2007/11 - 2007/11
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JIC旅行センターさん
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★5日目★
セミョーノフのマトリョーシカ工場見学
ニジニノブゴロドへ移動
宿泊:「ツェントラリナヤ」ホテル
セミョーノフはのどかな田舎町といった感じで、建物は古い木造、窓枠まで木製です。昔から変わらない風景なのかもしれません。ロシアの絵本に出てくるような、かわいらしい町並みでした。この町にはホテルが無いため、学生寮の食堂で朝食をとり、学生寮の部屋をお借りし、しばし休憩。。。
セミョーノフのマトリョーシカ工場では、赤・黄・黒を基調にした伝統的なマトリョーシカを作っています。製造過程はキーロフのマトリョーシカ工場と同じで、何人もの女工さんが分業で絵付けをします。ここでは、オリジナルマトリョーシカの製作体験をしました。白木のマトリョーシカにグワッシュという絵の具を使って色付けしていくのです。細い筆を使って顔や柄を描いていきますが、手がプルプル震え、きれいに描くのがとても難しかったです。
女工さんのアドバイスを受けながら、なんとか完成!私のマトリョーシカは線がはみだしまくり。さらに、色の配色をしくじったおかげで、けばけばしい魔除けお守りのようになっていました。他の方々は個性的でかわいらしく仕上げていらっしゃいました(マトリョーシカの顔はなぜか制作者に似ている気がしました)。
それから、沼田さんがツアー参加者のために作ってくださった、背中がかわいいマトリョーシカ柄のブルーのはっぴを着て、日本人参上記念として、女工さんや工場の関係者と一緒に記念撮影。この後は、例によって倉庫でマトリョーシカのお買い物。東京マトリョーシカを発見。ここの工場で作られているそうです。
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★6日目★
空路モスクワへ セルギエフパサドの玩具博物館、
マトリョーシカ工房オアフィス見学
セルギエフパサドは古くから木製玩具の製作が盛んな町で、ロシア正教会の中心地でもあります。世界遺産のセルギエフパサド至聖三者セルギー大修道院があり、玩具博物館の庭から、遠くに眺めることができました。玩具博物館には、ロシアで初めてつくられたというマトリョーシカをはじめ、木製玩具の数々が展示されています。
博物館の職員の方から、マトリョーシカのルーツは日本という説もある、というお話がありました。箱根細工の入れ子のだるま人形を、聖ロシア教会を訪れたロシア人修道士が土産に持ち帰ったのがきっかけと伝えられているそうです。
セルギエフパサドにあるオアフィス工房のマトリョーシカはアーティストと呼ばれる人々によって制作されていて、アーティストの方々の個性が発揮された、様々なデザインのものがありました。クリスマスが近いということもあり、サンタクロースやもみの木といったマトリョーシカも数多く制作されていました。 -
マトリョーシカ工場をめぐる旅もあっという間に終わりを迎えました。たくさんのお土産(ほとんどマトリョーシカ)と思い出をかかえ、シェレメチェヴォ空港からアエロフロートにて無事帰国しました。荷物のX線検査員は、私をはじめ皆のスーツケースの半分はマトリョーシカで埋まっていたことに驚いたことでしょう。
はじめてのロシアへの旅行がこのツアーで本当によかったと思っています。このような貴重な経験は、他のツアー会社や個人旅行では到底無理ですし、企画・添乗された沼田さんをはじめ、JICの方々、現地の通訳のナターリヤさん、ニキチェンコさんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
- 完 -
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