里海画報～坂出市瀬居島　０８年９月２３日

2008/09/23 - 2008/09/23

環瀬戸内海会議で毎年実施している海岸生物調査を瀬居島でやってきたでがんす。
番の州の工業地帯で埋め立てられて地続きとなり、工場群を目の前にした場所で、下水の処理施設から来る水をポンプ場で海に放流している場所が調査地点でがんす。
毎年いつも潮があんまり引いとらんときばっかし調査しとったけど、今年はある程度引いた状態で調査でけたでがんす。
去年は行けんかったけえ、２年ぶりでがんした。
★瀬居島調査結果（０８年８月２３日1040～1055）
カメノテ　396
イボニシ　188
タマキビ・マツバガイ・ウノアシ・カモガイ・ヒザラガイ・イシダタミ・スガイ・クボガイ・ケガキ
ヨロイイソギンチャク・タテジマイソギンチャク
イソガニ・ヒライソガニ
ミミズハゼ

エリア 坂出・瀬戸大橋周辺(香川)

• 交通手段: バイク

調査地点はコンクリの護岸があり、ポンプ場を守るテトラポットも置かれとるんでがんす。

雁木みたいなコンクリの護岸があり、潮が引くと少し砂浜が出てくるんでがんす。

テトラちゃんの隙間にカメノテとかが付いとったんでがんす。

カメノテは、目の前が工場群ぢゃけえ誰も採る人も無く、素直に大きく育った感じでがんした。

毎年あんまり引いとらん時に行くけえ、砂浜が見える時に来たんは初めてでがんした。
石をはぐると小さいミミズハゼがちょろちょる逃げたけど、写真撮る間がなかったでがんす。

マツバガイも大きかったでがんす。多分誰も採る人が居らんのぢゃろう。

去年まで気付かんかったけど、テトラの裏にはケガキも付いとったんでがんす。

ポンプ場から海底に排水する管が三本位あったでがんす。

同じくテトラの裏で、ウノアシが居ったでがんす。

テトラの裏でオオヘビガイとヒザラガイも

テトラと砂浜の境目にヨロイイソギンチャク
これまで調査した時は潮があんまり良うないけえ、生物の数も少なく、短時間で終わる場所ぢゃったけど、テトラの裏をこれまで見てなかっただけでがんした。