階段状の甌穴が連なる鹿ヶ壺　

2008/09/04 - 2008/09/04

各地でゲリラ豪雨が発生し不安定な天候が続く今日この頃、晴れ間を見つけて姫路市安富町関の鹿ヶ壺へ行って来ました。
雪彦山系の豊かな自然と水辺を満喫できる「やすとみグリーンステージョン鹿ヶ壺」。その一角にある鹿ヶ壺山荘の駐車場に車を停め、水辺のハイキングコースへ出発。
先ずは三ヶ谷の滝から千畳の滝、千畳平、鹿ヶ壺と巡って鹿ヶ壺山荘へ帰って来るコースを行くことに。
ところが三ヶ谷の滝から先は台風の被害で立ち入り禁止の看板。
三ヶ谷の滝を見て再び鹿ヶ壺山荘へ戻り鹿ヶ壺へ・・・。
この鹿ヶ壺は階段状の急斜面に大小数十個の甌穴（おうけつ）が見られる全国でも珍しい滝。滝と壺が数珠繋ぎとなった渓谷美は素晴らしい。
鹿ヶ壺山荘に戻ってレストランで昼食。山芋を使った「麦とろ定食」に食後は安富名産の柚子のシャーベット。
わざわざ料理だけを味わいに来る人もいるとか・・・。ナットク！
お腹が満足したところで近くの「千寿の水」から「大かつらの木」へ向かう。「千寿の水」からカニワ口渓谷沿いの林道を車で上るが途中から崖崩れで岩がごろごろ。諦めて車を停め急坂を歩いて登り「大かつらの木」へ。林の中に２本の「かつらの木」が現れその見事さに感動。
雪彦山系の水辺の景観と自然に触れ合うことができ、清々しい一日でした。

エリア 姫路(兵庫)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

鹿ヶ壺山荘

コスモス

コテージ

栗

センニンソウ

三ヶ谷の滝へ向かう途中の白いキノコ

オトコエシ

三ヶ谷の滝から先は立ち入り禁止の看板

三ヶ谷（みかだに）の滝

ミヤマカワトンボの♀

ダンドボロギクの綿毛

すすきも穂を出し秋の気配

フシグロセンノウ

ゲンノショウコ

鹿ヶ壺の案内看板

尻壺

岩に無数の小さな穴が・・・

五郎在壺

鳥ノシコミ

雑桶壺

少し不気味な赤い筋が・・・

五郎田壺

駒の立洞

底無

相当深そう・・・

オハグロ壺

鹿ヶ壺の説明看板

鹿ヶ壺

一番上の壺で鹿の寝姿に似ていることから鹿ヶ壺と名付けられた。

鹿ノ尾

麦とろ定食

ゆずシャーベット

千寿の水

カニワ口渓谷

紅葉し始めたカエデ

林道

大かつらの木への急坂

「関の大カツラ」

２本あり市の天然記念物に指定されている。

下の大カツラ

上の大カツラ

大きな岩の上に生えている

椿の実

麓の水尾神社の磐座（いわくら）

富栖湖

安富ダム

千年家（旧友井家住宅・国重文）

実りの秋