’０８ チュニジア周遊の旅～（０４）古都ケロアン

2008/02/08 - 2008/02/18

この日はケロアンを観光した後、スベイトラの遺跡観光の予定。
そのためホテルを８時に出発しケロアンの観光へ。
見学したのはアグラブ朝の貯水池とグランド・モスク、
シディ･サハブ霊廟とメディナ。
こんなに早くから動いているのは日本人だけかと思いきや
意外と外国人観光客も・・・。

ケロアンは北アフリカにおけるイスラム発祥の地。
またイスラムの聖都の一つであり今でも巡礼者が訪れる町。
世界文化遺産にもなっています。

エリア ケロアン(チュニジア)

ラクダ

観光用のラクダさん。
きれいな輿をのっけています。
チュニジアに来て初めて見たラクダ。

アグラブ朝の貯水池

９世紀、アグラブ朝時代に作られた貯水池。
現在もケロアンの水源になっているそう。

アグラブ朝の貯水池

現在は大小４つの貯水池があります。

アグラブ朝の貯水池

観光案内所。
屋上から貯水池を見渡すことができます。
ここもカメラ券が必要。
グランド・モスクやシディ・サハブ霊廟と共通。

グランド・モスク

アフリカ最古のグランド・モスク。
少し空模様が怪しくなってきました。

グランド・モスク

建立者の名にちなみシディ・ウクバ・モスクとも
呼ばれています。
広大な中庭、立派なミナレット。

グランド・モスク

中庭の地下には貯水槽があり雨水が貯められる
仕組みだそうです。

グランド・モスク

円柱はローマ・ビザンチン遺跡から流用した
ものがほとんど。

グランド・モスク

中はムスリム以外は入れません。
ケロアンはイスラム世界では４番目に重要な
聖都で、ケロアンへの７回の巡礼はメッカへの
１回の巡礼に値するそうです。

グランド・モスク

床には絨毯が敷かれています。

グランド・モスク

扉も立派です。

グランド・モスク

ミナレットの高さは約３０メートル。

おみやげもの屋さん

グランド・モスクのメインゲート前の通りには
いろいろなお店が並んでいました。

チュニジアの青いドア

ツアーバス

今回参加したツアーは１台のバスで
チュニジアを周遊します。
なんだかおかしなシートのデザインです。

シディ・サハブ霊廟

モハメッドの同志で聖者の
アブ・ザマエル・ベラウィの霊廟。

シディ・サハブ霊廟

７世紀に建てられた霊廟に、巡礼者の宿、
神学校、モスクとミナレットが加えられて
現在の姿に。

シディ・サハブ霊廟

ミナレットがきれい。

シディ・サハブ霊廟

マグレブで最も美しい霊廟。
タイルも壁のすかし彫りもほんとうにきれい。

シディ・サハブ霊廟

アルハンブラ宮殿を連想しました。

シディ・サハブ霊廟

中庭。
回廊のアーチ、タイルの装飾が素晴らしかったです。

シディ・サハブ霊廟

壁のカラフルなタイルと繊細な透かし彫り。

シディ・サハブ霊廟

霊廟の中。入り口にいた番人のおじさんが
カメラを持ってバシバシ撮ってきてくれました。
「それも撮っちゃっていいの〜？！」ってとこまで。
これは内部の壁の部分。
マル秘のところまで写してありました。

シディ・サハブ霊廟

霊廟の前には絨毯が敷いてあります。
ベルベルの模様って言ってたかな？

シディ・サハブ霊廟

床、天井、壁と
とにかくここはきれいでした。

シディ・サハブ霊廟

中にはやっぱり入れません。

絨毯屋さん

シディ・サハブ霊廟からすぐのこのお店。
ツアーでのトイレ休憩も兼ねているのでしょうか。
２階の広い部屋でトルココーヒーorミントティーを
いただきながら実演販売会です。

絨毯屋さん

おじさん達が商品の説明をしながら
どんどん絨毯を広げていきます。

絨毯屋さん

このてのマットはシルクで織られていて
見る方向によって色が違って見えて
とてもきれいでした。
玄関マットくらいの大きさで約10万円でした。

メディナ

メディナは城壁に囲まれています。
少し小さめの感じです。

メディナ

ケロアンのメディナも世界遺産です。
灰色の雲が去って素晴らしい青空に変わりました。

メディナ

甘そうなお菓子。
マクロウドはケロアンが発祥地とのこと。
中にはナツメヤシの実が入っている、
あんドーナツのようなお菓子です。

メディナ

ケロアン名物のお菓子。
山のように高く積まれています。
食事のデザートにもでましたがとても甘いです。

メディナ

絨毯屋さん。屋根からも絨毯がかかっています。

メディナ

果物がたくさん。
どれもとてもおいしそう。

世界遺産のプレート

メディナの入り口の門の脇にはめ込まれていました。
これで３つめ。