1999/07 - 1999/07
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みどりのくつしたさん
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ラサへの飛行機は、成都を6時40分に出発して、午前9時にはラサの空港へ到着した。
空港から中型のバスに乗って、ラサの町まで2時間かかった。
もちろんこのバスの料金はツアーに含まれている。
ラサへ入ると、まず中国人地区の何の変哲もない通りがだらだらと長く続く。
「ラサというのに普通の中国の町じゃないか」と思ったころ、急にチベット人地区に入る。
バスは「TASHT TARGAY HOTEL」に着いて、そのロビーで各人の部屋割りが発表された。
ツアーにはもちろんこのホテルの宿泊代も含まれている。
割り当てられた僕の部屋310号室の窓からは、見事にポタラ宮も見えて、なかなかいい感じ。
だが、部屋にはシャワーもトイレもない。
そのこと自体は別に問題はないが、中国ではトイレを考えなければならない。
ホテルの設備をチェックすると、共同トイレが中国式で、つまりウンコをするのが丸見えになる…。
日本人にとっては、落ち着いてトイレができないのは、我慢できない。
最初の予定通り(つまり、ラサでは自分でホテルを捜そうと思ってたわけなのでね)、外へホテルを捜しに出かける。
ロビーでさっき知り合った美術教師の女性とばったり会ったので、一緒に歩き出す。
日本人に人気の「ヤクホテル(Yak Hotel)」「バナクショーホテル(Banak Shol Hotel)」をチェックしてまわる。
さすがに夏休みの時期のせいか、どちらも満員だ。
値段の見当をつけようと、ヤクホテルのツインルームの値段を聞くと、260元。
最後に「キレーホテル(吉日旅館/Kirey Hotel)」で手を打つことにした。
というのが、キレーホテルの部屋がなかなかよかったし、料金も130元だったからね。
それに、ホテルを捜して歩き回っているうちに、だんだん体調が悪くなってきたんだよ。
ラサの通りをちょっと十歩くらい歩くと、息苦しくて立ち止まらなければならない感じになった。
これって、ひょっとして、高山病かしら…。
とにかく体調が悪いので、部屋で寝て、そして、水をどんどん飲んで、しばらく部屋で横になって過ごした。
夕方になると、体調は回復して、町をうろうろする。
屋台でなんとなく気の会いそうなフランス人を見つけて、話しかけた。
彼は、1人でネパールからチベットへやってきたのだが、国境を越える時に、250ドルぼったくられたそうだ。
でも、一般的には個人でネパールからチベットへの国境は越えられないはず。
だから、250ドル払っても安かったのではないか、と後で思ったけれどさ。
夕方、キレイホテルの「タシ2」レストランで食事をしていたら、日本人の集団に出会った。
本を読みながら話を聞いていると、どうやら個人旅行者を集めて、誰かが仕切っているようだった。
でも正直、あんまり頭のよさそうな人たちではなかった。
話しかけるのを遠慮して、僕はビールを飲んで、彼らの話に聞き耳を立てていた。
というのは、僕が日本人旅行者と勝負すれば、必ず勝利する。
必ず勝利するのがわかっているのに、のぼせ上がっている素人旅行者さんを潰すのも、大人気ないからね(笑)。
でもとにかく、ラサで高山病になって、それが回復したのはよかった。
夏でもラサは肌寒く、夜は早めに布団をかぶって、寝てしまいました。
【旅行哲学】旅行者としては、一度は高山病になっておきたいものだ。
http://www.midokutsu.com/across_asia/kirey_hotel.htm
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