4度目の正直！ソウル・板門店へ緊急突撃①

2008/05/01 - 2008/05/03

2005年にソウルのガイドブックを購入してから、すでに3年。幾度も計画を立てるも、体調不良や諸事情により直前キャンセルが3回・・・と、とことん縁の無いソウルでしたが、今回は、4/27に思い立って、5/1出発という過去に類を見ない速攻で、ソウル旅行を敢行しました。

旅のテーマは「板門店」「食」。政治的な情勢などから、何時行けなくなる日が来るかもしれないので、「板門店」は抑えておきたいポイント。「食」は、事前調査不足は否めませんでしたが、十分、韓国を味わう事は出来ました。

■行程■
上海－ソウル－上海

①ソウル編
②板門店編
http://4travel.jp/traveler/sazaby/album/10237205/

3年前という古いガイドブックを片手に、緊急突撃のソウルの旅でしたが、街も綺麗ですし、何よりも民度が高いので、普段感じている、”あの”ストレスを感じる事も無く、非常に好印象を持ちました。
日本語が通じる人も、日本語表記の店も多いので、上海よりも、ずっと過ごしやすい3日間でした。

エリア ソウル(韓国)

• 同行者: カップル・夫婦
• 航空会社: 中国東方航空

MU5041便にて仁川空港に到着しました。空港からはKALエアポートリムジン1号線で、コリアナホテルへ。

KALエアポートリムジンは、大韓航空が運航していますが、特に搭乗エアラインに関係なく利用できます。
ビジネスクラス並みの座席間隔と革張りシートで、非常に快適です。市内まで約一時間です。

ホテルチェックイン後、早速、市内観光へ出発。まずは、世界遺産の「宋廟」。地下鉄3号線鐘路3街駅から徒歩5分程行くと正門があります。

正殿入口前の歩道です。敷地内の緑が気持ちいいですね。石畳の歩道が、神聖なイメージを高めてくれます。

正殿は、赤い柱が美しいですね。どこまでも続く柱が、王位の永続を表し、水平の屋根は無限を表しているそうです。

「宋廟」の後門から抜けると、陸橋を渡ると「昌慶宮」に入る事が出来ます。
文政殿（写真）を横目に、正殿の明政殿へ向います。

「昌慶宮」の正殿の明政殿です。現存する王宮建築では、最古だそうです。
しかし、こちらの「昌慶宮」は、世界遺産ではありませんので、ご注意を。

これが大変！。「昌慶宮」から世界遺産「昌徳宮」へは、隣接しているにも関わらず、直接入る事は出来ません。弘化門から出て、「昌慶宮」の外周を回り、「昌徳宮」の入口の敦化門まで徒歩約20分です。

入場締め切りの16:30に世界遺産「昌徳宮」へ滑り込み。通常、決められた時間にガイドと一緒にしか見学が出来ないようですが、毎週木曜日は唯一の自由観覧日です。ラッキー！！・・・でも、15,000WONと高い。

ガイドホン（無料：パスポートを預ける必要あり）を借用して、日本語の案内を聞きながら進みます。

仁政殿は王の公式行事で儀式を行なう場所です。前の石畳の左右に建っている石には、正面右と左に文官と武官の位が位順に彫られており、列席する際の立つ位置にもなっていたようです。

宣政殿は王の執務室です。現在、残っている宮殿で唯一、青瓦の建物です。

「昌徳宮」は非常に大きく、約14万坪もあります。閉園時間が近づいてきたので途中で断念。正面の敦化門に戻ると、すでに門が閉められていました。

最寄の地下鉄3号線安国駅から、夕食を求めて繁華街の「明洞」へ。
切符は、日本と良く似た感じですね。初乗りは1,000WONです。安いですね。

地下鉄4号線明洞駅から歩いて5分の所にある「コギラン」という店に入りました。
この店は全て5,000WONです（ドリンクなど一部を除く）。メニューは、写真+日本語記載なので、安心です。

早速、本領発揮！！
まずは、牛カルビ、豚バラでスタート。キムチもテンコ盛り。

更に、石焼ビビンバ、冷麺を追加。特に冷麺はお薦め。緑色の麺と、さっぱりだけど、しっかりと味のある出汁が絶妙なハーモニー。日本の冷麺は酸っぱ過ぎ。

食事後は、アカすりと全身マッサージ（奥さんはヨモギ蒸）を堪能し、徒歩でホテルへ。写真はソウル市庁舎とコリアナホテル（左後方）。
明日は、いよいよ、「板門店ツアー」です。

?板門店編へ続く
http://4travel.jp/traveler/sazaby/album/10237205/