2008/07/04 - 2008/07/04
802位(同エリア3592件中)
みにくまさん
けっこうギリギリでした。
7月8日閉店というニュースを見て以来、一度はこの店で食べてみたいと思っていました。
6月の末になって思い出したように予約の電話をした時は、3日と4日なら席が確保できるとのことだったので、4日ということでお願いしましたが、その後すぐに満席になったようです。
本当は閉店の7月8日に予約したかったのですが、その日は一切予約を受け付けないとのことで、諦めました。
予約時に料理の注文をしないといけなかったのですが、3000円くらいから15000円までありますと言われたので、即決で15000円のコースにしてもらいました。
後からHPをよくよく見て気付いたのですが、どうやら天神祭というコースでした。それから12000円の祇園祭と天神祭のコースは予約のみになっていました。
○アワビの踊り焼き 会席コース 天神祭 15,000円
○黒毛和牛ステーキ 会席コース 祇園祭 12,000円
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道頓堀 グリコの看板
少し早めになんばまで来ました。
17時半からの予約ですが、16時半には到着し、しばらくブラブラすることにしました。
俗称「なんぱ橋」または「ひっかけ橋」、正式名称「戎橋」は今日も多くの人で賑わっていました。
1時間も時間があったので、法善寺横町まで散歩し、適当に喫茶店に入って時間を潰しました。
喫茶店の紹介は別の旅行記に〜。 -
くいだおれ
くいだおれ太郎は今日も人気者でした。
隣に立って記念撮影する人がたくさんいるので、じーっとシャッターチャンスを待っていました。
ちなみにトップ画像は誰も写っていませんが、たまたま滅多に無いチャンスを捉えたものです。
くいだおれ太郎の太鼓の上にみにくま君を乗せて記念撮影できなかったのが、最大の心残り(T_T) -
さようなら!
60年間お疲れ様でした。
私達が最後にこのお店に来たのは、くいだおれ太郎にお疲れ様を言うためと、もう一つ大きな理由があります。
このお店が閉店せざるを得なくなってしまった理由を、自分の目と耳と舌で調査するためです。
とはいえ、その理由はいくつかしかありませんね。
難波でお店が閉店になる理由は、コストパフォーマンスが悪いから、サービスに問題があるから、料理が美味しくないから、、、くらいしか無いのでは。
60年間も続いたお店が閉店ということになるには、何か時代にそぐわなくなった問題があるのでしょう。
それを知るためにこのお店に来たのです。
お店の方には申し訳ないですが「失敗した理由を知る事によって成功への道標とする」といったところでしょうか。
その為の3万円程度の授業料は喜んで支払いますよ。 -
店の前にあった看板
くいだおれ太郎の切手みたいです。
販売中なのでしょうか? -
2階 居酒屋のメニュー
お店の前にありました。
こちらはお客さんが入っていたのか空席があったのか、分かりませんでした。 -
くいだおれ太郎グッズ
お店の前でいろいろ売っていました。
記念に買っていく人がそこそこいましたよ〜。 -
1階 洋食レストランのメニュー
洋食レストランを少し覗いてみましたが、こちらは空席がありました。
前回来た時も、こちらには入れそうだったのですが、やっぱり和食を食べたかったのです。 -
3階 和定食のメニュー
このメニューが並んでいる棚の奥に上の階へのエスカレータとエレベータがあるのですが、その前に案内の女性が立っていました。
この案内のおばちゃんが、愛想もへったくれもないかんじで、何だかな〜と思いました。
閉店間近で元気が無いのは分かりますが、これでは店に入る前からテンションが下がるっちゅうの(-_-;)
前回、門前払いになった時も同じような対応だったので、今回は想定内ではありましたがw -
4〜8階 割烹のメニュー
6階は予約のみになっています、と書いてあります。
各階は以下のように用途によって分かれていると思われます。
4階 鍋・お膳料理などの座敷で少し広い部屋かと思われます。
5階 割烹お座敷 大広間のようなところです。
6階 数奇屋風お座敷 2〜4人用くらいの小部屋でしょうか。
7階 割烹お座敷 6階よりもう少し広めの部屋があるようでした。
8階 宴会場 -
7階
エレベータで7階に来ました。
数奇屋風の内装。 -
7階 エレベータ前の飾り棚
オーナーのコレクションでしょうか。
骨董はよく分からないのですが、なんだか立派なものでした。 -
奥の廊下
床は石畳です。
この左右に小部屋がいくつかありました。
中には10人くらいで会食している感じの大きな部屋も。
一番奥に厨房があり、料理を運んでいました。
トイレも一番奥です。 -
初音の間
部屋の入口は写真左手です。
初音の印の下には、内庭がありました。 -
初音の間 室内
4人用の小部屋です。
2人で使うには充分な広さで、なかなか落ち着ける良い感じの部屋でしたよ〜。 -
飾り棚
私たちの部屋の案内から給仕まで、同じ方がやってくれました。
もしかして、お店の女将さんがやってくれたのかも? -
生花
お花もなんとなく元気が無さそうに感じられました。 -
壺
台に対して左にずれているのですが、これで配置は正しいのでしょうか・・・。 -
掛け軸
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窓
道路側に面した部屋なので、騒音があります。
廊下からは他の部屋の談笑する声も聞こえますので、静かに食事を楽しむ、という環境ではないです。 -
内庭
窓の外、ベランダ部分になるのでしょうか、こんな庭?がありました。
が、あまり見栄えのするものではありませんね〜。
上に目を向けるとお店の大きな看板や、ドンキホーテの観覧車も見えました。 -
出入り口
写真左が出入り口です。
正面上に小窓、正面下ににじり口、右にも出入り口が・・・('_')
変なのw -
天井
なかなかいい雰囲気が出てます。
良く見ると、ところどころガタがきていますが(-_-;) -
献立1
私達が注文した15000円のコースは、”全国の味めぐり”というシリーズだったようです。
今月で終わりということで、さよならフェア〜、最終章となっています。
月替わりで日本各地の料理を食べ巡るというコンセプトのようです。 -
献立2
日本各地にちなんだ料理で「味めぐり」を仕上げました。
と、ちゃんと書いてありました・・。 -
一献
ブルーベリーサワー・長野県喬村産
この食前酒(お酒ではないですが)と前菜は最初からテーブルにセットされていました。
このコースのメインのアワビがテーブルに無かったので良かったです。
このブルーベリーサワーですが、ちょっと飲みにくいジュースでした。
でも、ブルーベリーは目に良いみたいなので、しっかり飲みましたが(^_^;) -
大阪府 端染一(写真右)
胡麻豆腐のおこし揚げ
群馬県 橋染二(写真左)
彩り蒟蒻素麺 -
胡麻豆腐のおこし揚げ
上にパプリカが乗っています。
生姜餡というのがかかっていました。
おこしが香ばしかったので、胡麻豆腐の味がわかりませんでした。
食べ終わった後にメニューをみて、胡麻豆腐だったんだ〜とわかったくらい。
美味しいかと言われると、うーん・・て感じですが。 -
彩り蒟蒻素麺
こんにゃく自体に味はついていないので、あまり印象は残っていませんが、つるっと喉越しよく食べられました。 -
沖縄県 お吸物
沖縄アーサー真丈
アーサーっていうのは、一般的には「アオサ」と呼ばれる青海苔の一種、海草です。沖縄ではお澄ましにアーサとお豆腐を入れて「アーサ汁」と言う形でよく食卓に上がるそうです。(かなさんに教えていただきました^^) -
沖縄アーサー真丈
いいダシが出ていて、味付けも丁度よく美味しかったです。真丈も悪くないですね〜。
海ぶどうという珍しいものが入っていました。
食べるとプチプチして面白い食感。
ゴーヤは苦手な味だったかな。 -
御造り
トロ・車海老・ハマチ・平目・貝
献立には烏賊(いか)と書いてあったのですが、どこにもいません。
鳥賊(とりぞく?)と書いてあるのかな〜?
貝の一種でしょうか・・。 -
平目・トロ
トロはともかく、平目はなかなか良いネタを使っていましたよ〜。 -
車海老・ハマチ
車海老は茹でてありましたが、かなり美味しかったです。茹でた車海老でここまで甘いものは、初めて食べました。
ハマチは車海老の影に隠れていました。
これもなかなか美味しいです。 -
貝
何の貝でしょうか、新鮮なものを使っているのでしょう、プリプリしていてとても美味しいです。
私たち、食材に関する知識が乏しくて、食べてみてもそれが何なのか分からないことが多いです。
分からない食材があったら、必ず聞く癖をつけないとダメですね〜(^_^;) -
鹿児島県 小鍋
黒毛和牛の柳川風 -
黒毛和牛の柳川風
柳川風なので、ごぼうが入っていますが、私の苦手な食材でした・・・。
火を入れる前だったらごぼうを抜けば良かったのですが、後ではいくら抜いても味が染みちゃってます(T_T)
牛肉は悪くないです。他に湯葉・三つ葉・玉ねぎが入っていましたが、玉ねぎが特に甘くて美味しかったです。 -
黒毛和牛の柳川風
出来上がりです。
牛肉は出来ればあまり茹ですぎない方がいいです。
上質な肉なので、少し火を通したくらいでも充分食べられますね。 -
山形県 御凌ぎ
だだちゃ饅頭紅花餡掛け
だだちゃって何だろう?ということで、少し調べてみると、鶴岡市で栽培された枝豆を「だだちゃ豆」と呼ぶのだそうです。 -
だだちゃ饅頭紅花餡掛け
要するに豆饅頭ですね〜。
豆のすりつぶした物と、そのままの物が饅頭になっていました。
餡掛けは、少し薄味で食べやすかったです。 -
アワビを焼く焜炉
実はアワビは、お肉と一緒に出てきました。
同時に焼き始めたら、焼き上がりのタイミングが一緒くらいになりそうな予感だったので、こちらは少し遅らせました。 -
焼き物
あわびの踊り焼き
ちゃんと踊っています。 -
あわび
黒胡椒で味付けがしてあるのが見て分かります。
さて、焼いている最中に気付いたのですが、ナイフ・フォークなしで、これどうやって食べるんだろう?
身の部分と肝の部分を取り分けるのも難しそうだよね〜・・。
取り分けたとして、これ丸かじりしろと?(-_-;)
この辺のセンスがなってないです。一体、どこを向いて料理を提供しているのでしょうか。
それでも、そうだ!焼きあがる頃に、取り分けてくれるのかな〜?
なんて話していたのですが、いつまで経っても見に来る気配なし。
仕方が無いので、カットしてくれるように頼んだところ、ナイフとフォークを持ってきてくれました。
私はカットするようにお願いしたのですが・・・。
というのも、身の部分を取り分けるのがちょっと怖いじゃないですか〜(T_T)私だけですか?
いつもアワビの踊り焼きを食べる時は、必ず取り分けてカットしてくれていたのと、肝の部分はあまり好きではないので(見たくない)。
これが今回の看板料理ですか〜。
もう少ししっかりして欲しいですね。 -
野菜
きのこ・なす・ししとう・かぼちゃです。
この野菜は普通に美味しかったです。
えー、関係ないですが、この写真を撮るのに、異常に苦戦しました。
数十枚撮りなおし、やっとのことでこの1枚をゲットしました。 -
このアワビ、物は良いのに味付けが最悪でした(-_-;)
黒胡椒の他に塩がいっぱい振ってあって、しょっぱ過ぎなんですよ〜・・。
何故こんな味付けを??
アワビなんて、何も味付けをせず、バターで焼いただけでも充分美味しいのに・・。
しかもご丁寧にポン酢まであるのですが、この味付けにポン酢まで付けてしまったら、アワビ本来の美味しさ激減かと思うのですが。
もったいなさすぎです。
それから、アワビの焼き方って、みんな知ってると思っているのでしょうか。焼き方に関するアドバイスが全く無かったのですが・・・。
これ美味しく焼くにはコツがいりますよね・・。
私は過去に何度か焼く現場を見ているので、なんとか真似しましたが、それでも最高と言えたのかどうか不安です。
素材を最高の状態に仕上げて食べてもらうのが、料理人・料亭の仕事ではないでしょうか。
素人が適当に焼いて最高に美味しくなるほど、焼き物は甘くないです。 -
長野県 揚げ物
信州伝統野菜、穂高山葵の香り揚げ
信州サーモン・葛もみじ -
信州サーモン
最悪です(-_-;)
まず、衣が良くない。
その辺の定食屋でももっといい天婦羅を出します。
少し時間が経ったら”カッチカチ”になるってどういうこと?
サーモンは火の通りが甘く、匂いがかなり残っていて食べにくかったです。 -
穂高山葵の香り揚げ
面白い、けど美味しくない。
野菜を食べているのか、衣を食べているのか分からないです。
しかも物凄く油っぽくて、体に悪そう(T_T) -
美味塩
この塩は、山葵が入っているのでしょうか、ちょっと変わっていて美味しかったです。
塩だけ美味しくても、天婦羅がダメダメではどうしようもないですが・・。 -
静岡県 冷し鉢
浜松産とまとの駿河湾産桜海老射込み、柚子胡椒餡掛け -
浜松産とまとの駿河湾産桜海老射込み、柚子胡椒餡掛け
今日の料理の中で、一番美味しかった逸品です。
とまとの中に海老団子のようなものが入っています。
冷たい料理ですが、とてもいい味が出ていました。
柚子胡椒の餡掛けもなかなかマッチしており素晴らしいです。
ここまでの流れ、アワビ〜天婦羅〜とハズレ続きでしたが、それとのギャップを楽しめましたorz -
ご飯
特選にぎり寿司五貫
鱧・ウニ・鯛・トロ・平目です。 -
鱧・ウニ
鱧は見ただけで「これヤバイでしょ」とわかりません?
見た目と食べた感想は全く同じ、これほどダメな鱧を久しぶりに食べました。
ウニに関しては、若干期待するところがありました。
私が理想とする最高のウニの形というのは、この写真のような溶けた感じのものなのです。
原型を留めているウニで最高の味だったものは一つもありません。
ウニってのはご存知のとおり、腐りやすいものなので、産地以外で食べる物には、99%以上防腐剤が使われています。
私は10年近く前に産地でとれたてのウニを食べて以来、防腐処理してあるものはすぐ分かるようになりました。
あの北海道で食べたウニを本州で食べることは、物理的に不可能なのではないかと考える今日この頃です。
余計な話が長くなってしまいました・・・。
えーっと、こちらのウニにも期待したのですが、やはりダメダメでした。 -
トロ・平目
お刺身に使われていた物より、若干質の劣るものでした。
もうお腹一杯だったので、味わうどころではなく、食べきるのに必死でした。 -
鯛
せっかくのお寿司ですが、お腹が一杯で美味しくいただけませんでした。
それを割り引いて考えても、このネタは御造りのネタよりランクが低い物であると感じました。
私たちは最高の料理を注文しているのですから、最後までしっかり気を抜かないで欲しいですね。
お酒を飲んでいたら、最後の食事の味が分かりにくいこともあろうかと思いますが、私たちはお酒は飲まないのでキッチリ味を判断できるんですよ。
ちょっと客をなめてませんか? -
茨城県 留椀
茨城産納豆仕立て合せ味噌
これは料亭で出すのはタブーではないでしょうか。
香りがそのまま納豆です。
嫌いな人には近くにあるだけで耐えられない臭いだと思います。
納豆って、食べられない人多いですよね〜?
外国人はほぼ無理だし、日本人でも数十%は無理そう。
こんな危険な物を出してしまう神経がよく分からないです。
最後の最後で嫌な思いをさせて帰らせるつもりですか?
ちなみに私たちは納豆は食べられるので、美味しく頂けました\(^o^)/ -
ご飯 漬物
メニューを見た時に、お寿司は食べられないと相方が思ったので、何か別の軽いものに変えられないかお願いしたのですが、無理だと言われました。
かなり早い時間に言ったんですよ。前菜が食べ終わったくらいに。
それでも、ネタの変更が不可能ということで、替わりに白ご飯とお漬物をサービスで持ってきてくれたわけです。
このサービス自体はとても良いでしょう、追加料金が発生したわけではないので。
しかも、このご飯が抜群に美味い!!
なんだこれ、お寿司よりもこっちの方が全然いいじゃん・・・てな感じでした。
しかし、このネタの変更ができないというのには驚きました。
つまり、それ以外のどんな食材についても変更が不可能ということですね。
嫌いな食材のリクエストが全く出来ないんですか?
食材によるアレルギーがある人はどうすればいいですか?
今の時代、嫌いな素材はリクエストすれば別の料理に変更してくれるのが”当たり前のサービス”だと思います。
それが出来ない料理店はダメなお店ということになってきていますよ〜。
2000円か3000円の弁当なら仕方が無いでしょうけど、私たちはこのお店の最高のコース15000円の料理を食べているんですが・・・。
さらに言うなら、予約の段階でコースを決めなければいけないなら、15000円のコースでと言ったときに「アワビの料理がメインになりますが、大丈夫ですか?」と確認しないといけませんね。
もしこのコースを注文した人で、アワビが食べられない人がいたら?
絶対変更はできないだろうし、どう責任をとってくれるのでしょうか。 -
デザート
シャーベットとメロン
ちょっと書きそびれたことをここで。
このお店のベテラン?の仲居さんが給仕をしてくれたのですが、その作法というか技術はあまり高いものではありませんでした。
高級料亭という位置付けではないので、あまり細かいことを要求するつもりはありませんが、やはりお粗末かな〜と思ってしまいます。
言い方は悪いかもしれませんが、居酒屋風の給仕なんですよね〜。
もう少し丁寧に仕事をしないと、接待で使えるレベルではないです。
料理の説明に関しては最低限でしたが、食材を聞いた時にはすぐ丁寧に教えてくれ、しっかり勉強しているな〜と思いました。 -
メロン
切れ込みが縦に一本入っているだけで、横に入っていないです。
え??どうして縦一本?
スプーンで削って食べたらどうなるか分からないんですか?
メロンの美味しい果汁が絞られてけっこう下に落ちてしまうんですよ。
だからどこの料亭でも、メロンには横に切れ込みが入っているんです。
料理を最高に美味しい状態で客に食べてもらう、という基本中の基本を忘れてしまったのですかね。
なんとなく、閉店に追い込まれた理由が分かるような気がします。 -
シャーベット
シャーベットとメニューに書いてはありましたが、これは普通アイスクリームと呼ぶのではないでしょうか。
アイスの味はほうじ茶のような感じ。
上にあられが降り掛けてありましたが、これは玄米茶の味がしました。
なかなか面白い味でした。 -
く い だ お れ
食べすぎです。
みにくま君も倒れています。
今回の旅行記はかなり辛口になってしまいましたが、なんとなくこのお店の問題点が炙りだせたかと思います。
問題点は予約から始まり、案内〜食事内容〜サービスなど、多岐に渡っていましたが、結局はこれだけ競合店が血のにじむような努力によって料理・サービスの向上を図っているのに、このお店はその努力をせず、店名に胡坐をかいていたということなのでしょう。
私はこのお店の失敗を教訓として、成功へのヒントとなればいいかな〜と思っています。
3万円程度でこれだけ充実した勉強ができれば安いものです、大満足でした。 -
ライトアップされた看板
この名物看板も、間もなく無くなってしまうのでしょうか。
ちょっと寂しくはありますが仕方が無いですね。
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この旅行記へのコメント (19)
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- meron3さん 2009/01/10 20:04:13
- すばらしいレポです。
- なるほど…と思いながら、全部しっかりと読ませていただきました。
私は「くいだおれ」と言えば、
安っぽい洋食レストランだけしか知りませんでした。
こんなところもあったんですね。
- みにくまさん からの返信 2009/01/11 00:12:05
- RE: すばらしいレポです。
meron3さん、こんばんは〜。
私たちは、くいだおれが閉店だと聞くまでは、1階に洋食レストランがあることすら知りませんでした。
くいだおれ人形は全国的な知名度を誇るにもかかわらず、レストランの知名度が低すぎたのが致命的でしたね〜。
今はくいだおれ太郎も、頑張って仕事をしているみたいですよ〜。
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- カヌ太郎さん 2008/09/23 20:25:29
- ご訪問、カキコありがとうございます♪
- みにくまさん
何度も訪問していただいているのに
ご挨拶が遅れました m( )m
今後ともよろしくおねがいします。
みにくまさんと生活圏が同じで
味処のレポ、とても貴重な情報です。
くいだおれ、面白く拝見しました。
数年前、ジャイカで来日した
ネパール人の歓迎会をここで開いたのを
思い出しました。
コテコテの大阪の思い出として、
この店にしたのですが、
すでに落日は近い予感はしていました。
なつかしいような、やっぱりといった複雑な
思いで拝見しました。。
カヌ太郎
- みにくまさん からの返信 2008/09/24 00:03:06
- RE: ご訪問、カキコありがとうございます♪
カヌ太郎さん、こんばんは〜。
メッセージありがとうございます<(_ _)>
食い倒れは、感慨深いものがありますね〜。
栄枯盛衰は仕方のないことですが、我々にとって思い出深いお店が無くなってしまうの言うのは・・・。
これからも、なんでも屋のようなお店は、厳しいかもしれません。
何かのジャンルに特化して、それを磨き続けるお店は生き残っていくでしょうね〜。
食に関して間違いなく言えることは、伝統とかに胡坐をかいて、時代の流れに付いていこうとしないお店は、今後廃れていくでしょう。
今先頭を走っている優良店は、やっぱり常に工夫する精神を忘れていません。
日本の食文化を心から愛するものとして、外食業界の方には頑張っていただきたいですね。
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- ヴォルさん 2008/07/12 12:50:42
- 充実感!
- を覚えました、読み終えて(^^)。充実したレポートありがとうございます。色々思うこともおありだったにも関わらず「勉強になった」と言えるみにくまさんの懐の深さが素敵☆
以前夜のミナミで何処も満席の時に「話しの種に」と入ったことがあります。下層階で旅館の大宴会場に似た雰囲気だったような記憶が。味もサービスも安旅館の大宴会場な感じでした。他が満席でもここは入れたので、そういうことなんですよね(苦笑)。これじゃ閉店も致し方なしです(^_^;)
私が行った6月の土曜日は観光客が何重にも太郎を取り巻いていて、近寄って写真を撮るまでに10分程かかりました。人がいないスキをついての撮影、素晴らしいです♪
- みにくまさん からの返信 2008/07/12 16:54:41
- RE: 充実感!
ヴォルさん、こんにちは〜。
メッセージ&投票ありがとうございます<(_ _)>
お褒めの言葉をいただき恐縮です。
あの時は、まだ夕方5時前後だったとはいえ、やはり写真撮影をされる方が何重にも取り囲み、またくいだおれ太郎と並んで撮影をされるので、なかなかチャンスがありませんでした。
その中で偶然撮れたトップの写真は、ある意味貴重なものかな〜と思ってます(^_^;)
有名店・優良店・人気店の情報は嫌でも大量に入ってくる世の中ですが、閉店するお店の情報というのは、よっぽど話題のお店でないと流れてこないかと思います。通常は、ある時気付いたら店が変わっていた、ってところでしょう。
やっぱり閉店するからにはそれなりの理由があると思いますので、それを知る事は、成功するビジネスモデルを模索する上で、とても貴重な素材になったりすると思うのです。
とはいっても、私は飲食店を経営しているわけではなく、全然関係ない仕事をしているのですが(^_^;)
では、今後ともよろしくお願いいたします。
みにくま
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- かなさん 2008/07/09 12:19:41
- アーサーとシークァーサーは別物です
- 初めまして!
昔関西に住んでいましたが、くいだおれには入った事なかったのですごく興味深く読ませていただきました!
なるほど〜、中はこうなってたんですね・・・お料理もサービスも(笑)
これでは潰れるのも無理はなさそう・・・
ところで気になったのでひとつ。
私は現在沖縄に嫁いできてるんですが、アーサとシークァーサーは全然違いますよ。
アーサは、県外では「アオサ」と呼ばれる青海苔の一種、海草です。
沖縄ではお澄ましにアーサとお豆腐を入れて「アーサ汁」と言う形でよく食卓に上がるので、このお料理はそれをアレンジしたもののようですね。
お椀を見るとそれらしきものが見えますし、しんじょと言う事であれば、アーサを何かで寄せたもの(白い四角いもの?)ではないでしょうか。
またシークァーサーは柑橘の一種で、すだちやかぼすのようなものです。直径3〜4センチが普通でしょうか。
こちらは輪切りのものがお椀に浮かんでいます。
それにしても貴重なレポートを拝見出来て本当に面白かったです。
船場吉兆といい、家族経営の悪い部分がよく現れてると思いました。
面白いレポート本当にありがとうございました!
- みにくまさん からの返信 2008/07/09 12:58:19
- RE: アーサーとシークァーサーは別物です
かなさん、はじめまして〜。
メッセージありがとうございます。
沖縄にお住まいでしたか〜!
アーサーの解説、ありがとうございます〜
早速、本文の方、修正させていただきます。
あ、写真のところにお名前を載せてしまいましたが、大丈夫でしょうか?
船場吉兆と言えば、問題発覚後に一度行ってみようと話していたんです。
ところが、予告もなしに突然の廃業で、行けずじまいでした。
これ、とっても後悔していましたので、今回は余裕期間もあったことだし、しっかり予約して行って来ました。
飲食業界はとても難しいですね〜。
今回の事で改めて思い知らされました。
では、今後も話題のお店とかあったら、突撃レポートしてこようと思っています。
よろしくお願いいたします。
みにくま
- かなさん からの返信 2008/07/09 14:25:54
- RE: アーサーとシークァーサーは別物です
- 船場吉兆も行かれる予定だったんですね!
>あ、写真のところにお名前を載せてしまいましたが、大丈夫でしょうか?
大丈夫でっす♪
>飲食業界はとても難しいですね〜。
本当ですね・・・
料理を作る側の「美味しいものをお客さんに食べさせたい」という気持ちがなくなったら、終わりなんでしょうね。
それで採算も合うようにしなければやっていけないし、料理以外にも考える事がたくさんあるし、店が大きくなれば商売側の戦略を考える人と料理を作る人の溝はどうしても深くなるでしょうし・・・
にしても、くいだおれのアワビの流れ、ひどいですね。
食べる側の事何も考えてないのがよく分かります。
接客も悪いという話は聞いていましたがここまでとは・・・
なんだかお寿司のネタも心なしか古そうですね・・・
それにお刺身出して最後にまたお寿司って、ちょっとくどいですね。
しかも大阪だから押し寿司かと思ったらそうでもないし。
全国味めぐりだから握り、とも考えましたがどう見ても江戸前握りじゃないし(笑)
閉店を目前にしてもまだそんなものしか出せないなんて、残念です。
「ご贔屓にしていた」という三枝さんとかまでマトモな人に思えなくなってしまいます。
きっと芸能人とかは別扱いなんでしょうけど・・・
昔三宮の中華街で働いてたんですが、どことは言えませんが、経営者の金儲け主義は結構ひどかったですよ(笑)
まかないなんて、半分はお客の手付かずの残飯(お客さんに「リサイクル」しないだけマシですけど)でしたし、ホントにお客をお金としか思ってなくて・・・態度に出ますよね、そういうのって・・・
だから吉兆とかくいだおれとか、トップの態度ってあんな感じだったのかなと今でも思い出します。
中華街の場合、中国人の食に対する考え方が違う部分があるので、中国人シェフの衛生観念はちょっとビックリする事が多かったですが(彼らは全く悪気がないので・・・)
今度、名古屋の妹が赤福をおみやげに買ってくると言ってくれているので、そちらも楽しみです。
騒動後初めての購入です。昔はよく買ってましたが、どうなっているのか楽しみです。
ともあれ、お大尽商売で道頓堀のシンボルが消えてしまうのは悲しい限りです。
またレポート楽しみにしています!
沖縄もけっこう観光客目当てのテーゲー(適当)なお店多いのでしょっちゅう潰れたりしてます。大丈夫かなぁ〜(笑)
- かなさん からの返信 2008/07/09 14:52:17
- 追記
- ずうずうしいついでに・・・
もし機会があったら、「心斎橋でりしゃす」のレポート、お願いします♪
宮迫さんがたむけんさんに教えてもらって行ったそうですが、ここのでりしゃすハンバーグが本当に美味しいらしく、生でも食べられる最高級牛肉100%だそうで、TOKIOの番組に出ていた時国分くんが「今まで食べた中で一番うまい!」と言ってました。
気になってますが大阪まで行くチャンスがないので、お暇な時にでも、是非♪
- みにくまさん からの返信 2008/07/09 21:23:47
- RE: RE: アーサーとシークァーサーは別物です
> 大丈夫でっす♪
事後報告になってしまって申し訳ないです<(_ _)>
>「美味しいものをお客さんに食べさせたい」
料理店を営む上で、基本中の基本だと思うのですけどね〜^^;
ここのところの食材の値上がりは、飲食業界に少なからぬ痛手になっていると思います。
料理の値段を上げた、という話はあまり聞かないですし、なかなか値上げできる状況ではなさそうです。
かといって、値段の安い中国産などの食品に関しては、消費者が拒絶反応を起こしているしで、かなり厳しいのではないでしょうか。
>お寿司
寿司懐石という名前なら、最後はお寿司でしょうけど、普通はあまり最後のお寿司は無いですね。
私たちは去年まで4年間、シンガポールに住んでいたのですが、この国の日本食懐石は、必ず最後がお寿司でした。
ですから、最後のお寿司というのには、あまり違和感を覚えなかったです(^_^;)
>三宮の中華街
日本の中華街でもそんな感じなのですか〜。
当然、シンガポールでも同様でした。
衛生面に関しては、日本と比較にならないくらい酷くて、店の裏の方を見ると凄い事になっていましたよ・・・。
見た目さえ良ければいい、という考えでした。
そもそもシンガポールでは、食中毒を出しても、店側にペナルティが科せられたという話を聞いたことがありません。実際、私の会社のスタッフがピータン(黒い卵)を食べて、数人が食中毒になったのですが、そのお店は何のお咎めもなしだったみたいです。
>赤福
それは楽しみですね〜(*^_^*)、多分美味しいと思いますよw
会社としては、酷い事をしていたわけですが、正直言って消費者にその差が分かったとは思えません。毎日食べていたような人なら、僅かな違いも気付いたでしょうけど(^_^;)
- みにくまさん からの返信 2008/07/09 21:29:15
- RE: 追記
行って来ました!
と言いたいところですが、ダメでした・・・。
今日、ちょうど心斎橋に行く用事があったので「心斎橋でりしゃす」に行ってみようと思って電話してみたのですが、午後4時の時点で満席でした(T_T)
超人気店みたいですね〜!
心斎橋にはよく遊びに行くので、予約が取れれば行ってきますよ〜w
面白そうな情報、ありがとうございました<(_ _)>
-
- take-cyanさん 2008/07/06 14:29:54
- 寂しいですね?
- でも、この料理ですと客足は引きます。
7〜8000えんで提供すれば潰れなかったかも・・・?
貝は赤貝が馬鹿貝(青柳)ですかねぇ〜?
アーサーはシークアーサーですね。
人形をトレードして負債はかなり少なくなりますね。
1億のオファーが来ているの聞きました。
- みにくまさん からの返信 2008/07/06 18:20:37
- RE: 寂しいですね?
- 上限を5000円くらいと安めの設定にした場合には、フロアの大改造が必要になりそうです。
6−7階は内装を見てもらえば分かりますが、数奇屋造りの個室がいくつかある形で、客の一人当たり占有面積がとても広く、個室なので客もゆっくりしてしまい、回転が非常に悪くなってしまいます。
高級店にするにはどう考えても、料理が付いてこないし、難しいところです。
アーサー=シークヮーサーでした。すっかり忘れていました<(_ _)>
本文も書き換えておきました。
貝は私たちも赤貝だと思います。
くいだおれ太郎も、どうなるんでしょね〜。
なんとか大阪で活躍できるといいな〜と思います。
- take-cyanさん からの返信 2008/07/06 19:12:34
- RE: RE: 寂しいですね?
- >数奇屋造りの個室
そうですね。内装が綺麗ですね。
料理代と言うより雰囲気料金のようですね・・?
> くいだおれ太郎も、どうなるんでしょね〜。
セリーグ優勝確定の阪神のマスコットが一番似合います。
ピン・ストライブが大阪には合います。
-
- かずさん 2008/07/06 00:25:43
- 「くいだおれ」行きましたか!
- みにくまさん こんばんわ
いつも僕の旅行記への訪問ありがとうございます
道頓堀の「くいだおれ」僕も5月に行ってきました 7月8日に閉店という事で 今まで行った時は「くいだおれ太郎」だけを 写真に撮って帰っていたので 最後に「くいだおれ」で食事しようと大阪に行きました 当日も観光客が「くいだおれ太郎」さんを撮影しようと 撮影大会の様な込みようで携帯カメラやデジカメで撮影してました そして当日は夕食にと 洋食の好きな僕は迷わず一階の洋食の店に入っていきました まずお客さんは7割がた入ってましたがわれわれが席について15分もしないうちに満席になり やはり閉店を聞きつけた観光客が入店しているようでした われわれは「オムライス」と「ミックスフライ定食(品名?)」を注文しましたが 味はというと これと言って特別美味しいわけでも無く普通の味でした 「くいだおれ」さんには失礼な言い方かもしれませんが くいだおれ太郎が頑張っていたのだから もう少し味の研究をしてほしかったと思いました
最後に 記念にと「くいだおれ太郎」のキーホルダーを買って帰りました
救いは「くいだおれ太郎」は別の場所で 生き続けるらしいので 機会があったら その場所をいつか訪れたいと思います
みにくまさんの旅行記の完成待ってます
- みにくまさん からの返信 2008/07/06 02:36:44
- RE: 「くいだおれ」行きましたか!
かずさん、こんばんは〜。
こちらこそ、度々の訪問、感謝です<(_ _)>
夜の10時から編集を始めて、夜中の2時にやっと完成しました(^_^;)
>もう少し味の研究をしてほしかったと思いました
全く同意です。
なんばという食の激戦区で料理店をやっていくには、常に研究を続けなければ厳しいですよね〜。
今回の旅行記はかなり辛口になってしまいましたが、問題点はかなり分かったのではないかと思います。
>「くいだおれ太郎」は別の場所で
欲を言えばくいだおれ太郎には、あの場所で頑張ってもらいたかったですね。
別の場所に行っても、元気に頑張ってもらいたいです。
「60年間おつかれさまでした」
-
- はぁみさん 2008/07/06 00:04:54
- さよならだったんですね〜。
- みにくまさん こんばんは〜!!
くいだおれ太郎くんとも、もうすぐお別れだったんですね…。
ずっと大阪に住んでるのに、私も一度も行くことなくです…。
前は何度も通っているのに…入ったことがない…私も含めそんな人が多いんでしょうね。
みにくまさんの旅行記を見せて頂きながら、店内が和のお座敷になってる事にびっくりしました〜。
テーブル席だけかと思っていたんで…。
ちゃんと懐石料理もあったんですね〜。
長いこと住んでるのに、大阪を改めて大発見です〜。
ありがとうございました!!
- みにくまさん からの返信 2008/07/06 02:13:32
- RE: さよならだったんですね〜。
はぁみさん、こんばんは〜。
夜の10時くらいから始めて、2時までかかってやっと旅行記完成しました(^_^;)
実はこのお店の存在は知っていても、中がどうなっているか知っている人は少ないですよね。
かくゆう私も閉店のお知らせが発表されてから知りました(^_^;)
お店の前のメニューを見ても、懐石料理っぽいものは無かったので、予約した時に15000円の懐石コースがあると聞いて少しビックリしました。
店内ではエレベータを上がってみて数寄屋造りの内装でまたまたビックリ。
大阪名物が一つ無くなってしまい寂しいですが、最後に行けて良かったです。
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