2000/07/01 - 2000/07/02
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oiwasanさん
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<シェパード夫婦の大歓迎> Dover (July 01&02)
家のドアーを開けてもらって、玄関の中へはいってから恐怖感に襲われた。 もう一枚あるドアーの向こう側ではあるけれど、大型の2匹のシェパードが猛烈な勢いで吠えたててくる。 激しく動き回っており、今にもドアーをけ破って出て来て噛みつかれそう。 主人が制止するもナカナカおさまらない。
主人の説明によれば、一番上の4階が主人夫婦の寝室、居室で、シェパード家族は、七匹の子犬と共に3階に住んでいるとのこと。 我々に提供される一階の部屋を見せてもらう。 寝室二つとキッチン、バスルームで広々としている。 2階の大広間へ案内される。 この階にこの家の台所があり、この広間の一角で食事をとるようになっている。
総勢9匹の犬と共に、この部屋で過ごすことになる。 シェパードも我々を客として認知したようで、おとなしくなった。 子犬は生まれて2週間だそうで、かわいい盛りだ。 そのため母犬が、神経質になっており、他人が来ると先ほどのような騒ぎになるとのこと。 大きい部屋だが、大型のシェパード2匹が歩き回る上に、子犬達がじゃれあっているため、なかなか落ち着けない。 こちらは慣れていないこともあり、親犬の場合には近寄られると、ビクつく。
今までに、泊まった日本人の中で傑作だったのは、シェイクスピアを勉強している日本人女性で、英国人の我々に「マクベス」の講義をしてくれたと笑っていた。 この夫婦は好奇心旺盛で、いろいろな国の旅人が泊まって変わった話を聞くのを楽しみにしているようだ。 我々には日本語を教えてくれというので、ひらかな、カタカナの51文字を教えると同時に、双方の名前を漢字で書いてみた。 もちろん、先方の分は発音を適当な漢字に当てはめただけである。
女主人の方は、船舶会社で秘書の仕事をしていたとかで、非常に熱心に勉強していた。 驚いたことに、翌日の夕食のテーブルには、我々夫婦の名前を自分で書いて飾りつけをしてもてなしてくれた。 難しそうな漢字も正しく書かれていた。
この席には旦那がいなかったが、二交替勤務の夜番の方で出勤したとのことであった。 電気技師で、ド−バーの港に入ってくる船舶の電気関係の保守を任されているという。 海峡トンネルが開通したことで、フェリー会社の経営がはかばかしくなく、各種のコスト削減が行われた結果として、従来の三交替勤務が二交替に労働強化されたという。
ほとんどお客はいなかったが、乗降自由の市内周遊バスが一時間に一本の間隔で運転されており、市内遊覧の間に、ドーバー城、ホワイトクリフの2箇所でバスを降りて、見物をした。
ドーバー城は見事な城で、街を見下ろす丘の上にある。 中は広々としておりジープに引っ張られた連絡車であちこちと移動する。 城の地下には大戦中の指令部の跡や軍の病院などが当時の姿のまま残されており、観光スポットになっている。 空襲の爆音をスピーカーから流したり、病院の手術室では血のついたガーゼを置いたりして当時を再現しようとの工夫がなされている。 薄暗い地下壕だということもあって、グロテスクさの方が先に立っており、あまりいただけない。
ホワイトクリフの方は、その名のとおり海と空の青さの中でひときわ輝いている。 はるか向こうにフランスの陸地を望むと、その美しい自然とはうらはらに、第二次世界大戦の厳しい戦いの姿を思い浮かべてしまう。 何度も映画や写真で見たためにか、英国海軍の撤収作戦やその後の連合軍のダンケルク上陸作戦などで海上に無数の艦船が浮かんでいる姿につながってしまう。「地上最大の作戦」などという映画の場面が重なってしまうのは何ともやりきれない。
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