて…
手のひらに出した小銭の中から、料金箱に入れてくれました。
「チャイニーズ？」と聞かれちゃったけど…？！？（笑）

そんなこんなの地元の人とのふれあいも思い出の一こまとなったオタワ。
さぁ明日はいよいよ最終日です！


　　……【１３】アルゴンキン州立公園に続く……