2008/06/10 - 2008/06/10
553位(同エリア569件中)
フリストさん
2日目でございます。
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てなわけで普通に熟睡し、8時のMCよりも早く6時半頃に起床。
カーテンをめくると、ドドンとピラミッド。 朝からプチ感動。
左が第一ピラミッド、クフ王で右が第二のカフラー王。
第三のメンカウラー王のは先っぽがちょこっと。 -
で、10時にホテルを出て15分ほどで駐車場。 すでに気温は31℃。
まずはクフ王のピラミッドを訪れ、1日300人限定の内部の見学。
まぁ内部に入ること自体に意義があるのだが、内部そのものは特に何も見所があるわけでも面白いわけでもなく、逆に太股がハンパなく疲れる。
たいした段数ではないのだけど、中腰で登るから疲れるのだと思うが、この後を引く痛みっぷりにピラミッドパワーを感じてしまった。
ちなみにこの300人の枠、日本人で殆どを占め、朝からアシスタントをチケット購入のために並ばせているらしい。
内部は写真撮影禁止で、入場前にガイドさんにカメラを預けます
このクフ王のピラミッド、203段あるらしいのですが、ガイドさんによると
以前、大林組がもし自分達が請け負ったらどれくらいで作れるか
シミュレーションをしたらしく、どうやら1400億円規模、工期6年間、
と算出されたらしい。
実際に建設にかかった時間は20年といわれているらしいが、その当時は
年に4ヶ月あるナイルの氾濫の時期にのみ建設を行っていたので
(休農期)年間を通してやれば約4ヶ月、大林組と一緒ですな。
でもクレーンもない大昔、どうやって??
実際に作った労働者達、そばにある彼らの墓から読み取れることとしては
平均寿命は30歳代、みな腰が曲がっていたらしい。
超過酷労働だったに違いないです。
ちなみに彼らには食料に加えてビールが振舞われていて、そのために
作られたのが世界最古のビール工場だったらしい。
ピラミッドの意味、本当に諸説紛々ですが、どうやら第一位はお墓説。
でも100箇所以上あるピラミッドでミイラは一体も出ず。
第二位は天文台説。 3つのピラミッドの配列がオリオン座の三連星と一緒みたい。
第三位が宝殿説。
他にも最近になって、第一ピラミッドと第二ピラミッド
の体積の比率が地球と金星の体積の比率と全く一緒とか、まだまだ研究が続けられているみたいだけど、決定打はなさげ。 -
で、11:10からは太陽の船の博物館へ歩いて移動。
船はピラミッドのそばで今のところ5艘が発見されていて、そのうちの一つをバラバラな状態から12年の歳月をかけて組み立てなおしたのがコレ
船は貿易や王様の趣味の釣り、そして来世へ行くための三途の川のようなものがエジプト文明にもあったようで、そのために作られたみたい -
で、化粧岩が上部に残る第二ピラミッドを望み、
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再度車に乗り、次はちょっとした展望広場へ。
民族衣装を着た人がたくさんお待ちかねですが、迂闊に写真を撮るとお金を取られます。
ここで3つのピラミッドを一緒に撮り -
その後ラクダ体験。 観光用のラクダがたくさん待機しており乗ります。
立ち上がるとき、重心を後にかけてないと危険なのだが、ラクダ使いの人たち、子供も含め、みなハッキリとした発音で「ハイ、胸を張って」と言っていた。
便利なフレーズ、教えた人は偉いね。
ラクダはチュニジアに10数年前に行った際は30分くらいのったけど、今回のはピラミッドと一緒に記念撮影をするだけなので乗ラクダ時間は1分間程度でした。 -
で、この日の観光の最後はスフィンクス。 12:45頃に到着。
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スフィンクスはもともとはピラミッドの余り石だったよう。
どけるのが面倒(?)で作ったらしい。
基本的には内部は入れないが、後世になっておしりの部分にトンネルがあるのが発見されたが、入ると不吉なことが起こったらしく、基本的には入れません。
尻尾がぐるんと巻いているのを初めて知ったが、左端の付け根あたりがたぶんトンネルの入り口。
以前、クリントンが来訪した際に、VIPなんで特別に公開しようか、という話になり、「不吉なことが起こるかもしれませんが入りますか?」と彼に聞いたところ、入りたいとのことなので入ったが、帰国してすぐにモニカスキャンダルが起きたらしい。。 -
そして13:40から昼食。エビ、スズキ、イカのフライがおいしかった
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その後、15時ころからパピルスのお店でお買い物タイム。
ずっと英語をしゃべる女性スタッフに付きまとわれたが、早口で困った。
小さいやつを記念に60ポンド(1200円)で購入したが、最後まで大きいサイズとかフレームとかしつこかったなぁ。
で、16時過ぎにホテルに戻り、休憩。
夕食はホテル内の「THE MED」レストランにてスープ、サラダ、ビーフ、アイス。 つけあわせのじゃがいもがデカかったなぁ。
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