2008/05/20 - 2008/05/27
91位(同エリア153件中)
ニーコさん
ヨルダンに6泊8日で行って来ました。
ヨルダン旅行も後半に入りました。
ペトラの次は、ヨルダン南部の砂漠地帯「ワディ・ラム」へ。
実は私自身、ヨルダンに行くことが決まり、ガイドブックを見たり、旅行会社の方と相談したりするまで、この「ワディ・ラム」という場所については何にも知らないどころか、名前も聞いたことがありませんでした。
行くことが決まってからも、「ふ~ん、砂漠か~」とあまりワクワクドキドキもせず(笑)
でも実際行ってみたら、圧倒的な自然の景色にノックダウンされました~o(__)o
…蚊にも完全にノックダウンでしたが…(^ ^;Δ
5/24 ペトラ→ワディ・ラム ワディ・ラム観光
ワディ・ラム(キャンプ)泊
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 航空会社
- エミレーツ航空
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ペトラを終日観光した日の翌日。
この日は比較的ゆっくりスタートです。
モーベンピックでの朝食ビュッフェ。
普通に色々揃っていますが、エキサイトするほどでもないです(朝食が充実していると、それだけでかなりエキサイトする私)。 -
とは言え、がっつりいただきます。
トーストにバター&ジャム、パンにホンムス、ビーフのベーコン、フルーツ色々、などなど。 -
AT先輩がカーペットを見たいということで、近くのお土産物屋さんへ。
色々見てみるものの、結構高いし、相場もよくわからず、結局買いませんでした。 -
ペトラ→ワディ・ラムに向かいます。
途中、景色の良い場所で車を降りて写真休憩。
こういう所にはすかさずお土産屋さんが出ています。 -
車に乗るといつも強烈な睡魔に襲われる私は、この時もいつの間にやら爆睡…
ドライバーのミシュアルに起こされてみたら、外は一面の砂漠でした!
余談ですが、ミシュアルに教えてもらったアラビア語で1番使用頻度の高かった単語は「Habibi」でした♪
Habibiは、「愛しい人」とか「lovely」「Darling」みたいな意味で、アラビア音楽を聴いてると必ず出てきます。 -
すごい迫力ある岩山。
ワディ・ラムとはこんな所:
「ヨルダンの南部、アカバやサウジアラビアの国境にも近い砂漠にワディ・ラムはある。ここには有史以前から人が住み、ギリシアやローマ時代の文献にはワディ・ラムの名が記されている。それによると、かつてはブドウと松の木が繁っていたという。しかし現在では赤く細かい砂の大地に、荒々しい巨大な岩山があちこちにそそり立っている。
第1次世界大戦時、イギリス人将校ロレンスがベドウィン達を統率してトルコ軍と戦う活躍を描いた映画『アラビアのロレンス』に出てくる多くの場面はワディ・ラムや近隣の地域で撮影されている。」ワディ ラム 保護区 自然・景勝地
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セメントを運んでいるという貨物列車が通り過ぎて行きます。
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13時頃、宿泊先「キャプテン・デザート・キャンプ」に到着。
丸っこい岩山の裾に、何軒かこういうキャンプが並んでいるようです。 -
キャンプは真ん中が広場状になっていて、その周りに客室(!)が並んでいます。
結構部屋数が多いです。
キャンプ入口横に共同のトイレとシャワー。
トイレは一応ちゃんと水洗。
シャワーはお湯が出そうな感じでしたが、結局使いませんでした…。トイレと一緒のところにあって、使う気になれなかったです(゚_゚;) -
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私達の泊まる、24号室の入口(笑)
オートロックの対極。カーペット1枚。 -
部屋の中はこんな感じです。
隣の部屋とは布1枚で仕切られていて、その布をめくればすぐ隣の部屋と行き来できます。
蚊帳がありますが、この時点では特に気にも留めていませんでした。まさか、こんな砂漠のど真ん中で、蝿こそいさえすれ、蚊なんていないでしょ、と高をくくっていた為。
虫除けスプレーも持参していませんでした。
この夜、そのことを心の底から後悔する事になろうとは、この時は思いもしませんでした…。
電気はないので、部屋にはロウソクが用意されています。 -
手違いだか連絡ミスがあって、私達の昼食が用意されていませんでした。
これから作るって言うので、テントの中でのんびり待ちます。
外は日差しが強くて暑いよー。
でも、ひたすら静か。 -
急遽用意してくれた割には、ご馳走♪
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15時から砂漠ツアーに出かけます。
4WDとかの車を想像していたのですが、ピックアップトラックみたいなのでした。
私達は上に布1枚がかろうじて張ってある、荷台に乗ります(笑)
砂漠ガイドのおじさんとその息子(恥ずかしがり屋さんの7、8歳の子)、ミシュアル、私達2人。 -
ずっと続く、砂と岩山の世界…。
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砂漠の斜面で戯れる、ガイドのおじさん、ミシュアルとAT先輩。
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ナバタイ人の描いた壁画。
あまり英語のうまくないミシュアルの通訳では、どのくらいの古いものなのかなどの情報は得られず。 -
岩山の陰でお茶の用意をしてくれている砂漠ガイドのおじさん。
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砂漠の雄大な景色を眺めながらのシャイ(紅茶)。
とても贅沢な時間…
( -_-)旦~ フゥ... -
見渡す限り、私達以外誰もいない風景。
風だけが吹いています。 -
岩山の斜面に水を集める水路が作られています。
ここを通った水は斜面を流れて… -
この蓋の下にある、貯水庫に溜められます。
覗いてみたら、かなり大きなスペースに半分ぐらい水が入っていました。
あんまり雨が降るようには思えないんですけど、大丈夫なんですねー。 -
こちらにも、ナバタイ人の壁画。
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石の橋。
自然って不思議〜w(゚o゚)wオオー!
ここはちょっと遠い所にあるので、2時間ぐらいのオプショナル・ツアー(20JD/1人)で連れて行ってもらいました。 -
橋の上に上ってみました♪ヾ(o´∀`)ノャッホー♪
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もう1つの石の橋。
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岩の上に上って見た景色…
絶景!!!
地球ってすごい、なんて思ってしまうくらいの、
なんか価値観変わりそうなくらいの壮大な景色。
この景色を見る為にヨルダンに(そしてここワディ・ラムに)来たのかも。
と、思うくらいの心に残る景色でした。 -
岩を(内部を)削り取って、家(小屋?)にしています。中は4畳半ぐらいの広さ。
これって、ガイドブックに出ていた「ロレンスの家」だったのでしょうか?
「これは、ロレンスの家?」って聞いてみたら、そうだそうだ、って言ってたけど、いまいち信用ならず。
ま、とにかく家です…。 -
風紋。
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18時半頃、キャンプに戻って来ました。
広場の真ん中には火が熾されて、お茶用のお湯を沸かしたり、水タバコの用意がされています。
昼間は全然人がいなかったのに、すでにドイツ人らしき団体を含め、大勢の人が集まっていました。
キャンプもほぼ満室の大盛況。 -
水タバコに挑戦!
4JDでしたが、火を足せば、2時間近くもつとか。
味は、イチゴかリンゴがあり、リンゴにしました。
タバコはタバコですが、リンゴの甘い味がして、まぁ美味しいかな。
家でも吸いたい、とまでは思いませんが。 -
電気は通っていないので、暗くなってくるとランプが付けられました。
日が落ちるとかなり涼しくなります。
夕食はビュッフェ。
夕食の後には、音楽の演奏、ダンスなど。
空を見上げると、ものすごい星の数! -
ラクダに乗って、朝日の昇るのを見るというオプショナル・ツアーに参加しました。
1人15JD。
早朝5:15にキャンプの入口集合。
…しかし、実は夜は23時前にはベッドに入ったのですが、蚊がすごくて(寝ようとすると、ブ〜ンと顔の周りで飛びまわっている音がする、挙句の果てには、何ヶ所も顔や手足を刺される!)、布団を頭からかぶるとそれはそれで暑くて暑くて、結局一睡もできませんでしたllllll(-_-;)llllll
砂漠みたいな乾燥したところに蚊がいるなんて想像もしていなかったので、虫除けスプレーも持って来ていませんでした…。
どんなところに行くにも、虫除けは絶対持って行くべき!と心に刻んだ事例でしたΣ(゚д゚lll)
あまりにその眠れない状況が辛くて、ツアーの集合が待ち遠しくてたまりませんでした。
前日は「朝5時なんて、起きれるかな?」なんて思っていましたが(苦笑) -
ラクダに乗ること約20分。
朝の涼しい(寒いくらい)空気が気持ち良い。
ラクダの歩く揺れも心地好く感じました。
朝日を臨むスポットに到着。
岩山の向こうから徐々に明るくなってきます。 -
朝日の昇る反対側には、白いお月様が。
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砂漠に昇る朝日。
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ナバタイ人の壁画にインスピレーションを得て、砂に描いたAT先輩の力作。
題「ラクダ」 -
ほぼ一睡もできず、しかも無数に蚊に刺された所が痒くて、お風呂にも入れずに身体は気持ち悪い…とかなりの不快条件が揃い、食欲も湧かず、ほんのちょっとだけ朝食をいただきました。
紅茶。
パン1枚、ホンモス、ハム、西瓜。 -
ラーメン、つけ麺、僕イケメン!
なスタッフ〜ッの皆さんと記念撮影。
ベドウィンってかっこいー!って思っていたんですが、なんとみんなエジプトから出稼ぎに来てるんだって。
と言うことは、エジプトにはイケメンがいっぱいいるのかな?
◆・.。*†*。.・◆・.。*†*。.・◆・.。*†*。.・◆・.。*†*。.・◆
「2008 ヨルダンの旅(5)」に続きます…
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この旅行記へのコメント (2)
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- あっちゃんさん 2008/06/18 15:40:17
- 探検な旅
- ニーコさん、こんにちは
ヨルダン旅行記一気に?まで読ませて頂きました。
いきなり最初飛行機に乗り遅れるなんて・・・
もう私だったらパニックになっちゃいますw
こういうときさすがニーコさんは的確な行動ができるって
すごいです!
やっぱりぺトラ遺跡はすごいですね〜
岩の隙間みたいな道の先にドーンってあるんですよね
テレビで見るたびにすごく行きたいって思っていて
ニーコさんの旅行記の素晴らしい写真を見たら
行きたいリストの順位も急上昇ですw
夏に私の両親も行くらしいので、
これからますます行きたくなっちゃいそうw
しかも自分でたくさん歩いて行くと
疲れるけどその分感動も大きいですよね。
ラクダに乗りながら見るのもいいな〜冒険って感じですねっ
あと、砂漠に宿泊するのも夢ですぅ
でも、蚊がたくさんいるんですか〜
びっくりしました。
シャワーとかも期待できないんですね。
あー、それでもいつか砂漠に泊まってみたいです。
続きのコメントも楽しみにしてま〜す!
- ニーコさん からの返信 2008/06/19 21:56:07
- RE: 探検な旅
- あっちゃん、こんばんは〜♪♪♪
書き込み、ありがとうー。
ヨルダン旅行記、ちょっと時間がかかってますが、少しづつコメント書いていってます…。
5月に休みを取っていた反動で、6月はなかなか忙しく働いています。
国内旅行もあまり行けない感じです…。
次の旅行の予定がないと、頑張れないーなんて思いながら、地味な毎日です。
> やっぱりぺトラ遺跡はすごいですね〜
本当にすごかったですよ〜!!!
あの有名な「エル・ハズネ」もすごいですが、あれはほんの一部なんだっていうのが、またすごいです。
スケールが大きいんですよー。
砂漠も、死海も、本当におもしろい体験でした☆
しかもヨルダンって意外と行きやすかったですよ!
って、飛行機に乗り遅れた私が言うのも説得力ないですけど(笑)
ニーコ
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