倉敷・大原美術館

2008/03/21 - 2008/03/21

高校二年の春休み、私は倉敷を訪れて大原美術館に行きました。それから歳月が流れて今は息子が高校二年生。
再び当地を訪れる事になりました。

目的は一枚の絵を見る為。

ちなみにカメラを忘れて行ったので写真は携帯（ノキア６６８０）による。画質が悪い件は勘弁してください。

エリア 倉敷(岡山)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車

高校二年の春休み、私は一人でこの地に来ました。
出発前に言われた言葉は
「大原美術館に行ったら、モネの『睡蓮』を見るといい」

言われた言葉に従って私は大原美術館に行き、モネの「睡蓮」を見たのでした。
それから２８年の月日が流れ、私は家族と共に当地を訪れました。

「また美術館に」

写真はモネ「睡蓮」

２８年前に公開されている絵画は一通りは見たはずなのですが、今でも覚えているのはこの一枚だけです。

私はこの絵の前なら何時間でも過ごせそうな気がしました。

この美術館にこの絵一枚しか無くても、私は入館料（千円）を支払って見に来るであろう。

※大原美術館ＨＰより転載しましたが、問題があるなら削除します。

美術館出口にありがちな土産物店で、小さな「睡蓮」を買いました。千円。これで自宅でもこの絵を鑑賞できます。
ちなみに実物と同サイズの複製画は１８万円で手に入るそうです。

倉敷美観地区は落ち着いていて、時の流れも穏やかな気がします。私にとっては何もかもが懐かしい。

「睡蓮を見るといい」
そう言ったあの人は今頃どうしているのだろう。

元気で笑っているといいなあ。