2008/03/02 - 2008/03/02
6位(同エリア11件中)
BO/Mさん
ハノイから、中越回廊を友誼関に行く。
これが、一番スタンダードな中越回廊である。
その結論付けは、少なくとも、
1.北(ラオカイルート→雲南省へ)
2.中(ここ、友誼関ルート)
3.南(モンカイ→東興)
の3種類の中越回廊を全て通ってみて、身体で感じてみて、初めて、「矢張り、友誼関ルートだ」、と言いたい。
地図を見れば明らか、机上で十分答えは出ているのだが・・・。
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今日は、朝ハノイを出て、これから中越回廊、友誼関へ行きます。
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早朝出発なので、まだ車は少ない。 これがちょっと遅くなると、モーターバイクで立て込む。
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ハノイ市内から、友誼関へ向かう為には、チュンズオン橋を越えて5号線に向かう必要が有ります。
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ハイフォン方面、いわゆる5号線を行く為の、ほぼ唯一のハノイ市内からのアクセス路、それがチュンズオン橋です。 だから、凄まじい量の車、バイクたちが早朝から深夜迄、出て、入ってゆく。
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友誼関へハノイから行く際にかかる所要時間は、出発する時間に大きく左右されます。
今迄で一番早く友誼関へ辿り着いたのは、この日の約2時間でした。 一番遅かったのは、3時間45分程かかった時です。 -
サイドンBを過ぎると、Uターンポイントになります。 そのまま5号線を真っ直ぐ行けば、様々な工業団地を経て、ハイフォン港へと行きます。 ですが、友誼関行きは、Uターンして、北上を開始しなくてはなりません。
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チーリン、と言うゴルフ場へ行くルートも、途中まで全く一緒です。 その場合、スタートが早いと4時に家を出る、とか言う事になるので、日本でゴルフするのとあまり変わらないご苦労が有ります。
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早朝のハノイ周辺、特にチュンズオン橋やロンビエン橋周辺は、近郊から持ち寄る野菜、肉、その他食料品やら花卉(花のたぐい)がいっぱいです。 それを持ち寄る手法に又、注目です。 大抵は、ご夫婦でカブに満載して持ってくるからです。 それは、一度是非取材してみたいのですが、深夜にウロつく程の記者精神は(素人なので)無い為・・・現在に至ってまだ実現していません。 いや、でもアレは凄いんだ。
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そのバイクの乗り方が印象的なので、ちょっと話を続けますが、後は本当に満載、これ以上積む事が出来ない程の量の食物や生きた豚、花が有る為、運転席の前にしゃがんで(!)奥さんが乗ります。 ずっと中腰でハンドルに手を掛けて、前に張り付いた様な形で乗っています。 それは・・・シンドイ姿勢だといつも見て思います。
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さて、サイドンBを過ぎてUターンすると、北上が始まります。 あとはずっと、北へ上るだけです。 暫くは、中央分離帯の有る片道2車線が続きます。
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道は、対抗二車線になり、徐々に細くなりますが、舗装路は続きます。 その点で、モンカイ〜東興の中越回廊よりは、マシに出来ています。 あちらは舗装路が悪く、S字カーブや高低が続き、かなりシンドイ道行きになります。 こちらはほぼ、真っ直ぐです。
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東興へ続く最南端中越回廊は、ハロン湾を過ぎてからの道が悪路続きになります。 舗装が悪い、道がくねっている、山岳地帯を縫っていくので、高下が激しい、と言う悪条件に加えて、中国への一次産品、冷凍品等の輸出入で冷凍コンテナが国教に向けてバンバン走っており、それがまた狭い対向車線のカーブから急にはみ出して猛スピードで来る・・・と言う事も有ります。 こちらは、ほぼ真っ直ぐ、国教に近付く中で若干の緩やかなくねりは有りますが、道はモンカイルートに比べて数段、整備されています。
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道自体は山間を行く様に、国境が近付くにつれて変化してゆきます。 ハノイから、どんな感じで変わって行くか、と言うと、
1.市内から国道1号ロードAに乗ると、
2.最初は工業団地や整地された場所が続き、
3.そのうち偶に工業団地や村が見える程度、
4.更に進むと、山が進行方向左側、畑が右側、
5.両方山で、その合間を進む、
6.国境、
と言う感じに変化して行きます。 -
こちら、友誼関行きのルートでも、偶にコンテナや大型トラックの輸送が見られますが、それは空車を国境迄持って行き、それに中国からの貨物を積める、と言うのが一般的の様です。
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こちらでは、農耕牛が普通に使われています。 水牛だったり、牛だったり様々ですが、時期によっては下草を食べさせています。
そして、偶に道路を横切ろうとして、困っていたりします。 牛はのんびりと車の様子を見ながら、渡るのを躊躇します。
その点、犬は挙動不審で、来る車と自分との距離感が掴めないのか、轢かれてしまう事が、まま、有ります。 -
暫く、こんな風景が続きます。
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真っ直ぐ行くと、もうそこは友誼関です。
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