ヨセミテからグランドサークルへ

2006/04 - 2006/04

ヨセミテからザイオン国立公園、ブライスキャニオン、そしてモニュメントバレーからグランドキャニオンというアメリカを代表するグランドサークル内の大自然の旅に行ってきました。
ヨセミテは残雪のため公園内最深部へは行けませんでしたが、雪解け水を湛えたヨセミテ大滝は圧巻です。
ザイオン、ブライスキャニオン、モニュメントバレー、グランドキャニオンは数百ｋｍの直径の円の範囲内（グランドサークル）に存在し、同じ地質の構造からなりますが露出している地層の年代が違うため、それぞれ独特の景観を持ち一つひとつ異なった感動を味わうことが出来ました。

エリア ヨセミテ国立公園周辺(アメリカ)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: JAL

ヨセミテ公園
大きな一枚岩のエルキャピタン、ネイティブアメリカンの昔話なのだそうな。
有名なスーザのマーチ、この岩のことだったのですね。

ヨセミテ大滝
滝は2段になっており落差７５０ｍから雪解け水により増水した大水量を放つ大滝は想像を絶する大迫力。
山のてっぺんから落ちる滝の水はまるで空から湧いているような錯覚を感じる。
大きさを測る感覚が麻痺し、まるで箱庭のようだが下のほうに写る観光バスの大きさと比較すればその壮大さがわかります。

ヨセミテ公園

ヨセミテ公園を代表する風景の内の一つ。
ネイティブアメリカンと動物しかいなかったころから変わらないであろうこの風景を観ていてタイムスリップしたようだった。
観光客も少なく大自然を満喫。

ヨセミテのビューポイント
トンネルを抜けるといきなりこの風景画目前に広がる

ザイオン国立公園
奇怪な岩山郡がそびえる。奥の山々は1200mの標高差がある
公園内はシャトルバスにより自由に乗降出来る

ザイオン国立公園、岩石の山々が連なっている

ザイオン国立公園
碁盤の目のような不思議な岩肌、長い間の浸食によって生まれた自然の造形

陽光に映えるブライスキャニオン（朝日です）
なんという自然の造形だろう、他に形容する言葉が無い。左に見える緑は十数メートルの樹木群。奇岩の大きさがお分かりだろうか。
説明を受けるよりも現場で観賞するのが一番。下のほうまで観光できるがこの位置からの光景が最高

ブライスからモニュメントバレーに移動中の西部の小さな街。アメリカの原風景だ！

モニュメントバレーの日の出
ナバホ族の居留地である当地は聖地でもあり、テーブル状の岩（メサ）に登る太陽の光は厳かな雰囲気。
ただ、早起きしての観賞はきつかった！

ナバホ族の案内で公園内を小型トラックを改造したオープンカーで走行。
そびえたつ岩（ビュート）の間を縫っての観光

モニュメントバレー公園内は赤い砂で覆われ砂漠のよう。オープンカーで走行するため、マスク、サングラスは必需携帯品だ

モニュメントバレー
左のビュートは３シスターと呼ばれている。
3人の尼僧のように見えるのが由来。

モニュメントバレー
今にもジョンウェインが馬に乗って出てきそう。
西部劇映画監督の巨匠、ジョンフォードが愛したビューポイント「ジョンフォードポイント」が近くにある。

モニュメントバレーのビューポイント

グランドキャニオン
あまりに雄大すぎて写真で表現できない。撮影しても何の迫力の無い写真になってしまった。ぜひ現地で感動を！
左の岩の上で朝日鑑賞をしている小さな人影とバックの風景を比較していただきたい