ﾘﾎﾟﾋﾞﾀﾝD ﾁｬﾚﾝｼﾞ2008 ｼﾞｬﾊﾟﾝXV vs ｸﾗｼｯｸ・ｵｰﾙﾌﾞﾗｯｸｽ 観戦記

2008/05/31 - 2008/05/31

5/31 国立競技場で行われた「ｼﾞｬﾊﾟﾝXV vs ｸﾗｼｯｸ・ｵｰﾙﾌﾞﾗｯｸｽ戦を観戦してきました。生憎の空模様でしたが、試合は一進一退の攻防で白熱しました。

エリア 東京

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル

ｸﾗｼｯｸ・ｵｰﾙﾌﾞﾗｯｸｽの入場。昨年に続き2度目の来日。現役の「ｵｰﾙﾌﾞﾗｯｸｽ」では無いにせよ、今も現役選手として世界各地で活躍する一流選手たちです。

ｼﾞｬﾊﾟﾝXVの入場！「アカク ソマレ」

両国の国歌斉唱

さあ、試合が始まるぞ！っとその前にｵｰﾙﾌﾞﾗｯｸｽといえば…「あれ」を忘れていないですか。わかる人は挙手で答えて！

そう！ｵｰﾙﾌﾞﾗｯｸｽといえば、試合前の「HAKA」NZの先住民、ﾏｵﾘ族に継承される伝統的な踊りです。戦いに挑む男たちのその勇敢な踊りにﾌｧﾝは魅了され、相手は威嚇されたり武者震いしたり。その瞬間は静寂に包まれ「HAKA」をﾘｰﾄﾞするﾘｰﾀﾞｰの声、選手たちの雄叫びだけがｽﾀｼﾞｱﾑに轟きます。

今回、「HAKA」をﾘｰﾄﾞするﾘｰﾀﾞｰは「ｷﾝｸﾞ」ことｶﾙﾛｽ・ｽﾍﾟﾝｻｰ。

ｵｰﾙﾌﾞﾗｯｸｽが「HAKA」を踊っている時は、敬意を表して見ていなければならないのです。気合をいれろ！ｼﾞｬﾊﾟﾝXV。奴らは本気だ！

さあ！いよいよｷｯｸｵﾌです。

昨年　ｼﾞｬﾊﾟﾝXVは、2戦2敗。今年は1戦のみ。現在のところ来年以降の「vsｸﾗｼｯｸ・ｵｰﾙﾌﾞﾗｯｸｽ戦」は白紙の為、見納めになるかもしれません。

ｼﾞｬﾊﾟﾝXVの先発ﾒﾝﾊﾞｰ

ｸﾗｼｯｸ・ｵｰﾙﾌﾞﾗｯｸｽの先発ﾒﾝﾊﾞｰ

ﾗｲﾝ ｱｳﾄからﾎﾞｰﾙを入れるｵｰﾙﾌﾞﾗｯｸｽのHO ｱﾝﾄﾝ・ｵﾘﾊﾞｰ選手。親子二代でｵｰﾙﾌﾞﾗｯｸｽ・ｷｬﾌﾟﾃﾝになった唯一の選手。現在はﾌﾗﾝｽのﾄｩｰﾛﾝでﾌﾟﾚｰ。

な、なんと大方の予想を破りｼﾞｬﾊﾟﾝXVが先制TRY！！決めたのは「ﾄﾖﾀ自動車ｳﾞｪﾘｯﾂ所属」遠藤幸祐選手（WTB)
やるじゃないの！ｼﾞｬﾊﾟﾝXV。

残念ながら ｼﾞｪｰﾑｽ ｱﾚｼﾞのｺﾞｰﾙは失敗。

想定外だったんじゃないですか？ｸﾗｼｯｸ・ｵｰﾙﾌﾞﾗｯｸｽのみなさん…

とはいえ、前半間際にｷｯﾁﾘ逆転されてしまいました。
写真は後半開始直後のWTB ﾀﾞｸﾞ・ﾊｳﾚｯﾄのTRYｼｰﾝ。昨年のﾜｰﾙﾄﾞｶｯﾌﾟでの活躍から「完璧なる翼」との異名をとる。

一進一退の攻防。ｼﾞｬﾊﾟﾝXVも本当に強くなりました。この勢いでIRBﾊﾟｼﾌｨｯｸ・ﾈｰｼｮﾝｽﾞｶｯﾌﾟ2008も頑張ってほしいですね。

ヤバイ！時間がない。最後の1ﾁｬﾝｽに掛けろ！

ﾉｰｻｲﾄﾞ。ｸﾗｼｯｸ・ｵｰﾙﾌﾞﾗｯｸｽに惜敗。しかし、見ている方としては非常にｴｷｻｲﾃｨﾝｸﾞな試合でいた。率直な感想は「勝てる試合を落とした」感じでした。まー雨の影響も有ったんでしょうけど。でも…さすがｵｰﾙﾌﾞﾗｯｸｽですね。結局、負けないんですから…黒衣を纏って「HAKA」を踊った瞬間から彼らは「戦士」となるのでしょう。