1990/02 - 1990/02
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みどりのくつしたさん
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『フランス語しか話せない日本女性と会い、ホテルパシフィック305号室のベランダから港の屋台村を見る』
前夜はファアア国際空港のベンチで寝た(横になってウトウトした)が、今夜はパペーテの港を見おろす伝統的なホテル「ホテルパシフィック」に泊まった(6千パシフィックフラン=6千円)。
貧乏旅行?というか、長期の海外個人旅行をするときは、時々いいホテルに泊まるのがいい。
泊まるホテルによって、気分も変わるからね。
いつも安宿ばかり泊まっていては、世界観が狭く小さくなるよ。
海外のホテルは、地域にもよるが、エコノミーホテルだとシャワーがあるだけでバスタブはないのが普通だ。
もちろん、ドミ(共同部屋)だと、共同のシャワーがあるだけだしね。
僕が新婚旅行でシンガポールに行った時、特に指定せずにスタンダードルームにチェックインしたことがある。
すると、シャワーだけでバスタブがなかったよ。
それでかなり怒って、ホテルに文句を言って、部屋をバスタブ付きに変えてもらったことがある。
でも、長く海外旅行をすると、シャワーだけの生活に慣れてしまう。
たまにバスタブつきの部屋に泊まると、「できるだけ長くバスタブに浸かりたい」という気持ちが出てくるわけだ。
その時には、ぬるいお湯に浸かって、本を読みつつ、ビールを飲む。
これこそ至福の時だね。
ただ、これを長時間やると、起き上がったときにアタマがふらふらして、足がもつれて、倒れそうになったりするので注意すること。
とにかく、バスタブに長時間浸かったあとは、かなり疲労する。
ひょっとしたら、身体に悪いのかもしれない。
しかしパペーテの「ホテルパシフィック」に泊まった時は、なにしろバスタブを見たのが1年ぶりくらいだった。
だから、どうしても、お風呂に浸かりたい。
夕食については気にしていない。
昼間にユーゲン君と一緒に、昼飯に千円も使ってしまった(涙)。
だから、夕食は近くのコンビニかなんかで、サンドイッチ(フランスパンサンドイッチ)とビールでも買ってくればいい。
それを、部屋で食べればいい。
そう考えた世界旅行者みどりのくつした(みどくつさん/みど先生)は、ホテルを出てパペーテの通りを歩いてみた。
小さなコンビニらしきものを見つけて中に入る。
ビール(HINANO TAHITI)が一缶150フラン、赤ワインのボトルが450フラン。
さすがタヒチはフランスの海外領土だけあって、ワインは安いね。
西アフリカの旧フランス領セネガルの首都ダカールへ行ったことがある(2001年)。
その時も、スーパーマーケットにはワインがずらりと並んでたものね。
本当は、チキンの丸焼きが欲しかった。
僕の経験では、チキンの丸焼きにワインが世界最高の組み合わせだよ。
ただ、見つからなかったので、サンドイッチ程度にしたはずだ。
残念ながら、サンドイッチの値段まではメモに残してない。
ところで、コンビニのレジにいた、この店の持ち主のおばさんは、なんと日本人だった。
しかし、(もちろんフランス語で)話をすると、タヒチで生まれ育ったそうだ。
なんでも、浜松に親戚がいるとか。
ずいぶん前に一度日本へ行ったが、おばさんがフランス語しかしゃべれないので、親戚の子供たちとも話ができず、寂しかったとか。
いろんなところにいろんな人がいて、いろんな人生があるものだね。
いま話題の「天皇のロザリオ 下巻 皇室に封印された聖書(鬼塚英昭)」によると、ザビエルを始めとするイエズス会の宣教師によって、日本人女性が50万人も世界中に売られていったとか。
鉄砲を日本が作れても、肝心な硝石つまり火薬がない。
だから、火薬一樽で日本女性50人で交換してたってわけだ。
そこで僕は考える。
日本女性50万人が世界中に出て行ったのならば、その遺伝子を受け継いだ人もたくさんいるはず。
いま世界中で日本のオタク文化に魅かれている人が多いとか。
オタクに魅せられる人たちの中には、海外へ売られていった日本女性の遺伝子があるのではないかと思うんだよね。
ワインとビールとサンドイッチがあれば、豪華な夕食になる。
部屋へ戻って、ベランダで夕食を取る。
ホテル前の波止場に屋台が店を開きだした。
ベランダからその屋台通りを見ると、ちらほらと日本女性が歩いているのが見える。
日本の女の子は、本当にどこにでもいるなー(笑)♪
しかし、服装を見ても、さすがにタヒチへの観光客らしく、お金のありそうな感じだ。
僕がやっている、「世界一周旅行」には縁がない。
Tシャツにジーンズの世界旅行者がちょっと声をかけても、「シッシッ!」と言われそうだ。
丸の内のOLさんが女友達とタヒチにやってきて、港の屋台を冷やかしているという感じ。
そのステキな状況に、世界旅行者という怪しいおじさんから声をかけられるシーンは有り得ないね(涙)。
世界中を旅してきた世界旅行者がその旅の終わりに、南太平洋の伝説の島タヒチへとやってきた。
明日になれば、タヒチを出て、クック諸島のラロトンガへ飛ぶ。
昨夜は、タヒチのファアア空港のベンチで寝た。
だとすれば、タヒチの貴重な一夜はこのホテルパシフィックの思い出になる。
そんなときに、たとえどんな美女であろうとも、一緒に一夜を過ごして、タヒチの夜をエッチの想い出にしてはならない。
タヒチの夜は、世界旅行者が一人でベランダでビールを飲むことで深まる。
僕がやるべきことは、今までの世界一周旅行を反芻しながら、ビールを飲み、夜空を眺めることだ。
ワインとビールを飲んで、ほろ酔いになっている。
僕は、アルコールで酔っているのではない。
僕をここまで導いた運命に酔っている。
http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/oceania/tahiti04.htm
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