「青春１８きっぷ」で西へ

2008/08/11 - 2008/08/11

始発駅は横浜駅。これから西（自宅最寄駅）を目指します。

エリア 川根・井川(静岡)

• 交通手段: JR特急 JRローカル 私鉄

さすがに東海道本線だけあって運行本数は多くプランニングは楽。

しかし、今回は以前から乗ってみたいと思っていた列車に乗車するため、早速ワープします。

9時58分発 スーパービュー踊り子３号

10輛編成で５ヶ所の乗降口があり、全車指定席だからなのか各乗降口に乗務員が立ち、乗車の際に切符の提示が必要となります。

スーパービューというだけあって、全車ハイデッカーで窓は屋根まで回り込んでいて解放感があります。この窓で根府川周辺の太平洋を見ると気分が違いますね。
意図的なのか、先行列車の影響なのか判らないけど速度も控えめだし。


およそ１時間で熱海駅に到着。

ここからは各駅停車で西（自宅最寄駅）を目指しますが、ちょっと寄り道。
この駅を目にして通過はあり得ません。

金谷駅で下車して大井川鐵道に乗り換えです。
今の時期、ＳＬ列車が増発されているので撮影＆乗車する機会がＵＰ！

ここで簡単に大井川鐵道（本線）の沿線紹介。

お茶どころ静岡なだけに、全線に渡ってお茶畑が広がっています。

神尾駅ではタヌキ（信楽焼きですけどね）がお出迎え。
家山駅は映画「鉄道員」のロケに使用。←専務車掌談（今まで知りませんでした）
川根温泉笹間渡駅には温泉施設があって、露天風呂からＳＬが見れる。
塩郷駅から歩いてすぐの所に大井川で最長の吊り橋（220m）あり。
田野口駅は各種ロケに対応できるよう昭和40年頃の駅舎に改修。

と、結構見所いっぱいなんです。

千頭駅に着くと、C11190＋旧型客車７輌＋電気機関車の編成が入線済み。
しばらくすると先発するC108＋旧型客車７輌＋電気機関車の編成が入線。
夏休み期間中ということもあり、団体客が乗車するようで長編成となっています。

このような情景は全国探してもここだけでしょう。
まるで３０〜４０年前にタイムスリップしたかのようです。

事前に予約したのは後発の15時23分発。
発車直前まで大粒の雨が降っていて車内はちょっとしたサウナ状態だったけど、小雨になり雨が入らない程度に窓を開けると、これがまた気持ちいい。

聞こえてくるドラフト音（シュッシュっていう音ね）や石炭の匂いなどがなぜか懐かしく、心休まるんですよねぇ。