2008/08/03 - 2008/08/03
12位(同エリア34件中)
デコさん
ザンクト・アントンでの二日目、チロルチケットを使ってバスでレッヒまでお出かけしました。
先ずは、レッヒのバス停横から出ているゴンドラでオーバーレッヒまで上り、
そこからケルパーゼーまで約3時間のハイキングをしてバスで戻る予定でした。
あるガイドブックによれば、ケルパーゼーからバスでレッヒまで帰ってくることができるとあったのですが、
ケルパーゼーに到着しても、辺りにはバスが通っているような道路なんてあるはずないやろ!というような山の中の湖畔。
私がやってきた方と反対の方から湖に下りてくる人たちに尋ねても、
ほとんどの人がドイツ語圏の方達で、英語でどう伝えていいか困られてしまいました。
それでも、その方たちは一生懸命伝えようと努力してくださり、
ほんとに申し訳なかったのと同時に、ありがたい気持ちでいっぱいになりました。
そうこうしているうちに、後からやってきた男性が英語で対応してくださり、
この先50分ほど歩いたらバスが通っている事を教えてくれ、これでなんとか帰れることがわかり、ほっとしました。
(最悪、今来たコースを戻れば、元に帰れるのですが・・・)
ここでゴールと思ったら、まだ先50分歩く…ちょっとめげそうになりながら、
でも、やはり地元の方達と自然の素晴らしい風景に助けられ、おかげさまで無事に目的達成できました。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
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-
ザンクト・アントンからのバスは約30分ほどで
レッヒ・ポスト前に到着
バス停のすぐそばにあるのが、
このオーバーレッヒへのベルグバーン乗り場です。
到着した時は、雲が覆っていて、
上っても見晴らしはよくないかなぁと・・・思いながら、
「せっかく来たんだし、上っちゃえ!」
「見晴らし悪ければ、即下りてくればいいか」
ってことで、往復6ユーロの切符を購入
あとで、片道でよかったのに!という結果となりますが、
まぁ、安いからいいか!? -
ちなみに、ケルパーゼーへハイキングしてから
バスで戻ってきた時は、
こんなに青空が広がっていました。 -
乗り場にあった地図
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オーバーレッヒへ上るバーンから教会を見下ろして♪
-
オーバーレッヒへは
あっという間に到着
雲が覆っているので、ハイキング気分になれず
その辺を散策して下りてくるつもりだったのですが、 -
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たくさん咲いているお花を見ているうちに
ちょっとずつ上ってきてます。 -
そして、ハイキングルートの表示
たくさんコースが用意されていて、
さらに、青い空が・・・
よっしゃ〜!行くで〜!!
ケルパーゼーへは1時間45分とのこと、
ガイドブックでは2時間半から3時間とあったのですが? -
それなら、一応、ケルパーゼーに向かって
行ってみようかなぁ・・・ -
と、ハイキングルートを歩き始めました。
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上り坂が続いています
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青空が見え始めると、歩く気持ちもスタートです。
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遠くからカウベルの音が聞こえていたと思えば...
どうやらあそこからのようです。 -
イチオシ
牛さんたちのお食事中の地帯に入ってきました。
-
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イチオシ
そして、この牛さんにこのあと、通せんぼをされてしまい、
なかなか通してくれそうにないので後戻りをしようとしたら、
後ろにも別の牛さんが通せんぼ!!
はさみうちか〜い!(髭男爵風に)
え〜どうしたらいいの〜?
しばらく、2頭の牛さんの間でうろうろ -
仕方なく、この辺の風景を写真に撮って
牛さんたちが動いてくれるのを待っていました。 -
お花も道端にいろいろ咲いていて、
結構時間つぶしは出来たのですが、
いい加減、前に進みたいよなぁ
と思っているところに、タイミングよく
一組のカップルがやってきてくれました。
その男性の方のたくましそうな姿を見たとたん、
先ほどの牛さん、すぅ〜と道を開けてくれたのです。
なんで、この人やったら通すねん!!
いやいや、くっついていかないと、遅れてはならじ!
と、さっさと後に続きました。 -
イチオシ
他に人の姿はなく、
あのカップルのおかげ(?)で
やっと前進!
かなり急な下りの道が続きます。 -
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そして、またまた上りです。
前を歩くカップルが先ほどの救世主! -
イチオシ
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しばらく、牛さんの姿も見えず、
のんびり歩けていたのに
またまた牛さん登場・・・
でも、ここでは、なんなく通り過ぎることが出来ました。
よかったぁ〜 -
途中の分かれ道では、かならず道標があるので、
立ち止まり、確認です。 -
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アルペンローゼが咲く斜面と山並みを眺めながら♪
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サイクリングの人も見かけました。
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この、赤い服の人たちが遠くから見えていたのですが
ハイキング途中で休憩中とばかり思っていたら
草刈作業の真っ最中でした。
ごくろうさまぁ! -
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下ったり上ったりの繰り返しで、ここでも上ります。
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一番景色のよさそうな所で一人の男性が岩の上で休憩中
この後ろの山を眺めていたら、
「写真を撮ってあげるよ」
「反対側の風景もバックに撮ってあげる」
と言って下さった風景が。。。 -
イチオシ
これです!
ゴール(と思って)目指してきたケルパーゼー!! -
-
写真とって下さってありがとう!
後ろ姿の男性は、あそこに見えているホテルへ入っていかれました。 -
イチオシ
しばら〜く、岩の上で眺めていました。
-
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-
このホテルで宿泊できたらいいなぁ
なんて思っていたのですが、
ふと、バスや車が通っているような気配がないことに気付いてしまいました。
それらしき道路も、見える範囲では確認できないし???
ここから、バスに乗って帰って来れるとばかり思って歩いてきたのですが・・・ -
とにかく、湖畔へ
-
-
地図で確認しても、ハイキングコースはたくさんあるものの
バスが通っている道路は……ありませ〜ん!
ハイキングコースの地名を確かめても、
わからないばかりで、どこまで行けばいいか???
ここから、先ほど来た道を引き返せばいいだけなのですが
あの、牛さんたちがいるところは、もう、通りたくないし! -
私がやって来た反対の丘の上から、
団体さんたちがやってきたので、
きっとあの丘の向こうにあるのかな?
と思い、団体さんたちのひとりに尋ねてみると、
バス通りは、この辺にはないよとらしき身振り。
どこからきたの?どうやってきたの?
と聞きたいのですが、英語が通じないらしく
(たぶん、ドイツ語圏の方達だと思うのですが)
でも、なんとか分かってあげよう、伝えてあげようと
いろいろ聞いてくださるし言ってくださるのですが、
お互いにわからないばかり・・・
(ドイツ語を勉強してから来なさい!と自分に猛反省なのですが)
そこへハイキング中の一人の男性がやってきて、
ドイツ語(?)で団体さんたちと話をした後で英語で問いかけてくださり、
やっと、「バスに乗りたければさらに50分ほど歩いていけば乗れる」と教えていただくことが出来ました。
団体さんたちも私が分かった様子を見て、笑顔でバイバイをしてくださいました。
ほんとにお時間をとらせてしまって申し訳ありませんでした。 -
先ほどの団体さんたちは、あのホテル・レストランへ入っていきました。
-
また、ひっそり静まり返ってしまったルート
-
そして、さらにこの先へ50分ほどのハイキングが続くことになりました。
先ほどの男性が、しばらく振り返りながらここを行けばいいよ!と身振りで伝えてくださり、どんどん進んでいった道です。
歩くスピードがずいぶんちがいます。
一歩の大きさがちがうもんねぇ〜 -
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遠くに小さな湖が見え始めました。
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途中、たくさんのアルペンローズがまだ咲き残っている所があって、きれいでした。
-
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やったぁー\(^o^)/この道路ならバスが通りそうです♪
たしかに、1時間近くかかったかなぁ -
道路を回りこんで、小さな湖の反対側まで来ました。
このすぐ後ろにある道路沿いの小さなバス停を見逃し、
湖の奥まで行って、レストランだったらしい建物まで行くと、
昔使われていたらしいバス停がありそこでしばらく待っていました。
が、あまりにも人気もなく、建物の裏で草刈をしていた人にきくと、
このバス停にはバスは来ないよ、とのこと!Σ(×_×;)!
そして、大きな道路まで戻り、先ほど見逃したバス停に気がついて時刻表を確かめると……
10分近く前に出てしまったことが分かり、次はさらに、2時間後!
え〜!2時間も待たなくっちゃならないの〜?としばらく座り込んでしまいました。
が、ふと見ると\(^-^)/遠くからやってくるバスの姿が〜〜〜♪
そうなのですよ、ここら辺では、時刻表どおりに来ることはほとんどないですものね(*^_^*) -
ということで、無事にバスに乗ることが出来ました♪
-
お陰さまで、これで無事に戻れます〜(^_^;)
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ふと車窓風景が素晴らしい中を走っていることに気付く♪
-
レッヒのポスト前まで連れ帰ってくれたのが、このポストバス
ガイドブックによるオルトバスではありませんでした。
きっと、いろいろ変更があるのですかね?
しっかり現地で確かめることが大切だ、とあらためて見に染みた一日になりました(^_^;)))
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この旅行記へのコメント (4)
-
- コットングラスさん 2008/11/09 08:50:39
- こんにちは
- デコさん。
Landeck,St.Anton,Valluga,Lechと地図で確認しながら拝見しています。
この風景を見て、振り向くと1枚前の風景が目の前に……ですよね。素晴らしいところですね。しかしこの旅行記にははらはらドキドキさせられました。これで本当にバスに乗ることができるのか、もしバスが走っていなかったらどうするのだろうかとか。このすごい勇気はどこからでしょうか?やはり長年の経験の積み重ねでしょうか。ところでお尋ねしたいのですが3連泊のホテルなどはやはり日本で予約をされて行かれるのでしょうね?また現地で1泊のホテルなどはその場での捜され、泊まれるものでしょうか。今までどうしても泊る所がなかったなどといったことはありませんでしたでしょうか?
コットングラス
- デコさん からの返信 2008/11/09 18:38:57
- RE: こんにちは
- コットングラスさん、いつもありがとうございます♪
はらはらさせてしまったようで、すみませんm(_ _)m
お蔭様で、無事にバスに乗れてほっとしてしまいました。
この時は、ガイドブックにケルパーゼーからオルツバスに乗って
レッヒへ帰れると書いてあったのを、何の疑いもなく信じていただけで、
勇気があるなんて、そんなかっこいいものではなく、
ただ単に、何にも考えていなかっただけの事でして・・・
最悪の時には、もと来た道を引き返せばいいだけ、
くらいにしか思っていなかったお馬鹿な私でした。
ところで、ホテルについては、
ほとんど日本でホテルにメールを送って予約していたので、
泊まる所がなくなるようなことは、今の所はないです。
とにかく大きなスーツケースを引きずっているので
ホテル探しに時間をとられたくなくて、予約をしています。
そうなると、その日に間に合うように、そのホテルに行かなければならないので、
移動手段がない場合に困ることになるんだろうなぁ、とは思うのですが。
現地でホテル探しをするのも、きっと旅の醍醐味かなと思いながら、です。
-
- naniwa ladyさん 2008/08/27 08:38:22
- おはようございまーーす。 8(*^o^*)8naniwa
- レッヒのハイキング、見せていただきました。
もう壮大、素敵!!です。綺麗な景色ですね。
先日、ビーナスラインをドライブしてきましたが、やはりスケールが違いますねぇ。。
空気まで伝わってきました。
- デコさん からの返信 2008/08/27 17:48:37
- RE: おはようございまーーす。 8(*^o^*)8naniwa
- naniwa ladyさん、ご覧下さってありがとうございます♪
レッヒの町はさすが、ヨーロッパの王室の人々もスキーにおいでになるだけあって、高級感がありましたが、
でも、このコースはどこかのんびり出来る雰囲気もたっぷりで、
このハイキングコースは最高!でした。
といいながら、今回、他にも最高!と思える場所が幾つか見つかりました(~~)
おいおいアップしていきますので、どうかお時間があるときにでも、
またご覧いただけたら嬉しいです。
ビーナスラインのドライブ!私大好きなんです、
中学生の修学旅行で通ってからこのコースがお気に入りになっているんです♪
naniwa ladyさんの方にもまたお邪魔させていただきますね〜(~~)
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