アウトシュタット

2008/01/13 - 2008/01/13

近日更新予定

エリア その他の都市(ドイツ)

アウトシュタットのメインホールを裏側から撮影。

ここがアウトシュタットで一番メインとなるミュージアム。VWグループのクルマを中心に、ベンツの三輪自動車から現代までの自動車の歴史を一望できる展示になっている。コテコテのクルマ好きは、まずこの建物から見学するのが吉。一階にはVWグッズのお店とラーメンとギョーザの専門店が(!?)。

中にVW製のクルマがギッシリ詰まった建物。実はこれ、納車待ちの販売車なのです。ドイツではクルマを買った人が工場に直接クルマを引き取りに行って、自走して帰るというのが一般的なんだそうだ。なんだか夢があるなぁ。

日曜だったので場内のスケートリンクは家族づれでいっぱいだった。クルマ好きにだけでなく、家族で楽しめるアウトシュタットのような施設が日本にもあるといいのに。

初代ビートルことタイプ38を大胆に一刀両断したカットモデル。マニアは、これを見ながらポルシェ博士の独自性やタトラとの共通点を探してみよう。

一階には歴代VWビートルと、同じ時期の世界の大衆車が。

これはドイツらしい展示物。ハノマークのバブルカー、通称｢軍用パン｣。フライングフェザーに似てるなぁ。

ヒトラーの掲げた国民車構想に対する回答として、ポルシェ博士が出した案がこれ、フォルクスワーゲンV3。ビートルのプロトタイプだが、デザインはタトラにソックリ・・・。ポルシェ君は相当レドヴィンカ君を意識していたんだなぁ。
こんな貴重なクルマにお目にかかれるとは・・・とかなり感動したが、実は後世に忠実につくられたレプリカとのこと。

ヴォルグバルド・イザベラやNSUのRo80など、戦後のドイツの大衆車のフロア。

なぜかマトラ・ジェットも展示してある。世界初の市販ミドシップだからかな？

アウトウニオンCタイプ。でも、これは精巧に作られたレプリカと呼んだ方が正しいのかも。ポルシェ博士設計のV16エンジンは隣に単体で展示してあった。

これぞアウトシュタット名物｢カリーブルスト｣。大きなソーセージをVW自社製ケチャップで味付けしたもの。お好みでカレーパウダーを振り掛けることができる。ポテトも山盛り載せてくれるので、お昼はこれと飲み物だけで十分。フォルクスワーゲンブースの3F、レストラン｢タコメーター｣で食べれます。レストランはセルフサービスで、料理を自分でトレイに載せてレジに持っていくと精算してくれる仕組み。簡単です。