エジプト日記　9日目 カイロ

2008/06/17 - 2008/06/17

９日目、最終日でございます。

エリア カイロ(エジプト)

てなわけで長かったエジプト滞在も今日が最後。

今日の予定はエジプト考古学博物館。
盗掘、売却が相次いでいた出土品たちの流出を防ぐために作られた博物館。
約20万点といわれる古代エジプト時代の遺物が収蔵されてます。

さすがに旅行者にとって欠かせない場所なだけに庭に入ったら大勢の人々でとってもびっくり。　
ツアー中で一番人口密度が多い観光箇所でした。

庭や建物の彫刻も素敵でしたが

最大の見所はなんといってもツタンカーメンの数々の黄金の遺物たち。
カメラの持ち込みは禁止ですが、ネットでイメージ検索とかすると結構写真が出てくる。
きっと持ち込みOKだった時代のものだと思いますが。
たとえば椅子もこんな感じ。

ベッドも棺も箱もなんでもかんでも金ピカ。　今じゃ考えられないですな。
もちろん黄金のマスクも。
黄金のマスクは顔の辺りももちろんそうだけど、足元までびっしりと細かな装飾がしてあり、それはそれは見ごたえ充分でした。

他、館内にはミイラ室（別料金・2000円くらい）もあり、こちらには
高名なラムセス2世をはじめ、歴代の王様達のミイラが展示されてます。
死体と考えると怖いのですが、ある種芸術品かな、と思いました。

わずか2時間弱の滞在でしたが、半日・もしくは終日かけてみて廻るのも良いかもしれない博物館です。


そんなわけで、博物館を後にし、長かったエジプトツアーも無事終了しました。
なんていうか、ホントに古代文明には驚かされっぱなしでした。
縄文時代だからね、わが国は。　
ローマ帝国の建築なんて新しすぎ。
古ければ古いほどいいってもんでもないけど、古いものが残っているのは偉大。　
相当現実離れ出来る旅でした。　
次回こそ南米かなぁ・・