エジプト日記　7日目の2　ルクソール東岸

2008/06/15 - 2008/06/15

７日目の後半でございます。

エリア ルクソール(エジプト)

12:40頃に船に一度戻り、お昼寝タイムを経て、15:45に目覚ましコール、
16:15に出発してまず向かうは世界最大の神殿、カルナック神殿。
気温夕方なのにまだ42℃。　なのでバス待ちと思しき外国人集団もポリスも僅かな木陰に整列中。

そして羊頭のスフィンクスたちのお迎えで大神殿へ。　ホントにデカい。

中へ進むと134本もの柱が並ぶ空間！
こちらも上のほうは色が残る。

鳥とかヒエログリフはかわいいね

そしてこちらの神殿でも、ハトシェプスト女王の痕跡は義理の息子のトトメス3世によって削られてしまってます。

日本では今、文化財への落書きが話題ですが、この神殿にはシャンボリオンの落書きも残されてました。
あのロゼッタストーンでヒエログリフの解読に成功した人です。
どうでもいいけど、フィレンツェの大聖堂の落書き、昔行った時、いろんな言語で沢山書かれてた記憶があるけど、現在の報道だと日本人だけの愚行と勘違いする人がいそう・・

で、18:00頃だったけどまだ暑いし温度計を見ると44℃。暑くなってる？
どうりで犬ものたうちまわるわけだｗ

カルトゥーシュのお店で少し休んでから長い一日の最後はルクソール神殿。
第一塔門を迎えるは二体のラムセス2世の像に1本のオベリスク。
この二対の像は本当は向かい合わせに設置されていたが、20年前にアイーダを上演したさいに、良く見えるようにと向きをかえたらしい。
また、もう1本のオベリスクはあの有名なパリのコンコルド広場にあります。
個人的には10数年の年月を経て一対のオベリスクを見れてちょっと感動。

この門を越えて左手の上のほうに見えるのはモスクの入り口。　この神殿が砂に埋まっていた時代に、神殿があるなんて知らずに上にモスクを作って、
後から神殿が発掘されたみたい。今はモスクの入り口は別のところらしい。

さらに中のほうに進んでいくと、驚いたのがキリスト教徒の壁画があること。
ガイドさんに言われないと見過ごすかもしれないような位置だけど。

ローマ人によって上塗りされた部分らしいですが、綺麗に残ってました。
まぁ、相当新しい部類の遺物ですが。

そしてこちらは大昔から、子宝に恵まれない人たちや安産祈願の人たちにご利益のある神様のレリーフ。　
みんながある部分に触るので黒ずんでしまってます。。
もちろんワシら夫婦も触らせて頂きました。

そんなわけで、19:30を過ぎ、陽も沈み

月も輝きだし、気温も36℃と過ごしやすくなり（本当に）

ライトアップし始めた神殿を後にしました