女二人でカヤック修行のついでに和歌山城・ガウディ風女湯付

2008/09/26 - 2008/09/27

Nちゃんとは、毎年慰安旅行と称して1泊旅行に行っています。
今年はへっぽこな私をカヤック付の旅行に誘ってくれました。
いいんですか、こんなへっぽこな船乗りで！

んで、今回は和歌山に決定。
お願いしたカヤック屋さんは野遊び屋さん
http://www.noasobiya.jp/noasobi.shtml


泊まったのは、木村屋さん。
http://www.wakanoura.com/


東京在住のNちゃんは羽田から飛行機で関空経由で和歌山へ。
私は行きはJR、帰りは南海＋近鉄で帰ってきました。
金額がJRのほうが約２倍。


来年は多分鹿児島でカヤックになりそう？？

エリア 和歌山

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄

和歌山といえば、和歌山ラーメン。
出発前にネットで、JR和歌山駅前に近い店を探してみた。
あんまりない。どうやら市外にいかないと有名店はないらしい。

唯一あったのが、ここの店。
ネットには、味はフツーとあった。
はい、まったく味はフツーでありました。
インスタントのほうが・・・
和歌山ではラーメンではなく中華そばと呼ぶらしい。
押し寿司みたいなとセットで食べるのがツウらしいので、それも頼んだ（写真なくてすみません）これはおいしかった。

翌日に、市外地の有名店へ行こうかと思ったけどなんかラーメンへの憧れが薄れたのでやめておきました。

ちなみに出発前に和歌山出身の知人におすすめを聞いたら「みかん、うめ、海のもの」だそうで「でも今はまだみかんもうめもないから、海のもの食べてください」だそうだ。
それに従うべきだったのね。

JR和歌山の鈍行に乗ること二駅６分。
紀三井寺駅で、カヤック屋さんと待ち合わせ。
（この紀三井寺駅は「JRきのくに線」にあるとネットで出たんだけど、そんなのあったけ？？新設？と思ったら単に紀勢線の別名らしい。勝手に名づけるな。まぁ、時刻表を買えばそんなこと簡単にわかるんだけどさ。時刻表高いんだもん）

和歌山駅では使えた、SUICAカードというかＩＣカード全般がここでは使えません。よって現金で清算。そういう駅もあるのね。

駅から15分程度で和歌の浦へ。

和歌の浦って昔は関西からの海水浴客でにぎわっていたらしいけど、今では寂れています。

取り壊し前の元旅館。
昔は立派だったんだろうなぁ

さて、今回は半日カヤックツアーで参加者は私ら２名のみ。

初心者はだいたい二人乗りらしいんだけど、三度目の私はシングル艇デビューです。イェィ！！

ここも内海なので波もなくおだやか。
なんとかなるでしょー。
多分・・・

天気はどんより・・・

途中までは調子良かったんですが、なんかうまく漕げず右に曲がる。これに足で操作するラダーで調整すればなんとか目的方向にいけるはずなんですが、途中でラダーが壊れました。

えーん。

インストラクターさんがすぐに気がついてくれて、波のすくない近くのビーチに避難。

そこで、コーヒーをいれていただいて一休み。
おいしー

一休み後、Nちゃんは上級カヤック漕ぎになるための関門である「ローリング」の練習にチャレンジ。

船が横に転覆しても、自力で元に戻す練習です。
私は見てるだけ。
結構難しそう。

画像の左下にあるオレンジの筒みたいなのわかりますか？
これは、船に入った水を出すためのポンプ。
本来は、スカートのようなカバーをつけているので水は入らないはずなんですが、さすがに船を水中で３６０度回転させると水びだし。

再びカヤックを漕いで出発地へ。

ただし、私のラダーは修理できず、私は目的地とは違う方向へ進んでいく。

業を煮やしたインストラクターさん、私のカヤックにロープをつけて引っ張っていくことに。
まるでペット。ワンワン。

疲れてしまった人とか引っ張ることはよくあるんだそう。
ラクチンだ。

実は今夜泊まる旅館は、カヤックの出発地にある。
泊まらなくても、ここのカヤックツアー参加者はこの旅館のお風呂に入れる特典つきなんだけど・・・。

一泊8400円。
民宿並み。

うーん、設備もそれなりだ。

でも、お部屋は１０畳はあるし、オーシャンフロント（爆）。リゾート博をやったマリーナシティも見えるどぉ〜。

しかも、夕食は部屋食。
ちょっと品数は少ないけど、味はいけてる。

これにテンプラ、お吸い物（なんと松茸、ハモいり）、ごはん、ぶどう付。


酒をしこたま飲んで、１０時には二人とも敷いてもらったお布団にバタン。
部屋食っていいな♪

お部屋はとても新しいとは言いがたいし、公共スペースもなんだか雑多な感じなんだけど、女風呂だけはなぜかオサレだった。

早朝カメラを持って撮影に出直がてら朝風呂に。

手前にはもう少し大きいお風呂もあります。
奥にある小さいお風呂は、水風呂かと思ったら熱めのお湯だった。あぶねー

お風呂の中の天井。結構凝ってるでしょ。
タイルかな？と思ったら、海で拾ってきた石とかガラスを埋め込んであるそう。

クドクドしてないガウディぽい感じ。

なんか落ち着くわー。

更衣室の洗面台。

部屋のプラスチックコップ（しかも、みたこのないアニメのキャラ付）が置いてある洗面台とは大違いだよ。

角もこんなにオシャレにアールヌーボーしてある。
ここはどこ？状態のお風呂

更衣室のライト。

旅館の雰囲気とはまるで違うよ。
ここだけ別世界

お風呂だけは旅館の雰囲気とは反対に、完璧なおしゃれさんなのに、なのにぃ、なのにぃ。

あの〜、なんでフロ桶が一個だけ黄色い「ケロリン」なんですかぁぁぁぁ？？？なんで老いとくの？
この風呂のデザイナーが見たら泣くぞ。

そんな、抜け目アリアリなのがここのいいところなのかも。

旅館から、バスで和歌山市内へ。
南海鉄道の和歌山市駅に荷物を置いて、和歌山城へGO！！

バスで行くつもりで案内所で聞いたら、歩いてもいけるといわれたので歩くことに。

実は前日カヤックの後片付けを手伝っているときに転んで捻挫したんです。多少びっこだったけど、駅前でテーピング用のテープ買って貼ったら普通にあるけるようになりました。テーピングおそるべし。

で、１５分ほどあるいて和歌山城内へ。天守閣までは結構な坂。というより登山に近いよ。

登山口（？）にはこんな助け舟が！！
竹「善意の杖」。

つかさず借りてみました。
いやー、杖一本でだいぶ楽だ。
私にはハリーポッターの魔法の杖ぐらいの威力を感じました。

15分ほど登ると、天守閣が見えてきます。
いい天気。

ここは昭和33年に再建されて、ことしは50周年記念だそう。

で、記念に演歌歌手のコンサートがあるそう。
だれの趣味だ？

入場料350円を払って、天守閣へ。

中はほとんど日本語が聞こえてこないインターナショナル。
展示物は撮影禁止でした。
ここは徳川御三家の紀伊藩のお城だそう。
けっこうすごいものが展示してありました。
「采配を振るう」の采配も初めて見ました。
扇みたいなものでした。

写真は天守閣の一番上から。
天気が良かったんで、海も見えました。

別のアングルからの和歌山城。

お堀の近くにある庭園。

庭園の中に入ってみました。
ここは無料で入れてお得だと思う。
どこともなく観光船がやってきました。
どうも船に反応してしまう。

お抹茶をいただける庵があります。
400円。
作法も必要ありませんとあったので、いただいてみました。うーん、ワビサビ。

お堀の橋には屋根が。
なんか滑り台みたいだけど・・・

中はこんな感じ。
床には段がついていてすべらないようになっています。
その段が足裏のツボに入って、イタ気持ちいい。

ちなみに靴は脱いで入ります。
そのため、橋の両側には下足番（？）のおじさんがいます。単に靴を入れるための袋を渡すだけなんだけど。
人件費かけてる〜。
（和歌山市って、赤字自治体だったとその後判明。いいのか和歌山？）

歩いて駅まで戻り、そこの地下にあったおすし屋さんにて。

これで一人分2000円。
おいしぃ〜。
やっぱり和歌山は海のモンだね。

この旅行記へのコメント （3）

• けーしちょーさん 2008/10/01 01:14:37

  女湯だけが

  モデルニスモ（激爆）
  
  そして、ケロリン。
  あざとい。
  うう。続きが気になる。
  そして、船乗りになってしまったキートスメルシーさんの今後も!!
  
  自力によるキッチンリフォームを計画中の私は
  ここの風呂に大いに触発されるのであった･････
  
  けーしちょー拝

  キートス・メルシーさん からの返信 2008/10/01 21:56:37

  RE: 女湯だけが

  けーしちょーさん、
  
  なんで女風呂だけモデルニスモなのかは不明。
  男風呂はパンフを見ると普通なんだよなぁ。
  でも、ケロリン。
  あと、強いて言うなら入り口のあたりにスタッフの人の
  マイナイロンタオルではないかと思う代物が何枚か
  干してあった。こちらは見なかったことにしてたけど
  あ、書いちゃった・・・
  （ナイロンタオルも最近みないよね）
  
  キッチンを自分でリフォームなんてすごすぎ。
  もっと触発するように画像追加しておきました（爆）。
  
  船乗りに引き続きなれるかは、うーんですが
  同行のNちゃんが誘ってくれるうちがハナだと思って
  続けています。
  
  和歌山城は特になにもおもしろいものはなかったの。
  台湾人のポージングが見ものだったけど、
  シャッターチャンスのがしちゃった。
  あの写真に対する執着心は見習わなくてはいかんと思った。
  
  観光地へ行ったら探してみておくんなまし。
  

  キートス・メルシーさん からの返信 2008/10/01 22:16:33

  RE: 女湯だけが

  けーしちょーさん、
  
  なんで女風呂だけモデルニスモなのかは不明。
  男風呂はパンフを見ると普通なんだよなぁ。
  でも、ケロリン。
  あと、強いて言うなら入り口のあたりにスタッフの人の
  マイナイロンタオルではないかと思う代物が何枚か
  干してあった。こちらは見なかったことにしてたけど
  あ、書いちゃった・・・
  （ナイロンタオルも最近みないよね）
  
  キッチンを自分でリフォームなんてすごすぎ。
  もっと触発するように画像追加しておきました（爆）。
  
  船乗りに引き続きなれるかは、うーんですが
  同行のNちゃんが誘ってくれるうちがハナだと思って
  続けています。
  
  和歌山城は特になにもおもしろいものはなかったの。
  台湾人のポージングが見ものだったけど、
  シャッターチャンスのがしちゃった。
  あの写真に対する執着心は見習わなくてはいかんと思った。
  
  観光地へ行ったら探してみておくんなまし。