初めての台湾旅行(2008年8月)/3日目

2008/08/15 - 2008/08/15

滞在3日目は、台湾北東部にある蘇澳という港町まで汽車旅をしてきました。台北から列車に揺られること2時間あまり、そこにはシーフードと、アジアでは数少ない貴重な冷泉が待っていました。

エリア その他の都市(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: JAL

台北駅

新幹線や台鉄（国鉄の在来線）が発着する台北の中央駅です。台北に着いてから蘇澳への日帰り旅行を決めたので、まずは窓口で蘇澳までの往復きっぷを購入。

急行列車に揺られ…

台北駅は地下ホームから全国への列車が発着しています。急行列車に相当する「莒光号」の台東行きで蘇澳までは2時間あまりの汽車旅です。

蘇澳新駅で乗り換え

台湾を半周する急行列車を蘇澳新駅で降りました。ここから蘇澳駅までは、在来線の各駅停車に乗り換えて1駅です。

蘇澳駅に到着

台北を出て約2時間半、無事に台湾東部の港町・蘇澳へと到着しました。快晴の青空で、肌が痛いくらい強い日差しです。

バスに乗って南方澳へ

蘇澳駅前からバスで漁港のある南方澳エリアに向かいました。蘇澳は台湾有数の漁業基地です。漁港独特の匂いがしてきました…。

長閑な港町

最新鋭の漁港というよりは、のどかな地方の港町という感じでしょうか。来たからには晴天に恵まれたことを良しとしましょう。

海岸沿いに歩いて

カモメの鳴き声を聴きながら、魚市場のある方向へとぶらぶら散歩していきました。

蘇澳の魚市場

お昼時に訪れたので慌しさはありませんでしたが、建物の中では鮮魚商がお店を開いていました。旅行者なのでさすがに買うことはできませんでしたが、、。

獲れたて魚介類でランチ

南方澳エリアには店先に生簀を構えた飲食店がたくさんありました。注文方法はシンプルで、生簀にある品物を指で指して、調理法をリクエストするのみ。先ほどまで泳いでいた車海老はワサビ醤油で！

調理法もシンプル

こちらは贅沢にもカニの爪だけを炒めてもらった一品。素材が新鮮なだけに、調理法はシンプルなもののほうが良いですね。

蛤はお吸い物で

どんぶりでお吸い物を飲んだのは初めてでしたが(笑)、あっさりしていて美味しかったです。これだけ食べて、確か日本円では1,500円弱だったような気がします。

蘇澳最大の観光ポイント

蘇澳を訪れる旅行者の殆どはこちらの冷泉が目当てなのではないでしょうか。暑い台湾ですので、多くの観光客や市民で賑わっていました。

冷泉公園へ

駅から歩いて数分のところにある冷泉公園には、開放的なプール感覚の冷泉入浴スペースと、写真奥にあるような個室の家族風呂的な施設があります。

公共スペース

大浴場は水着＆帽子着用です。レンガ造りでヨーロッパの古代温泉施設ってイメージですね。水は透明で清潔感があります。

こちらはプール!?

冷泉公園はかなり広く、冷泉ではないプールのようなものもありました…。

蘇澳冷泉とは…

年間を通じて約22℃の炭酸泉が湧いてきています。雨が多いは蘇澳では、二酸化炭素を含んだ石灰岩層の下に豊富な地下水があり、それが地表へ湧き出す過程で温度が下がり、炭酸成分を含むようになるそうです。

個室風呂へ

今回の旅行で水着は持ってこなかったため、大衆浴場には入らずに家族風呂に入浴しました。料金は大衆浴場よりやや高めです。

十分な広さ

個室風呂はベンチつき、浴槽も3〜4人は入ることができる広さです。この冷泉につかれば、美白・腰痛・肥満症に効果があるとされ、飲用では胃痛や胃酸過多に良いらしいです。

湧いてきています

浴槽の底に敷き詰められた玉石のあいだから冷泉が湧き出していて、水はこのように上面からこぼれ落ちていきます。いわゆる“かけ流し”ですね。真夏でも22℃は慣れるまで相当冷たいものでした。

生の冷泉です

炭酸泉だということで一口飲んでみましたが、意外と鉄臭くて断念。有馬温泉の炭酸泉にも似た味がしました。

こちらは特急列車

蘇澳新駅から台北に戻る際は、特急に相当する「自強号」に乗りました。確か日本製の車両だったかと思われます。

欣葉餐廳にて夕食

台湾滞在3日目は、MRT中山駅に近い三越百貨店に入っているレストラン欣葉餐廳を利用しました。メインは鯛のあんかけ料理です。

料理の種類は豊富

メニューには400種類もの料理があるといわれています。こちらはイカのすり身を春巻きのように揚げたもの。サクサク感が味わえました。

締めは炒飯で

お米文化の国を旅行するとなぜかホッとするんですよね…。これだけ1人で食べて、かなりお腹もいっぱいになりました。

サービスで

たくさん注文したせいか、甘味をサービスしてくれました。旅先で出会った台湾の方々は皆さん親切でした♪

食後は夜市に…

中山駅からMRTで北上し、台北で最大規模を誇る士林夜市に出掛けることにしました。

MRT淡水線「劍潭」駅で下車

電車に乗ること10分で到着しました。MRTの駅は近代的な設備が多いです。駅の目の前に士林夜市があります。

士林夜市 美食広場

大勢の人で賑わっているのがわかるでしょうか。この中に100店舗を超える飲食屋台が入居していて、熱気ムンムン、様々な食べ物の香りもプンプンして活気がありました。

鉄板焼きも…

おでん、鉄板焼き、牡蠣入りお好み焼き、巨大フライドチキンなどなど。さすがに夕飯後なので、何も食べれませんでした。

フルーツ屋台

トロピカルフルーツ好きにとっては、珍しい果物が並んでいるとそれだけでワクワクとしますよね。南国フルーツは味が濃厚そうです。

こちらも士林夜市

美食広場から大通りを隔てたところには、露天ストリートもありました。それにしてもすごい人出ですね。

パパイヤミルク

台北に来たからには是非味わってみたかったものの1つ、台北牛乳大王のパパイヤミルクを買ってホテルに帰りました。

この旅行記へのコメント （2）

• べ〜こんさん 2009/01/17 13:21:05

  見覚えが

  shimonさま
  
  MRTホームで見覚えが・・・　何だか日本より進んでいますね〜　　
  見惚れてしまいました（汗）　　
  　　　　　
  
  
  

  shimonさん からの返信 2009/01/18 19:16:26

  RE: 見覚えが

  連日のご訪問と投票、ありがとうございます。
  
  私はアジアの都市では、台湾(台北)、香港、ソウル、
  シンガポールを訪れたことがありますが、ソウル以外の
  3都市のMRTは、なんとなく似たイメージを持っています。
  
  いずれにしても、ある部分は日本よりも遥かに近代的な
  印象を受けたのも確かですね…。
  
  shimon