2008/04/25 - 2008/04/25
1800位(同エリア4215件中)
リータさん
初めてのブラーノ島とトルチェッロ島。
両方とも気に入りました。
ヴェネツィアに行ったらちょっと足をのばしてみる価値ありますよ。
-
駅から出発。
ヴァポレットに乗ってカナル・グランデをサン・マルコへ。
この写真は進行方向とは反対側、ローマ広場方面。 -
こちらが進行方向。
スカルツィ教会の前にあるスカルツィ橋の下を通って…
スカルツィとは裸足という意味。
この教会の本当の名は、「ナザレの聖マリア教会」。
スカルツィの名は、この教会を創立した裸足のカルメル会修道士から由来する。
いつもヴェネツィアへ来ると歩いてサン・マルコまで行くのだが、この日はヴァポレットに乗ったので、じっくり右側を見て行くことにした。 -
1225年に建てられた“トルコ商館”
ヴェネツィアの建物の中でも古いもので、
ベネト・ビザンチン形式の建物だ。
今、中は動物の剥製などがある自然博物館になっている。 -
1652年にロンゲーナの設計で建築が進められたペザロ邸。
今は、モダン美術館、オリエンタル美術館の二つの美術館として使われている。 -
魚市場。
ここは9世紀からの魚市場。
屋根ができたのは、1907年。 -
魚市場を後にして、新工場、旧工場を通り過ぎると、
リアルト橋が見えてくる。
このリアルト橋の手前にある建物は国庫として使われていた建物だ。
一階部分は、脱税をした市民の牢獄になっていた。 -
ヴァポレットは、リアルト橋の下を抜ける。
この場所にかかっていた橋は、壊れては造り直された。
現在のものは、4つ目の橋。
3つ目の橋ははね橋で、アカデミア美術館の20番目の部屋にあるカルパッチョの絵で見ることができる。
その後、1524年にミケランジェロ、サンソヴィーノ、パッラディオも参加した石橋設計のコンクールがあったようだが、町は財政難でそれから60年以上橋を造ることができなかった。
それから彼らも亡くなり、1592年、ダ・ポンテの設計で現在の橋が市民の通行料によって造られた。 -
ピンクの建物は、15世紀のゴシック
“ピザーニ・モレッタ邸”
中にはティエポロの美しいフレスコ画(天井画)がある。 -
バルビ邸。
バルビさんは、この建物が完成するまで、舟の上で生活をしていて、完成前に風邪をこじらせて亡くなってしまった。お金をかけておうちを作って、完成間近に亡くなるとは、かわいそうに…
毎年9月の第一日曜日にレガータが行われるが、
ナポレオンは1807年のレガータをこの建物から見物した。 -
壁画が描かれているこの手前の建物は、
ジューリオ・カルニーニの作品だそうだが、
少し見ずらいが、その奥のゴシックの建物が、
1908年、モネがヴェネツィアを訪問した際、
描いたといわれる建物だ。
ワシントンのナショナルギャラリーで観ることができる。 -
右側に見えるのがダリオ邸。
ドゥカーレ宮の秘書官ダリオ自ら外壁のデザインをした。
カナル・グランデで一番美しい外観の館と言われる。 -
カナル・グランデから海へ。
こうしてヴェネツィアの商人達は航海へと旅立ったのだろう。
右に見えるのは、税関。
現在修復工事中。
税関の建物の屋根の上には、地球をかたどった金色の玉とその上に風を封じ込めるといわれるフォルトゥーナ夫人の像が。 -
ここで終点。
正面にドゥカーレ宮が見える。
商人達はこれを見て「ああ、ヴェネツィアに戻ってきたんだ」と思ったのだろう。 -
この日4月25日は終戦記念日で、
各地で色々な催しが。 -
ブラーノ島へ。
ブラーノ島へヴァポレットを利用していく場合は、
フォンダメンテ・ヌオヴォからでないと行けない。
まず、ブラーノ島で見たのは、この建物のシミ。
1966年のアクアアルタの時の跡だそうだ。 -
ブラーノ島は、カラフルな家々と
ブラーノ・レースで有名。
これらのカラフルな家の色は家系によって違うとの事。
同じ青でもそれぞれの家系で微妙に違う。
一族には一族の色があり、色は登録されている。
家を買った場合も、前の持ち主の色から自分の家の色に塗り替えなければならない。
結婚した場合は、夫の方の家の色を受け継ぐ。
因みに、ここで生まれ育っていない者が家を購入する場合は、誰も使っていない色を作って登録するそうだ。 -
ブラーノ島は漁業も盛んであった。
霧の多いこの島では、海から戻ってくる漁師の目印のために家系ごとに家をカラフルに塗り分けたそうだ。
「酔っ払ったときにも判り易いよ」とか
「女性は好きな色の男性と結婚するよ」とは、ここのある住民の冗談。 -
ある老舗レース屋さん。
ここは上階。
下の階では手作りレースの実演も見られる。
空中レースといわれるブラーノ・レースだが、
このお店では、スタイル毎に担当する職人が変わり、
最高で7人の職人の手によって、
一枚のレースが生み出されるそうだ。 -
ガイドブックに載っていた家を探して…
この家の地色は一体?
一階と二階で住む家族が違うのだろうか? -
-
この辺に多く漁師が住んでいた。
皆自家用舟を持っているみたい。 -
ブラーノ島からトルチェッロ島までは5分。
ヴァポレットは30分おきに出ている。
トルチェッロは、最初にロンゴバルドから逃た
現在のヴェネツィア人が住みだした島。
ヴェネツィア本島より古いのだ。
一時3万人まで増えた住民も現在はわずか15人。
島には観光だけに使われている大聖堂、
住民のための教会、
それからレストランが4軒ある。
ブドウ畑や野原もあるので、
休日はピクニックに訪れるヴェネツィア人もある。
大聖堂のモザイクは見所。
ここでは喧騒を逃れて、レストランで静かな食事が楽しめる。 -
トルチェッロからブラーノ、ブラーノからヴェネツィアへ戻って…
これは、聖ヨハネ・聖パオロ寺院、ヴェネツィアの方言で聖ザニポロとも呼ばれている。
(ジョヴァンニ・パオロ→ザンニ・パオロ→ザニポロ?)
歴代のヴェネツィア共和国総督や偉人が眠る。
ヴァポレット5番の停留所オスペダーレ(病院)の近くに位置するが、サン・マルコから歩いても行ける。
この教会の隣りは教会を改装した病院。
中のロザリオ礼拝堂では、ヴェロネーゼの天井にある三点と壁にかかっている一点を観ることができる。
これらの絵は、礼拝堂が1867年の火災で中のティントレットやティツィアーノの作品が消失してしまった後、別の教会から移されたものだ。
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この旅行記へのコメント (15)
-
- ウッディさん 2008/05/09 22:01:35
- 前衛芸術
- イヤーすごい!!です。
配色とか幾何学模様の●▼■などのデザインGOOD!!です。
さすがこのブログの表紙にしただけのことあります。
リータさんはイタリアの隠れた名所の紹介者と思っていますので
マイナーであろうが面白い情報期待していますね。
5年後のために勉強( ..)φメモメモ勉強( ..)φメモメモです。
でも今回食い物ネタなかったけど、体調悪かった?
- リータさん からの返信 2008/05/11 19:55:15
- RE: 前衛芸術
- ウッディさん、お帰りなさい。
> イヤーすごい!!です。
> 配色とか幾何学模様の●▼■などのデザインGOOD!!です。
どなたのお家か存じませんが、本当にそうですね。
実はこのお家のドアの●模様ですが、
10年くらい前のガイドブックの写真では■だったんです。
塗り替えのときにでも変えたのでしょう。
> マイナーであろうが面白い情報期待していますね。
頑張ります。
三つくらい構想はあるんですよ。
なかなか行動に移せなくて…
そのうちまたUPします。
> でも今回食い物ネタなかったけど、体調悪かった?
いえいえ、体調はバッチリでした。
食べるのに夢中で写真撮れなかっただけです。
…。
- ウッディさん からの返信 2008/05/11 21:26:13
- RE: RE: 前衛芸術
- 体長万全何よりです。
今日は観光バス仕立て美術館巡りのツアー企画東京へ行ってきました。
ウフィッツィ美術館所蔵のウッディルビーノのヴィーナスが今日本に来ており、それと他美術館を巡りです。
一度ウッディルビーノのヴィーナスは見ていましたがやはりいい作品でまた見入ってしまいました。
また、ウフィツィ美術館をゆっくりと眺めたい気持ちがわいてきました。
又の夢かな?
ウッディ
- リータさん からの返信 2008/05/14 17:42:56
- ヴィーナス
- そのヴィーナスとは
ティツィアーノ作「ウルビーノのヴィーナス」のことですか?
東京のお勧めの美術館、ありますか?
教えてください。
- ウッディさん からの返信 2008/05/14 18:42:50
- 帰省は?
- 日本にお帰りになるのはいつごろでしたか?
それに合わせ調べておきます。
企画展など目白押しですからいい展覧会あると思いますよ。
ウッディ
- リータさん からの返信 2008/05/15 18:49:46
- ありがとうございます。
- 滞在は7月1日〜8月26日ですが、
7月が一番動きやすいです。
美術は何も分かりませんが、
最近少し日本画に興味を持っています。
- ウッディさん からの返信 2008/05/15 22:36:40
- これらが候補かな
- 調べてみました。
フェルメール展は一挙に彼の作品が6点日本に来ます。
一番多く持っているニューヨークのメトロポリタン美術館でも5点ですから、このように多くの作品が一度に集まるのも珍しいことです。
フェルメール展(東京都美術館・上野)光の天才画家とデルフトの巨匠たち
共催者:TBS、朝日新聞社 平成20年8月2日(土)〜12月14日(日)
17世紀オランダ絵画を代表する画家フェルメール、フェルメールにも大きな影響を与えたファブリティウス、フェルメールと同時代にデルフトでデルフトスタイルと呼ばれる同じ様式で制作を行っていた多くの画家たち。フェルメール作品を含むオランダ絵画黄金時代を代表する珠玉の作品約35点を一堂に紹介する。
※フェルメールの絵画が6点展示されます。
創刊記念『國華』120周年・朝日新聞130周年 特別展「対決−巨匠たちの日本美術」(国立博物館・上野)
特別展示室:2008/7/8〜2008/8/17
国宝 檜図屏風狩野永徳筆 安土桃山時代・16世紀
国宝 松林図屏風長谷川等伯筆 安土桃山時代・16世紀 平成館
運慶と快慶、狩野永徳と長谷川等伯など巨匠たち12組を「対決」させるという斬新な視点から、中世から近代までの日本美術史を見渡します。各組の関係は師弟・ライバル・私淑などさまざまですが、作品を対照することによって巨匠たちの影響関係や競い合いの様子を感じ取っていただきたいと思います。
これは私もみたい展覧会です。
- mottiさん からの返信 2008/05/22 10:45:01
- おしさしぶりです・・・
- 私も、食べ物ネタが無いなあって思ってたんです。
ってか、私がありすぎなのかしら???
フェルメール!!みたい!!!
今月末、リータさんの所と姉妹都市の伊香保へいってきまーーす!!
motti
- リータさん からの返信 2008/05/25 05:26:49
- RE: これらが候補かな
- お返事が遅くなりまして、申し訳ありません。
早々に調べていただき、ありがとうございます。
私はフェルメールより、日本画の方に興味があります。
ご一緒できるかもしれませんね。
mottiさんは、日本画はあまり興味ありませんか?
リータ
-
- spumamiさん 2008/05/07 22:32:23
- 参考になります
- はじめまして。spumamiと言います。
写真だけではなく、建築物や土地に関する説明が詳しく、とても参考になります。
本業はガイドさん?…って思えるぐらい、お詳しいですね☆
ガイドブックでは得れない情報が満載で、拝読して楽しかったです。
ベネチア旅行は、コストがかかるので、私にとっては
勇気を振り絞らないと訪れることの出来ない場所ですが
いつかは必ず訪れたいと思っている所です。
その時は、是非、参考にさせていただきますね♪
- リータさん からの返信 2008/05/07 23:43:51
- ご訪問ありがとうございます。
- 私の拙い旅行記が参考になったようで、光栄に思っております。
> 本業はガイドさん?…って思えるぐらい、お詳しいですね☆
ガイドじゃないですよ。
実は、約20年前にフィレンツェで購入したお気に入りのガイドブックがあり、いつかヴァポレットに乗ってゆっくりと建物を見たいなぁと思っていたんです。(やっと実現)
そのガイドブックには、ヴェネツィアの主要な建物がとても分かりやすく掲載されています。
ページをめくっていくと、まるでヴァポレットに乗っているかのように、見開きの横真ん中に運河、そして、建物が上下に描かれ、更にその外側に説明書きがあります。そのため、本を逆さにしたり横にしたりして、読み進めるのですが、私の大のお気に入りなんです。
spumamiさんはイタリアがお好きなんですね。
トスカーナ、ロンバルディアを回られたようで…
またゆっくり旅行記を拝見させていただきます。
リータ
-
- mottiさん 2008/04/28 12:51:13
- ブラーノ島!
- ムラーノだとずっとおもってました!
>霧の多いこの辺りでは、海から戻ってくる漁師の目印のために家をカラフルにしたそうだ。
これ、たしか、『世界ふしぎ発見』っていうクイズ番組で問題になってました!!
漁師さんが帰ってくるときには家を塗りなおすような・・・
世間はもうゴールデンウイークに入ってる人もいらっしゃるみたいです。
私たちはカレンダーどおりなので、3〜6の4連休。
どこもいくあてはありませんけどねえ♪
motti
- リータさん からの返信 2008/04/28 15:19:39
- RE: ブラーノ島!
- > ムラーノだとずっとおもってました!
ムラーノ島もありますよ。
ムラーノは、ガラス細工で有名です。
ヴェネツィアングラスは、実はムラーノグラスのことです。
ムラーノへ行く観光客は多いですが、ブラーノは遠いせいか、
少し少なめでしょうか…。
(ブラーノよりムラーノの方が有名)
でも、個人的にはムラーノよりブラーノがおすすめです。
> 世間はもうゴールデンウイークに入ってる人もいらっしゃるみたいです。
イタリアでも4月末から5月頭にかけて休みが多く、
学校も連休にしたりして、子供たちは大喜びです。
私も予定ありませ〜ん。
リータ
- mottiさん からの返信 2008/04/28 16:38:07
- あっ!
- やっぱりムラーノ島というのはありましたか!!
そうそう、べネチアングラス作ってるって書いてありましたよお。
ブラーノ島、素敵ですねえ。
行ってみたい。
私は昨日、オランダとドイツに行ってきました(o^∇^o)
オランダって言っても海外のオランダでも、長崎のハウステンボスでもありませんけどねえ。
明日お休みなのでUPしまーす。
Motti
- リータさん からの返信 2008/04/28 19:23:42
- え?
- どちらでしょう?
旅行記楽しみにしてます♪
リータ
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