矢奈比賣神社(見付天神）

2008/04/12 - 2008/04/12

東海随一の学問の大神−矢奈比賣(やなひめ)神社。
『見付のお天神様』と呼ばれています。
御祭神は、矢奈比賣命、菅原道真公、霊犬しっぺい太郎
学問の神様として有名で、近隣から遠方から受験合格祈願に大勢訪れます。

御神徳−学業成就・安産・子育て・健康守護・五穀豊穣の神。
御祭典−見付天神裸祭（国の重要無形民族文化財)があります。
　　　　旧暦８月１０日の直前の土、日曜日開催。
　　　　

エリア 磐田(静岡)

見付宿の一番東、神社入り口です。

鳥居横の御神木。

ここから坂です。

赤鳥居が見えてきます。

右横には昔この見付を救った『しっぺい太郎』の像があります。日本昔話で出てくるお話です。

昔、この神社には怪物に若い娘を人身御供として毎年差し出していた。見付の宿に僧が来て、これを哀れに思い、修法をしたところ「信濃の国のしっぺい太郎が怖い｣と言うことが分った。そこで、信濃の光前寺(駒ヶ根市)に飼われていた猛犬しっぺい太郎を借り、怪物を無事退治したとの言い伝えがあります。
御祭神となっています。

『しっぺい太郎』の像の横には、裸祭の碑があります。

天下の奇祭−裸祭の解説看板。

赤鳥居の左側は、住吉神社。

少し登ると、左手に鳥小屋。。。

神社に立派なチャボ。犬でなくチャボ？？
放し飼いで、そこかしこ闊歩しています。

右手に『山神社』の小さな祠。

左右の石灯籠の間に３つずつ石が並んでいます。

左手に同じ根から２本仲良く並んでいる木があります。
この木のように仲良くしなさいとの内容で、右横に看板ありました。

神社前に案内が張られているんですが、子供の命名、巫女さん募集からペットの健康祈願もあります。

手水舎

手水で水を飲む猫。近づいても、逃げもせず悠々としたものです。
これも、犬が御祭神なだけに、猫にも優しい神社…

正面は、拝殿

『氷室神社』

つりの神様でもあるそうです。

『御池』

『楷の木』
孔子廟の周りには階の木があり、そこの子孫だとか…

時期的なのか、細く葉のない木が一本。これが『階の木』

『御榊』

拝殿左手に『願掛け牛』の雌。手を触れながら願い事をするそう。

そして右手には『願掛け牛』雄。
そういえば京都の北野天満宮にも牛いましたもんね。

境内にも御神木があるのですが、御神木認定なるものの会があったとは。今まで無知でした。

拝殿右奥の祈願受付。

祈願受付の前にあるお札やお守りを売っている『授与所』
並んでいるのは、全部違う書類のおみくじの箱です。
１００円、２００円程です。

絵馬が沢山掛けてあります。
ほとんどは、合格祈願。
学校単位で掛けてある大きなタイプも沢山ありました。

『梅の湯』

８月１３日に『梅の湯』祭があり、江戸時代からの茶釜でお湯をいただけるそうです。
一年間おなかの病気をしないと言うことです。

霊犬しっぺい太郎三世がいらっしゃいました！

三世です。やはり、犬もいました。

裏手の方に回りますと、『筆塚』

『印塚』

『五木のつつじ』
天下の奇祭・裸祭の歌があるんですって！
五木ひろしが歌っているそうで、
この奥のつつじを五木ひろしがお手植えしたようです。時期的にまだ早く咲いていませんでした。

ここから神社北側に『つつじ公園』が広がります。

早めに咲いていた赤系のつつじ。
この日は写生大会で、賑わっていました。

つつじ公園の中に

『霊犬神社』

散策路や、ちょっとした公園があります。
時期には、売店が出ています。

名物『粟餅』
粟の餅をこし餡でくるんだ物。
美味。

こちらが、矢奈比賣神社の『御朱印帳』
御朱印と合わせて￥１３００なり。
青地で、矢奈比賣神社と金字。

『御朱印』でございます。