2008/06/21 - 2008/06/23
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satoyanさん
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今年で23回目になる「サロマ湖100キロウルトラマラソン」に出場しました。ウルトラマラソンは昨年の「四万十川ウルトラマラソン」以来2回目、気持ち的には余裕があった気もしなくはないですが、やっぱり100キロは長かった。まだまだ精進しなくては!
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今回は羽田から紋別空港まで飛行機で飛びます。距離的には受付会場へは紋別が近く、ゴール地点は女満別空港の近く微妙なところですが、現地ではレンタカーで移動するので、紋別へは行ったことがなかったのでこちらにしました。待合室では明らかに明日走ると思われる人たちの姿が目立ちます。
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機種は737−500です。1日1便しかなく、ANAの独占路線です。定刻に乗り込んで、いよいよ出発かと思ったら、
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少量の燃料漏れで、ほかの機材で出発となり、一度全員降機しました。結局1時間以上遅れて離陸。しかも、到着地の紋別が霧で視界不良のため旭川空港に到着もありとの条件付となりました。
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なんとか紋別空港に着陸。天気は雨です。しかも寒い。あわてて一枚長袖を着込みます。
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3日間お世話になるレンタカーです。今回はカローラフィルダーでした。
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紋別空港から30分ほどでウルトラマラソンの受付会場の湧別町総合センターに到着です。ここは受付と明日のマラソンのスタート会場になります。ゴールは70キロほど離れた常呂町のスポーツセンターです。カーリングで有名なところです。
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受付会場です。なんとなくシンプルな印象です。
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会場の外では地元の方々の厚意でサロマ湖特産物ほたてが無料で振舞われています。
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テントでホタテをもらったら自分で焼きます。おいしくいただきました。
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宿はちょっと離れた北見に泊まりました。北見は昔は「薄荷」が有名でしたが、今、力を入れているのが全国一の出荷量を誇るたまねぎと地元のホタテを使った「塩焼きそば」だそうです。これにはルールがあって麺は北海道産の小麦粉、豚肉の代わりにほたて、キャベツの代わりにたまねぎを使い、ソースでなく塩で味付け、冷めないように鉄板で出すんだそうです。店によって特徴があるらしいですが、北見に行ったらお試しを!
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レース当日です。起床はなんと午前1時半。2時にホテルを出て、3時にゴール地点の常呂町のスポーツセンターに車を停めて、そこからあらかじめ申し込んだバスでスタート地点の湧別町へ向かいます。スタート地点の着いたのが3時45分。この時期の北海道はもうこの時間には日が昇っています。
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午前5時、いよいよ100キロマラソンのスタートです。天気は小雨、気温は9度、湿度95%です。シャツを長袖、半そで、ノースリーブ、ランシャツと4種類用意しましたが、結局ボストンマラソンでもらった青い長袖シャツでスタートです。
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スタートしてしばらくはサロマ湖に行かず、湧別町の田園地帯を走ります。
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10キロ手前でようやくサロマ湖が見えてきました。
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最初の折り返しです。この先、ちょっと走って20キロです。20キロ通過タイムは1時間51分39秒。予定したタイムで走ります。
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サロマ湖から一度離れて、また田園地帯を走ります。北海道独特の長い1本道は遠くを見渡せる半面、すごく長く感じられました。30キロでは2時間48分。思ったほどタイムが上がりません。
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40キロ手前です。サロマ湖を時計の逆周りに走るのですが、標識でみるとまだ半分も行ってないようです。
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再びサロマ湖の周りを走ります。もう少しで42.195キロ地点です。
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42.195キロ地点です。3時間58分。なんとか4時間を切るタイムで通過することができました。何故かこのあとランナーズハイというのか、調子がよくなり、走るのがとても楽しく感じられてきました。
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50キロ地点です。4時間42分。先月、練習で出た皇居を50キロ走るロードレースと同じようなタイムです。
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55キロ地点のレストステーションです。ここでスタート地点で預けたシャツを着替えます。気温も上がってきたので、半そでシャツに着替えました。ここで決定的なミスを、基本的にはあまり休まないのですが、着替えの際にいすに座ってしまい、その後足がうまく動かなくなりました。脳でいくら指令しても、足が機能しない状態で、これからゴールまで難儀しそうです。
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70キロ手前の私設ステーションです。この大会のボランティアの皆さん本当にありがたいです。
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もう足がうまく動かないので、何が楽しみかというとエイドステーションでなにがあるのかにうつります。あと2キロでおしるこ、もう少しがんばってみます。ここ看板から、2キロは頭の中でおしるこ〜、おしるこ〜となんとか叫びながら
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75キロ地点のエイドステーションです。鶴雅リゾート前です。おしることホタテ入りのそうめんがありました。うまかったです。おかわりしたくなりましたが、ここは1杯で我慢。
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75キロ過ぎ、本当にきつくなりました。本人は走っているつもりでも、傍からみれば多分歩いていたように見えていたと思います。
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80キロを過ぎると、ワッカ原生花園に入ります。
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今度はサロマ湖ではなく、目も前にオホーツク海が見えてきます。オホーツクの潮風はとても心地よく、このワッカの原生花園を約20キロ往復します。
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90キロ地点です。ここまで来ると、あともう10キロ。普段走っている距離になりました。最後の力を振り絞りましょう!
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ワッカの原生花園を出て、ゴールまであと2キロ。沿道の人たちもお疲れ様と声をかけてくれます。
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この先を右に曲がったらゴールです。ゴールの写真も撮ったつもりでしたが、撮れていませんでした。フィニッシュタイムは10時間53分34秒。このタイムがいいのか悪いのかまだ自分的にはまとまりませんが、昨年の四万十川よりは50分短縮。ただ四万十川のときはところどころ歩いたので、今回はひとまず歩かずにゴールできたことで良しとします。そして、すべての関係の方に感謝です。
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今回の宿は、北見のドーミーインです。なぜここにしたかというと
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ビジネスホテルなのに、常呂川の湯という天然温泉があるのです。100キロ走った後には、温泉は大事です。
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紋別空港に戻る途中、スタート地点近く「湧楽軒」で塩ラーメンをいただきました。なんでも塩ラーメンが有名らしいです。
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帰りはオンタイムで羽田へ戻りました。帰りの飛行機でもレースに出たと思われる方々が。なぜわかるかというとみんな歩き方がおかしかったからです。
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