2008/08/02 - 2008/08/02
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52市村康さん
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犬島貝塚調査保護プロジェクトの「犬島時間」への展示が犬島自然の家で8月2・3・4日と7・8・9日にあり、初日の8月2日にスタッフとしていく事になったでがんす。
前日の豊島のトランク二号艇搬入で疲れて寝過ごして、結局犬島に着いたんは1400でがんした。
自然の家に着いたら、もう一人の担当の人が疲れきった感じで待ちわびとって、申し訳ない事でがんした。
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- 一人旅
- 交通手段
- 船
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朝8時の便で行くつもりが寝過ごして1345の定期船で犬島に着き、上陸したらチケットセンターでサックス吹いて盛り上げ隊も居ってぢゃ。ほいでチケットセンターで¥500払うて自然の家までぺったらぺたりこぺったっこと歩いて行くんでがんす。
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この島の郵便屋さんは赤い自転車で行くんでがんす。
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自然の家への道順にいろんなアーティストの作品が「家プロジェクト」(@直島)みたいにあって、それを見もってたらたら行っきょったら結構時間がかかってしもうたでがんす。
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旧郵便局もアートの展示場の一つでがんした。
秤とか、古いもんもあったでがんす。 -
ここは普段は空家ぢゃが、常設でアートや犬島の歴史民俗資料館みたいな展示やって欲しいでがんす。
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自然の家の犬島貝塚展示会場に着いたら、もう一人の担当の人が疲れきった表情で待ちわびとったでがんす。
木造の学習棟の木の犬島地図の下にトランク二号艇を昨日搬入しとったんでがんす。 -
犬島貝塚と豊島の礼田崎貝塚とで、それぞれヤマトシジミが出土して、年代測定の結果9500年〜10000年位前であることが判り、今岡山・香川のマスコミでも話題になっとるんでがんす。
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犬島貝塚は2004年の台風の被害で貝塚の貝層が崩落し、こんなブロック状のヤマトシジミの塊が転がっとって、大変な状況ぢゃったそうでがんす。とにかく早急な調査と保護が急がれるんでがんす。
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1700で展示時間は終了。
1845発の定期船の最終便まで時間があったけえ、環瀬戸内海会議の生物調査を自然の家の前の護岸でやったみたでがんす。
【8月2日犬島自然の家護岸】
イボニシ:472
カメノテ:なし
アサリ:なし -
ここの前の海ではシーカヤック教室も開かれるんでがんす。
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石垣の間に10cm位のアカニシが居ったでがんす。
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犬島の美術館の隣には恵比須さん(?)が祀られとったでがんす。
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旧精錬所の煙突は煉瓦造りで断面が丸いんと四角のんがあるんでがんす。
明治末期に建てられたんが、未だに建っとるんも大した事ぢゃ思ふんでがんす。 -
こっちは四角い方の煙突。
崩れかけても壁面の一部だけが蔦に絡まれまだ建ち続けとんのもまた味があるんでがんす。 -
犬島アートプロジェクト「精錬所」は予約せんと入場不可でがんす。
昔は「西部警察」のロケ(にゃんと、この時壁を一箇所爆破しとったげな・・・)で使われたり、写真家がモデル撮影会をやったりしとったやうでがんす。 -
「精錬所」の海沿いの外壁は銅の精錬で出たスラグで作った煉瓦(通常の煉瓦の4倍位?)を石垣として積み上げ、城砦みたいにカッコイイんでがんす。
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銅の精錬で出るスラグは冷えて固まる時に気泡が混ざり、割るとそれが見えるんでがんす。
持ってみると、普通の石よりもずっと重く感じるんでがんす。 -
下の浜辺にもスラグが散乱し、大正時代からずっとこんな状態ぢゃったらしいでがんす。
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砂浜にも砂状のスラグが混在しとるんが見えるんでがんす。
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「精錬所」の中は予約者だけが開館日にだけ入れるんで、見られんかったけど、驚いたんは、植栽で、恐らく犬島の潜在植生であるトベラやマルバシャリンバイやヤブツバキなどを植えたり自生のんを世話したりして、極力瀬戸内海の原風景に違和感なく溶け込めるやうな配慮が見られる事でがんした。
下草の部分に三列にツワブキを植えたりとか、そのへん、どこの造園設計の方がやったんか判らんけど、賞賛に値するもんがあると思ふんでがんす。
よくありがちなソメイヨシノやツツジなどとバーベナみたいな外来種で地面を多い、「緑化しました」と平気で言ふとこも多いのに、これは本当に先進的な植栽ぢゃと感心したんでがんす。 -
これも精錬所外周のの植栽に多かったトベラの木。
元々あったもんぢゃと思ふんぢゃけど、瀬戸内海の海岸地帯には普通に見られ、秋になるとこの青い実が熟して柘榴みたいに割れて赤い粘着質の実を着けて鳥などによって運ばれるんでがんす。 -
犬島の美術館と精錬所と、周囲の浜辺とが元々の犬島の風景と違和感なく収まる感じがイイと思ふんでがんす。
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かつては島中で御影石の採石が行われ、海に近いとこから順に需要地へ運ばれとった感じのんがそこいら中に見られるんでがんす。
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一番大きな御影石の防波堤に陽が沈むんでがんす。
この日は最終の1845の便で宝伝に帰ったでがんす。 -
流星艦爆号に荷物を積んどる途中、ハクセンシオマネキが100匹位のコロニーを作っとるんが見えたけえ、撮ったでがんす。
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環瀬戸内海会議海岸生物調査
日時:08年8月2日
場所:岡山市宝伝の漁港内
イボニシ:いない
カメノテ:いない
アサリ:いない
★マガキ・ハクセンシオマネキなどが見られた。
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