屋台天国の釜山

2008/09/25 - 2008/09/27

　9月下旬の2泊3日、博多港からの高速船ビートルで釜山港へ3時間の船旅で着いた。釜山は21年前に初めての韓国旅行の際に2時間ほど見て以来だ。
　釜山は人口362万人、ソウルに次ぐ韓国第2の大都市である。短い滞在で一番印象に残ったのは屋台の活況だ。日本では博多くらいしか屋台は繁昌していないが、釜山は屋台通りと称される道路もあり、昼間から立ち食いの男女で賑わっていた。
　港に近い南浦洞エリアでは、広い通りの中央と両側を露店と屋台が埋め尽くす。歩行者天国と言うより屋台天国である。屋台は食べ物屋が大半で、お好み焼き、万頭や果物、焼き栗、スルメなど多彩だ。露店は衣料品が多い。
　観光スポットでもある巨大な水産市場ジャガルチには目を見張った。7階建てのビル2棟の1階は水槽を備えた活魚商、２階から上は食堂、乾物店。ビルを取り巻く数百の露店もすべて海産物店である。魚は太刀魚とカレイが多く、ワタリガニやタコも目に付いた。貝類だけを売る店も一角に集まっている。
　釜山の雑然とした商店街の感じは大阪に、しゃれたファッション店が多い光復路は、横浜元町に似ていると思った。
　ほとり旅だったので困ったのは、カルビにしても豚足料理にしても2-3人前からで、一人では食べられる料理が限られてしまうこと。名物の豚足を食べたが、3人前はある量でもてあました。次は大食漢の友と行きたいと思う。

エリア 釜山(韓国)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

屋台が道の両側にずらりと並ぶ。