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2007年12月に訪れたマリの写真をアップします。<br /><br />今回マリの旅は、ジェンネ旧市街のモスクを訪れてみたかったから。<br /><br />しかしフランス語しか通じず、しかもマリは4WD車のチャーター旅行が一般的なのに超高額だとか。<br /><br />そこで自分が決めたこと。<br />・フランス語は使わない(使えない?)<br />・ローカルバスで旅をする(金が無い?)<br /><br />。。。ただのアホである。<br /><br /><br />とりあえずまずは情報をと、事前に準備したのがロンリープラネットの西アフリカ(英語版)を購入。<br /><br />それからマリにはマラリア(ウィルスを持ったハマダラ蚊に刺されることで発症)があるが、予防薬は以前東アフリカを旅した時、副作用でものすごく体調が悪くなったことがあるので、パリのシャルルドゴール空港内の薬局で予防薬を万が一マラリアにかかった場合に飲むの為のおまもりとして買い(処方箋は空港勤務のドクターが書いてくれる。治療薬にもなるとフランス人ドクターが言っていた)、世界一優秀な?日本の蚊取り線香2個を持参。<br />最新テクノロジー?首から下げられる電池式。<br /><br />1個数百円の蚊取り線香でマラリアのリスクが下げられるのなら安いもの。(これを見たマリ人が、何それ?と聞くので説明すると、皆ものすごく欲しがった)<br /><br />マラリアはまず蚊にさされないことが大事。<br />マラリアは死ぬ病気なので、なめたらひどい目にある。<br />(世界を旅しているとマラリアで死んだ旅行者の話をちらほらと聞かされる)<br /><br />とにかくこれらは非常に役に立った。<br /><br /><br />マリ入国にはビザが必要だが、事前に取得する余裕もなかったので、エールフランスでマリ入りすることを良い事に、パリのマリ総領事館で取得。<br />3ヶ月有効ツーリストビザが28EURO。<br /><br />前日朝に申請して翌日の朝渡し。<br />ビザ受け取り日の午後にパリ発バマコ行きのエールフランスの飛行機に乗る。<br /><br /><br />以下はバマコからローカルバスでジェンネに行った時の内容。<br /><br /><br />朝7時にバマコの宿をチェックアウトしバスターミナルへ。<br />タクシー代2500CFA(約610円)<br /><br />ジェンネへのローカルバスは、バマコのソゴニコバスターミナルから、モプティ行きのバスを数社が出している。<br /><br />これを使って分岐点のカリフールまで行き、そこで途中下車して、乗り合いタクシー等を捕まえて、ジェンネまで行くことができる。<br /><br />今回使ったのはBittar Transのバス。<br /><br />朝7:50分について8時のバスに乗ろうとするが、この日は8時のバスが無いとのこと。次は10時というので、モプティ行きのチケットを8000CFA(約1950円)を購入後、ギターで歌いながら時間をつぶす。<br /><br />結構もりあがり、現地人のギタリストがおかえしに1曲披露してくれた。<br /><br />しかし結局バスが出発したのは10時45分。これが超ノロい&ボロいバスで、途中下車を頻繁に繰り返しながら、通常セグーまで片道3時間かかるところが4時間以上かかり、8時間でモプティと聞いていたのに13〜14時間ペースといった具合。セグー14時30分(30分休憩で15時セグー発)、サン18時40分、カリフール21時着。<br /><br />でも夜中のカリフールは灯ひとつなく真っ暗闇。こんなことならセグーで1泊するべきだったと後悔。<br /><br />しかし暗闇をまさぐるようにノロノロと歩いていくと、1台だけタクシーがとまっている。交渉の末、20000CFA(約4880円)でジェンネのホテルまで行ってくれることに。絶対ボラれているが、この状況では他に選択肢が無く、夜ということで圧倒的に分が悪い。<br /><br />30分程車で走った後、川へ出る。ここで渡し舟に車ごと乗る。渡し舟から見た星空がめちゃくちゃキレイ。町明かり1つなく完全な真っ暗闇の中、何万個あるんだろう?と思う程無数のこぼれ落ちそうな星が夜空に煌く。本当はこのまましばらく星空ウォッチングしていたいところだが、マリは乾季とは言えマラリアもあり、またよくわからん現地人のタクシーに乗ってアヤシイところに連れて行って身包みはがされるんじゃないかと警戒していたので、ゆっくりと楽しめる状況ではなかった。(本当はなんでもなかったのだが)<br /><br />それでも22時過ぎに無事にジェンネの宿に到着しチェックイン。<br />Le Campment。シングル1泊ファン・トイレ・蚊帳付きで10000CFA。(約2440円)<br />あんまりキレイじゃない。<br /><br /><br />翌日早起きして夜明け前の待望のジェンネへ。<br />ジェンネ旧市街のモスクは予想に反せず最高!<br />しかしぼーっとしばらく眺めていると飽きてしまう。<br />苦労してここまで来たのに飽きっぽすぎるぞ俺。(涙)<br /><br />本当は途中でであった旅行者とうまく日程があえば、ドコン行きの車をシェアしてもいいかな?とも思っていたが(ローカルバスの旅と決めていたのでは???)、日本人には1人もあわず、欧米人もそれぞれのグループを組んでここまで来ていることもありチャンスなし。<br /><br />まあ日本ではあまりメジャーではない西アフリカの地への1人旅なのだからこんなものだろう。<br /><br />じゃあまたローカルバスだなと、途中セグーで寄り道して帰ることに。<br /><br /><br />朝10時にチェックアウトしてタクシーで移動。宿手配でカリフールまで15000CFA。(約3600円)<br />かなりボラれており、目の前で宿のおっさんがコミッションで5000CFAをポケットに入れた。<br />乗り合いだと1500CFA位(約360円)らしいが席が埋まらないと出発せず3時間待ちもざらというので時間と安心を買ったと思うことに。<br /><br />途中バニ川で渡し舟待ち40分。<br />渡し舟でギターを取り出し歌うと大盛り上がり。最高。<br /><br /><br />カリフールに11時40分着。ギターで歌いながらバスを待つ。<br />子供達が群がる。<br /><br /><br />12時頃モプティから来たバスに乗る。<br />またもやBittar Trans。バマコまで7000CFA。(約1700円)<br /><br /><br />14時にサン(30分休憩し14時30分発)、17時30分にセグー着。やっぱりかなり遅い。<br /><br />タクシーでHotel le Djolibaへ。<br />しかしこの日は既に一杯とのこと。ガイドブックにでている宿を回るが、どこも一杯。<br />土曜日はいつもこんな感じなんだろうか。<br /><br />結局客引きに薦められたDjolibaとなりのホテルに泊まる。シングルでファン、トイレ、蚊帳付き14000CFA(約3400円)、ここもあんまりキレイじゃないが夜も遅くなってきておりしかたない。<br /><br />宿探し途中エスペランサへ行ったときに見た、ニジェール川の夕日がキレイだった。<br /><br /><br />翌朝早朝ニジェール川の夜明けを1時間程見る。<br />もちろん携帯蚊取り線香は常備。<br /><br />7時50分にチェックアウトし、8時にタクシーでバスターミナル着。1500CFA。(約310円)<br /><br />SOMATRAのバス8時発が遅れて8時30分にセグーのバスターミナル発。荷物係に出発直前に自分のとろころにきて賄賂(チップ?)を1000CFAよこせと言われる。他の現地人からは徴収していないので断っていたが引き下がらずウザイので、500CRAコインを渡したら、すんなりと引き下がった。マリ人はいつもこんな調子。<br />(SOMATRAバスの荷物賄賂は結構有名な話で他にもやられた話をWEBでみたことがある)<br /><br />12時30分にバマコのソゴニコ着。SOMATRAも途中下車が多く非常に遅い。これではBitterと変わらない。<br /><br />しかも荷物を出そうとバスの荷物入れをあけると、そこには10匹以上のヤギが生きたまま一緒に詰まれている。糞尿臭い。最悪だ。これならBitterの方がマシかも。<br /><br />12時30分〜13時 タクシーでオーベルージュ・ラフィアへ。<br />2000CFA。(約488円)<br /><br />ドミトリーにチェックインしようとするが、ドミは一杯だといわれる。(本当は自分以外誰も泊まっていなかった)<br /><br />シングル・ファン蚊帳付き、トイレシャワー共同で10000CFA。<br />(約2440円)<br /><br />何とか無事バマコに到着。<br />宿近くの中華料理屋で昼食。結構ウマイ。<br />その裏手にはインターネットカフェあり。<br /><br />バマコからはエールフランスの便でパリへ。<br /><br /><br />※詳細は以下のサイトにアップしてあります。<br />http://blog.goo.ne.jp/katokitijp

2007年冬マリの旅(ジェンネ)

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2007/12/04 - 2007/12/10

112位(同エリア125件中)

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4

かときち

かときちさん

2007年12月に訪れたマリの写真をアップします。

今回マリの旅は、ジェンネ旧市街のモスクを訪れてみたかったから。

しかしフランス語しか通じず、しかもマリは4WD車のチャーター旅行が一般的なのに超高額だとか。

そこで自分が決めたこと。
・フランス語は使わない(使えない?)
・ローカルバスで旅をする(金が無い?)

。。。ただのアホである。


とりあえずまずは情報をと、事前に準備したのがロンリープラネットの西アフリカ(英語版)を購入。

それからマリにはマラリア(ウィルスを持ったハマダラ蚊に刺されることで発症)があるが、予防薬は以前東アフリカを旅した時、副作用でものすごく体調が悪くなったことがあるので、パリのシャルルドゴール空港内の薬局で予防薬を万が一マラリアにかかった場合に飲むの為のおまもりとして買い(処方箋は空港勤務のドクターが書いてくれる。治療薬にもなるとフランス人ドクターが言っていた)、世界一優秀な?日本の蚊取り線香2個を持参。
最新テクノロジー?首から下げられる電池式。

1個数百円の蚊取り線香でマラリアのリスクが下げられるのなら安いもの。(これを見たマリ人が、何それ?と聞くので説明すると、皆ものすごく欲しがった)

マラリアはまず蚊にさされないことが大事。
マラリアは死ぬ病気なので、なめたらひどい目にある。
(世界を旅しているとマラリアで死んだ旅行者の話をちらほらと聞かされる)

とにかくこれらは非常に役に立った。


マリ入国にはビザが必要だが、事前に取得する余裕もなかったので、エールフランスでマリ入りすることを良い事に、パリのマリ総領事館で取得。
3ヶ月有効ツーリストビザが28EURO。

前日朝に申請して翌日の朝渡し。
ビザ受け取り日の午後にパリ発バマコ行きのエールフランスの飛行機に乗る。


以下はバマコからローカルバスでジェンネに行った時の内容。


朝7時にバマコの宿をチェックアウトしバスターミナルへ。
タクシー代2500CFA(約610円)

ジェンネへのローカルバスは、バマコのソゴニコバスターミナルから、モプティ行きのバスを数社が出している。

これを使って分岐点のカリフールまで行き、そこで途中下車して、乗り合いタクシー等を捕まえて、ジェンネまで行くことができる。

今回使ったのはBittar Transのバス。

朝7:50分について8時のバスに乗ろうとするが、この日は8時のバスが無いとのこと。次は10時というので、モプティ行きのチケットを8000CFA(約1950円)を購入後、ギターで歌いながら時間をつぶす。

結構もりあがり、現地人のギタリストがおかえしに1曲披露してくれた。

しかし結局バスが出発したのは10時45分。これが超ノロい&ボロいバスで、途中下車を頻繁に繰り返しながら、通常セグーまで片道3時間かかるところが4時間以上かかり、8時間でモプティと聞いていたのに13〜14時間ペースといった具合。セグー14時30分(30分休憩で15時セグー発)、サン18時40分、カリフール21時着。

でも夜中のカリフールは灯ひとつなく真っ暗闇。こんなことならセグーで1泊するべきだったと後悔。

しかし暗闇をまさぐるようにノロノロと歩いていくと、1台だけタクシーがとまっている。交渉の末、20000CFA(約4880円)でジェンネのホテルまで行ってくれることに。絶対ボラれているが、この状況では他に選択肢が無く、夜ということで圧倒的に分が悪い。

30分程車で走った後、川へ出る。ここで渡し舟に車ごと乗る。渡し舟から見た星空がめちゃくちゃキレイ。町明かり1つなく完全な真っ暗闇の中、何万個あるんだろう?と思う程無数のこぼれ落ちそうな星が夜空に煌く。本当はこのまましばらく星空ウォッチングしていたいところだが、マリは乾季とは言えマラリアもあり、またよくわからん現地人のタクシーに乗ってアヤシイところに連れて行って身包みはがされるんじゃないかと警戒していたので、ゆっくりと楽しめる状況ではなかった。(本当はなんでもなかったのだが)

それでも22時過ぎに無事にジェンネの宿に到着しチェックイン。
Le Campment。シングル1泊ファン・トイレ・蚊帳付きで10000CFA。(約2440円)
あんまりキレイじゃない。


翌日早起きして夜明け前の待望のジェンネへ。
ジェンネ旧市街のモスクは予想に反せず最高!
しかしぼーっとしばらく眺めていると飽きてしまう。
苦労してここまで来たのに飽きっぽすぎるぞ俺。(涙)

本当は途中でであった旅行者とうまく日程があえば、ドコン行きの車をシェアしてもいいかな?とも思っていたが(ローカルバスの旅と決めていたのでは???)、日本人には1人もあわず、欧米人もそれぞれのグループを組んでここまで来ていることもありチャンスなし。

まあ日本ではあまりメジャーではない西アフリカの地への1人旅なのだからこんなものだろう。

じゃあまたローカルバスだなと、途中セグーで寄り道して帰ることに。


朝10時にチェックアウトしてタクシーで移動。宿手配でカリフールまで15000CFA。(約3600円)
かなりボラれており、目の前で宿のおっさんがコミッションで5000CFAをポケットに入れた。
乗り合いだと1500CFA位(約360円)らしいが席が埋まらないと出発せず3時間待ちもざらというので時間と安心を買ったと思うことに。

途中バニ川で渡し舟待ち40分。
渡し舟でギターを取り出し歌うと大盛り上がり。最高。


カリフールに11時40分着。ギターで歌いながらバスを待つ。
子供達が群がる。


12時頃モプティから来たバスに乗る。
またもやBittar Trans。バマコまで7000CFA。(約1700円)


14時にサン(30分休憩し14時30分発)、17時30分にセグー着。やっぱりかなり遅い。

タクシーでHotel le Djolibaへ。
しかしこの日は既に一杯とのこと。ガイドブックにでている宿を回るが、どこも一杯。
土曜日はいつもこんな感じなんだろうか。

結局客引きに薦められたDjolibaとなりのホテルに泊まる。シングルでファン、トイレ、蚊帳付き14000CFA(約3400円)、ここもあんまりキレイじゃないが夜も遅くなってきておりしかたない。

宿探し途中エスペランサへ行ったときに見た、ニジェール川の夕日がキレイだった。


翌朝早朝ニジェール川の夜明けを1時間程見る。
もちろん携帯蚊取り線香は常備。

7時50分にチェックアウトし、8時にタクシーでバスターミナル着。1500CFA。(約310円)

SOMATRAのバス8時発が遅れて8時30分にセグーのバスターミナル発。荷物係に出発直前に自分のとろころにきて賄賂(チップ?)を1000CFAよこせと言われる。他の現地人からは徴収していないので断っていたが引き下がらずウザイので、500CRAコインを渡したら、すんなりと引き下がった。マリ人はいつもこんな調子。
(SOMATRAバスの荷物賄賂は結構有名な話で他にもやられた話をWEBでみたことがある)

12時30分にバマコのソゴニコ着。SOMATRAも途中下車が多く非常に遅い。これではBitterと変わらない。

しかも荷物を出そうとバスの荷物入れをあけると、そこには10匹以上のヤギが生きたまま一緒に詰まれている。糞尿臭い。最悪だ。これならBitterの方がマシかも。

12時30分〜13時 タクシーでオーベルージュ・ラフィアへ。
2000CFA。(約488円)

ドミトリーにチェックインしようとするが、ドミは一杯だといわれる。(本当は自分以外誰も泊まっていなかった)

シングル・ファン蚊帳付き、トイレシャワー共同で10000CFA。
(約2440円)

何とか無事バマコに到着。
宿近くの中華料理屋で昼食。結構ウマイ。
その裏手にはインターネットカフェあり。

バマコからはエールフランスの便でパリへ。


※詳細は以下のサイトにアップしてあります。
http://blog.goo.ne.jp/katokitijp

同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
高速・路線バス タクシー
航空会社
エールフランス

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  • カリフール(分岐点)<br />ここでバス待ちしながら歌いました。

    カリフール(分岐点)
    ここでバス待ちしながら歌いました。

  • ジェンネ旧市街のモスク。<br />すごく良いのですが、ここにたどり着くまでが長い道のり。

    ジェンネ旧市街のモスク。
    すごく良いのですが、ここにたどり着くまでが長い道のり。

  • バニ川の渡し舟。<br />この船の上で船上ライブ?をしました。

    バニ川の渡し舟。
    この船の上で船上ライブ?をしました。

  • ニジェール川で洗濯する人々

    ニジェール川で洗濯する人々

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