フィージー　ヤサワ諸島クルーズ-?　　＝暴風雨でさあ大変＝

2006/08/05 - 2006/08/12

　ヤサワ諸島のクルーズに行ってまいりました。　のんびりした島民たちにぐったり、綺麗な海にうっとり、おまけに暴風にびっくりのいろいろ楽しい旅行でした。 今回のブルー・ラグーン・クルーズで日本人乗客は２名のみでした。
　
8/5　 成田発
8/6　 ナンディ着　レンタカーでドライブ
8/7　 クルーズ初日（15：00　ナンディ出港）
8/8　 ヤサワ島上陸　ビレッジ訪問
8/9 　ナヌヤ・レブ付近の無人島（暴風に遭遇）
8/10　ナンディ宿泊
8/11　ナンディ宿泊
8/12　成田着

ブルー・ラグーン・クルーズ　ホームページ
http://www.bluelagooncruises.com/

エリア ヤサワ諸島(フィジー)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 船
• 航空会社: フィジー エアウェイズ

　いやな予感と天気予報は見事に的中しました。　ともかくクルーは本日の予定をこなそうと、ビーチぎりぎりまで船を寄せます。　椰子の木にロープを張り、アンカーを入れて船を固定します。　小さい船ならではですが、歌ってばっかりいたクルーの腕前もお見事！でした。

　さっそくお遊び道具をビーチに運び入れますが、天気はさらに悪化していきます。

　にわかに雨も降り出しました・・・。　南国の島も海も、トロピカルな色をしだいに失っていきます。

　ですが、やはり水中デジカメを試さずにはいられません。　なにしろ全天候型、完全防水、水深２メートルまでOKのペンタックス・オプティーですから。

　エサを持って入ると、いきなり魚に襲われました。
激しさを増すハリケーンで海面は大シケの中、洗濯機のように渦巻く水中では、逃げ惑う人間、追いかける熱帯魚、の激しいバトルが繰り広げられていました。

　突如として、このような笑顔の方も現れました。　エサは食べませんでした。

　魚に襲われている間にも、海上は大荒れです。
ブルー・ラグーン・クルーズの新型艇が逃げ込んできました。

　風を正面にして、アンカーを打っても押し流されて停泊できません。　すぐ後ろに暗礁があるので危険です！　エンジンを全開にして、嵐に立ち向かっていました。

　入り江のもう片方側からは、クルーザーヨットが非難してきました。　ものすごい速度で流されてきます。

　コックピットでは懸命に操船していますが、ゲロゲロものではないでしょうか。

　われわれの船も、船首を風に向けてアンカーを打ち直します。　何本ものロープが椰子の木に結ばれて、しっかりと船が固定されていきます。　ものすごい風の中、キャプテンを先頭にクルーは懸命に仕事をしていました。エライ！

　ためしに上陸してみましたが、まったく前に進むことができませんでした。　どっかのテレビ局の、台風中継のような世界が広がっていました。　もっものすごい風です〜う。

　最上階のデッキでは、イスがそこらじゅう走り回っていました。飛んでくると危ないので、シャッターを切ってすぐに非難しました。

　ほかのヨットは大丈夫でしょうか。かなりシェイク・シェイクされていましたが。

　なにもすることが無いので、下のデッキで伝統工芸の学習です。

　そろそろ夕食なので、台風の中ビーチで行われていた、クルー対乗客のバレーボールメンバー達を救出に向かいます。

　台風の最中でも、やはり歌と踊りと酒です。　もはややれることは、これしかありません。

　本来ならば、ビーチでキャンプファイヤーでロボ料理だったのですが、急きょ船内のレストランに変更となりました。　

　夕食の後は、各国対抗お国自慢コンテストの開催です！　まずは、チーム・ニュージーランドから〜子供とお年寄りをダシに歌の攻撃です。　大人数ですから余裕です！　

　今はサンフランシスコにお住まいの、シンガー夫妻の出し物は、フィージーの国歌でした。　ご夫妻は共にフィージー出身者で、アメリカで大成功したそうです。　国旗を持って誇らしげに歌っていました。

　チーム・ジャパンは２名での参加です。　浴衣のファッションショーと、折鶴を各テーブルに撒いてなんとかしのぎました。　が、１００人以上の観客の前で英語のスピーチは、酔払っていてもドキドキものでした。　今回は”酔拳”ではなく”酔英”で勝負してみました。