新緑の奈良・大和路ひとり旅?

2008/04/27 - 2008/04

２年前の同じ時期に、中学の修学旅行以来初めて
足を踏み入れた奈良。
それがひとり旅デビューでもありました。

２年前、新幹線で関西方面に行こうと思い立ち、
そういえば奈良って長い歴史があるのに修学旅行では
東大寺や奈良公園位しか行かなかったなと思い奈良に決めたのだけれど、それ以来すっかり奈良の魅力にはまってしまい
またまた行ってきました。

京都に比べると派手さは欠けるけど、京都よりも前に都があった
場所なのでたくさん見るところはあるし、歴史を感じさせる
なんだかほっとする街です。

エリア 奈良市(奈良)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線 JR特急

JR奈良駅にお昼過ぎに着いたこともあり、
初日は駅からそう遠くない奈良町を散策することした。

駅から市内循環バスに乗り「田中町」で下車。
まずは「ならまち格子の家」へ向かった。

昔の伝統的な町屋が再現されています。

間口が狭く、奥行が深いのが特徴。

涼しげな感じがします。

２階。

奈良町で「鹿男、あをによし」の撮影も
行われたそうです。

「鹿男・・」の主人公の下宿先の玄関として、
撮影で使われたとか。

人力車も走ってます。

十輪院

お花が綺麗に咲いています。

続いて「庚申堂」へ。

庚申信教（初めて知った）の中心が庚申堂で、
天帝の怒りを代わりに受けてくれるという赤い身代わり猿が吊るされているそうです。

庚申堂のすぐ近くにある、「奈良町資料館」。
昔の生活用具や古美術品などが展示されています。
写真は昔の井戸。

奈良町を歩いていると、こういった昔からあるものを
目にする事が出来ます。
懐かしい感じがしますね。

世界遺産の「元興寺」。

蘇我馬子が飛鳥に造営した飛鳥寺が、
平城遷都に伴ない現在地に移転された時に
元興寺と改められた。

因みに、奈良町と呼ばれる地区の大部分が元は
元興寺の境内だったそうです。

本堂。

本堂の屋根は行基葺きと言われ、天平時代を
代表する重ね葺きになっているそうです。

奈良町から「浮見堂」へ。

ここも「鹿男・・」で使われていました。

鷺池に映る、沈んでいく夕陽がとても綺麗です。

浮見堂から近鉄奈良駅へ向かう途中で通った
猿沢池から見た興福寺の五重塔。