セビリア旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 スペイン4番目の都市セビリアは地形的に地中海に接しているわけでないが、グアダルキビール川沿いに位置し、中世の時代より栄えた港湾都市でもある。<br /> また、セビリアは歴史的に8世紀イスラムの支配下に入り、セビリア王国として栄えた時期もあったが、13世紀中ごろレコンキスタ(キリスト教再征服運動)の進展により滅亡した。<br /> 以後カスティーリア王国(後のスペイン王国)の主要都市としてセビリアは栄えた。<br /> 今回のスペイン旅行で特に気がついたのはスペインとイタリア生まれのコロンブスとの関わりである。子供の頃からスペインと言えば、クリストファー・コロンブス。コロンブスといえばスペインだった。実際に訪れた都市いたるところにコロンブスが登場するのである。後述するカテドラルの中にコロンブスの墓がある。前編でご紹介した塔に形どられたコロンブスの船、グラナダにも銅像がある。更にバルセロナの港に行くとこれまた高い塔があり、頂点にコロンブスがアメリカ大陸の方向を指差して立っている。スペインはこの後全盛期を迎えるのであるが、コロンブスの存在がいかに大きかったか、その貢献を図り知ることができる。<br />  さて、セビリア観光はスペイン広場(前編でご紹介)から、アルカサルを見学した。アルカサルは当時のグラナダ王国の職人が手がけ、その後何回かの改修が行われていると言う。改修によってイスラム様式からカトリックの王宮に変貌していった。だが、イスラム様式は残っているらしい。どこにと問われても一介の観光客に分るはずもないが、ガイドからグラナダのアブハンブラ宮殿を模したと聞いた。アブハンブラ宮殿を見学する前だったので聞き流しただけだったが、実はツアーのスケジュールが変更になり、明朝のアブハンブラ宮殿の観光がこの日夕方に変わっていた。入場したのはもう午後7時を過ぎていた。午前のアブハンブラ宮殿を模した話は頭から消え去っていたが、中庭を見た時どこかで見た思いがした。帰ってから写真を見ると中庭の中央の池の幅はアブハンブラ宮殿のほうが広いが、良く似ているような気がする。宮殿に中庭を造ればこのような形になるのかも知れないが、1つささやかな発見をしたような気分で、いい思い出になった。<br />  次にヒラルダの塔はセビリアの象徴にもなっている。入場時間前から並び、先頭で入場できた。塔の「てっぺん」が展望台になっている。エレベータなどあるはずもなく、階段を上がるかと思ったが、塔の中をぐるぐる回る比較的なだらかな坂の通路になっていた。かつては馬に乗って上がり鐘を鳴らしたという。現在はどうなっているかは聞かずじまい。ガイドから「てっぺん」まで37廻り(記憶違いがあったらご容赦)だと聞いていた。確かに一周すると数字が現れ、後何周と言い聞かせて上り詰めた。腰に欠陥があり疲れると足が痛み出すが、何とか登れて安心した。ここからの眺望はすばらしい。写真をご覧下さい。<br />  ヒラルダの塔に隣接してセビリア大聖堂カテドラルに入った。スペイン最大の寺院でサン・ピエトロ寺院、セント・ポール寺院に次ぐ3番目の大きなカテドラルであるらしい。部分的な見学であるが、中央祭壇にはマリア像。高さ20メートル、幅13メートルのキリストと聖母マリアの生涯45場面が掲げられている。聞けばマリア信仰の厚い土地柄だと言う。<br />  そして写真の4人の男に担がれた棺、1894年キューバから送られたコロンブスの遺灰が納められており、コロンブスの墓となっている。カテドラルを最後にセビリアの観光は終了した。<br /> この後バスでグラナダに向かった。さあ今夕はアブハンブラ宮殿だ。<br /> <br /> <br />

スペインの旅 セビリア アルカサル・カテドラル編

16いいね!

2008/04/15 - 2008/04/15

260位(同エリア1031件中)

0

37

na1430

na1430さん

 スペイン4番目の都市セビリアは地形的に地中海に接しているわけでないが、グアダルキビール川沿いに位置し、中世の時代より栄えた港湾都市でもある。
 また、セビリアは歴史的に8世紀イスラムの支配下に入り、セビリア王国として栄えた時期もあったが、13世紀中ごろレコンキスタ(キリスト教再征服運動)の進展により滅亡した。
 以後カスティーリア王国(後のスペイン王国)の主要都市としてセビリアは栄えた。
今回のスペイン旅行で特に気がついたのはスペインとイタリア生まれのコロンブスとの関わりである。子供の頃からスペインと言えば、クリストファー・コロンブス。コロンブスといえばスペインだった。実際に訪れた都市いたるところにコロンブスが登場するのである。後述するカテドラルの中にコロンブスの墓がある。前編でご紹介した塔に形どられたコロンブスの船、グラナダにも銅像がある。更にバルセロナの港に行くとこれまた高い塔があり、頂点にコロンブスがアメリカ大陸の方向を指差して立っている。スペインはこの後全盛期を迎えるのであるが、コロンブスの存在がいかに大きかったか、その貢献を図り知ることができる。
さて、セビリア観光はスペイン広場(前編でご紹介)から、アルカサルを見学した。アルカサルは当時のグラナダ王国の職人が手がけ、その後何回かの改修が行われていると言う。改修によってイスラム様式からカトリックの王宮に変貌していった。だが、イスラム様式は残っているらしい。どこにと問われても一介の観光客に分るはずもないが、ガイドからグラナダのアブハンブラ宮殿を模したと聞いた。アブハンブラ宮殿を見学する前だったので聞き流しただけだったが、実はツアーのスケジュールが変更になり、明朝のアブハンブラ宮殿の観光がこの日夕方に変わっていた。入場したのはもう午後7時を過ぎていた。午前のアブハンブラ宮殿を模した話は頭から消え去っていたが、中庭を見た時どこかで見た思いがした。帰ってから写真を見ると中庭の中央の池の幅はアブハンブラ宮殿のほうが広いが、良く似ているような気がする。宮殿に中庭を造ればこのような形になるのかも知れないが、1つささやかな発見をしたような気分で、いい思い出になった。
次にヒラルダの塔はセビリアの象徴にもなっている。入場時間前から並び、先頭で入場できた。塔の「てっぺん」が展望台になっている。エレベータなどあるはずもなく、階段を上がるかと思ったが、塔の中をぐるぐる回る比較的なだらかな坂の通路になっていた。かつては馬に乗って上がり鐘を鳴らしたという。現在はどうなっているかは聞かずじまい。ガイドから「てっぺん」まで37廻り(記憶違いがあったらご容赦)だと聞いていた。確かに一周すると数字が現れ、後何周と言い聞かせて上り詰めた。腰に欠陥があり疲れると足が痛み出すが、何とか登れて安心した。ここからの眺望はすばらしい。写真をご覧下さい。
ヒラルダの塔に隣接してセビリア大聖堂カテドラルに入った。スペイン最大の寺院でサン・ピエトロ寺院、セント・ポール寺院に次ぐ3番目の大きなカテドラルであるらしい。部分的な見学であるが、中央祭壇にはマリア像。高さ20メートル、幅13メートルのキリストと聖母マリアの生涯45場面が掲げられている。聞けばマリア信仰の厚い土地柄だと言う。
そして写真の4人の男に担がれた棺、1894年キューバから送られたコロンブスの遺灰が納められており、コロンブスの墓となっている。カテドラルを最後にセビリアの観光は終了した。
この後バスでグラナダに向かった。さあ今夕はアブハンブラ宮殿だ。

 

  • アルカサルの入場口付近

    アルカサルの入場口付近

  •  アルカサル入場口広場

     アルカサル入場口広場

  •  アルカサル 中庭

     アルカサル 中庭

  • アルカサルの中庭

    アルカサルの中庭

  •  アルハンブラ宮殿の中庭 <br /> 正面が良く似ている。

     アルハンブラ宮殿の中庭 
     正面が良く似ている。

  •  華麗な天井の装飾

     華麗な天井の装飾

  • アルカサルの広い庭園

    アルカサルの広い庭園

  • アルカサルの庭園

    アルカサルの庭園

  • アルカサルの庭園

    アルカサルの庭園

  •  アルカサルの庭園

     アルカサルの庭園

  •  中央左にヒラルダの塔が見える。

     中央左にヒラルダの塔が見える。

  • アルカサルの庭園

    アルカサルの庭園

  •  ヒラルダの塔 右は大聖堂カテドラル<br /> この塔の最上階が展望台

     ヒラルダの塔 右は大聖堂カテドラル
     この塔の最上階が展望台

  • ヒラルダの塔

    ヒラルダの塔

  •  塔からの展望

     塔からの展望

  • 塔からの展望

    塔からの展望

  •  塔から市内展望

     塔から市内展望

  •  塔からの展望<br /> 写真中央に有名なセビリアの闘牛場が見える。

     塔からの展望
     写真中央に有名なセビリアの闘牛場が見える。

  • 眼下はセビリアの大聖堂

    眼下はセビリアの大聖堂

  • 塔から市内展望<br />写真左上はスペイン広場の塔

    塔から市内展望
    写真左上はスペイン広場の塔

  •  塔の先端の鐘

     塔の先端の鐘

  • 大聖堂 カテドラル

    大聖堂 カテドラル

  • 大聖堂とヒラルダの塔

    大聖堂とヒラルダの塔

  • 大聖堂にあるキリストと聖母マリアの生涯45点が刻まれていると言う。

    大聖堂にあるキリストと聖母マリアの生涯45点が刻まれていると言う。

  •  高さ20メートル、幅13メートルあるといわれている。<br /> 壮大なものである。

     高さ20メートル、幅13メートルあるといわれている。
     壮大なものである。

  • 祭壇

    祭壇

  •  コロンブスの墓<br /> 1,894年にコロンブスの遺灰がキュウバから送られた。

     コロンブスの墓
     1,894年にコロンブスの遺灰がキュウバから送られた。

  •  コロンブスの遺灰の入った棺を4人の男が担ぐ

     コロンブスの遺灰の入った棺を4人の男が担ぐ

  •  大聖堂主祭壇聖母マリア像

     大聖堂主祭壇聖母マリア像

  • 祭壇

    祭壇

  • 大聖堂主祭壇

    大聖堂主祭壇

  •  大聖堂

     大聖堂

  • 大聖堂のステンドグラス

    大聖堂のステンドグラス

  • ステンドグラス

    ステンドグラス

  • ステンドグラス

    ステンドグラス

  • ステンドグラス

    ステンドグラス

  • 大聖堂に掲げられている絵画

    大聖堂に掲げられている絵画

この旅行記のタグ

16いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

スペインで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
スペイン最安 393円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

スペインの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP