2008/04/10 - 2008/04/10
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4nobuさん
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昨夜は雨もあって夕食は手近な駅構内の和食店で摂ってせっかくの金沢なのにと後悔する。
今朝も残った雨の中を市内観光に出かける。市内だから雨なのはまあ許せると理屈付けて・・、しかし雨情の金沢はほんとによかった。夕刻、福井へ発つ頃には幸いにも晴れる。
今日の市内観光は市内南部の博物館群に寄った後、市内犀川左岸の寺町続いて香林坊裏の長町武家屋敷を訪れる。
感銘したのは大名、師団そして市民の森と大きな変遷の中でも静かに生きてきた森と、その中に佇む建物の中の文化遺産の工芸品だ。また武家屋敷も歴史を感じるいい散歩で金沢が皆さんに人気のある町である理由がよくわかった。
それに比べると寺町は深みも感じず、なんとも。
またこの町中の散歩で気づいたのは、自分が利用したのではないが、市民による観光ガイドのボランティアで、役所の掛け声だけでなくちゃんと根付いているのに感心した。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 新幹線 JR特急 JRローカル
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駅から15分毎に出ている巡回バスで昨日の石川門下の次の県庁前で降りる。ここは写真の石川門からの大通りで今満開の桜並木の百間堀通り、広坂通り(百万石通り)、本多町通りが交差する大きな交叉点。写真で背後に当たるところにかっての金沢大付属中小学校跡地にできた金沢21世紀美術館がある。
意欲的な運営で有名で、中を覗いたら現代美術展だった。傍らに安宅コレクションのポスターが貼ってあったが3/20まででぬか喜び。 -
石川門までの百間通りの桜並木
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県庁前でバスを降り、広坂を登っていく。この坂の途中には県立美術館、歴史博物館、能楽堂、本多蔵品館、成巽閣、伝統産業工芸館などがあり、美術館通りと言ってもいい。
雨のせいか人通りの少ない静かな緑の下道を雰囲気をかみ締めて登っていくと木立の中に旧師団長邸だった休憩所などの古い建物が木立の中に見える。
やがて煉瓦造りの落ち着いた建物の博物館に着く。元金沢師団の兵器倉庫だったのが戦後に金沢美術工芸大となり、昭和61年に石川県立歴史博物館となる。
左右の建物の間を進むと渡り廊下が入り口になっている。
煉瓦つくりの建物の多くは各地で改装されて人気の建物になっている。私の記憶でも姫路師団跡が美術館、横浜・室蘭・小樽の倉庫がショッピングモールなど。 -
博物館中庭の見事なしだれ桜。煉瓦つくりの周囲とよくマッチ。
「金沢は煉瓦の似合う町」と五木寛之が言ったそうだが金沢にはこのほかにいくつかの煉瓦造りの記念館が残る。 -
中庭にあるデモとして水を出している石造の水道管。
辰巳用水で兼六園に導かれた水が谷間の百間堀通りをくぐって金沢城に水が上がるように、逆サイフォンの原理を日本で初めて採用した。この水道管はそのために使用されていたもの。 -
館入り口から振り返るとそこにも立派な桜が。
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博物館のそばにある本多蔵品館。前田藩の筆頭家老を長年務めた本多家の所蔵品を展示。この一帯は本多家の邸宅だった。
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博物館の多いこの小立野台地を本多町通りへと下る坂道。ここでも豊富な水が急流となって路傍を落ちる。
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右手に見える坂を下りたところに中村記念美術館がある。ここにも花がいっぱいの手入れのいい庭がある。金沢にいいところはさりげなく手入れのいい庭と建物、無料またはリーゾナブルな料金。それに上品な館の人々。観光都市の京都や鎌倉では味わえない素晴らしいもてなしで、これを書いていてもう一度訪れたくなる。
左手に中村家の旧宅がみえる。 -
庭の八重桜。バックは茶室の耕雲庵?
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この美術館と庭園の創始者である中村栄俊氏の邸宅を移築したもの。
彼は中村酒造を営み茶道具の蒐集が趣味で本多の森を借景にしてここに茶室を設け、またこの美術館を作り公開する。後に市に寄贈。
ここだけしか売ってない日本酒があったが酒を飲まないので遠慮したがお土産に買うべきだったと後悔する。 -
再び巡回バスで犀川のほとりの室生犀星文学碑前で下車、河畔の桜並木を少し散歩す。
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犀川堤の見事な桜。満開なのに雨のせいか人はまばら
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雨の桜堤
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桜橋を渡り、左岸の台地の上の寺町へ。
有名な松月寺の桜の大樹。中心の幹はなくなり傍木が手入れの悪いままで育った様で落胆 -
桜を境内側から見ると
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忍者寺といわれいろいろな仕掛けがある妙立寺。
境内に入ると客引きのように大声で案内する女性がいるので引けてしまい、見学せず。
空腹でうどんやを探すのが先決だったのもあって。 -
犀川大橋を渡リ、香林坊手前で昼食としてうどんを摂り、漆器屋で新婚旅行みたいに夫婦箸を買う。
香林坊から左にそれ長町の武家屋敷群へ廻る。
長町一の橋際の老舗記念館。
100年以上の薬屋の建物を移築し、一階では当時の薬の商いを再現し、二階では金沢の老舗60社から集めた生活や町民文化を伝える品々を展示をしている。 -
こんなに広い間口の薬屋が地方にあったのに驚く。
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老舗館の前にある前田土佐守家資料館。土佐守家は利家とまつの次男利政を家祖とした前田家の重鎮で、代々の主君の資料の整理のよさによって9000点に及ぶ貴重な資料がある。
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土佐守資料館の手入れのいい庭。
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庭のボケの花
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金沢の景色。長町を流れる大野庄用水と土塀。
向こうの橋は野村家への三の橋? -
大野庄用水と二の橋
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二の橋を渡って小路に入ると金沢藩時代の世界。中小武士の屋敷が立て込んで複雑に入り組んだ小路、石畳、土塀。
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野村家屋敷跡。野村伝兵衛は利家の直臣として金沢入りし、1200石、10代にわたって馬廻り組筆頭としてつかえた。維新後所有は転々とし屋敷も消滅したがロシアとの交易で財を成した豪商久保彦兵衛が大聖寺が藩主の鷹狩の休憩所として造った建屋をここに移築したのが今の屋敷。
曲水、落水、名石を配して、米誌「The Japanese Garden Journal」の2005年ランキングで7位の名園である。 -
野村家の正門
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野村家の土塀にある説明板
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庭園と濡れ縁
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茶室からの石橋。
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手入れのいい庭石や樹木と清い流れがすばらしく、来てよかったと感じるひと時
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茶室前の手入れのいい苔と飛び石
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けっして大きくないがすばらしい空間
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