とにかく暑い、遺跡の街シェムリアプ

2006/02/22 - 2006/02/27

２年前にアンコールワットに行って来ました。日本は真冬ですが、現地は午前中から気温が３７度にもなる国です。
しばらく寒さを忘れることができました。

エリア シェムリアップ(カンボジア)

セントレアからバンコクまで飛び、１泊し、翌朝カンボジアのシェリムアプまで１時間のフライトです。

前泊のバンコクのホテルは空港から１時間もかかる場所でした。どうせ翌朝は早い便でシェムリアプまで行くのだから、もっと空港に近いホテルならよかったのに・・・

ツアーは女性ばかり６人でこじんまりとしている、こういうツアーが好きだわ。

遺跡を見るパスを作るために待ちをしていたら、こんなバイクタクシーが走っている。乗ってみたいなあ。

６人のツアーなのでバスはマイクロバス。
ガイドは長い髪の若い女性。
以前は教師をしていて、日本語学校に入り日本語を勉強したのだとか。

アンコールができる前に都があった、ロリュオス遺跡郡の中の、ロレイ寺院

女性のレリーフ、とてもきれい。顔だけ削られてしまった像もある。

ジャックフルーツの木

庭にはマンゴーやジャックフルーツの木があり実がたわわに実っている。
お坊さんの食料になるそうです。

プリアコーので鎮座している狛犬はシンハという。友人のSさんはこの石像のお尻が気に入ってしまった。

五つのコブラの頭をもったナーガの像

象の石像の後姿。プリアコーとは「聖なる牛」と言う意味

建物が木に飲み込まれています。

夕日を見にプノンバケンにきました。頂上まで象タクシーが出てます．往きは１５ドル、帰りだと１０ドルというので、帰りに乗ろうとガイドに頼んでもらったら、予約で一杯という。

往きに乗るなら少しでも坂を登らなくてもいいかなと、一人参加のWさんも誘って３人で乗りました。

初めての体験でたのしかったあ。曲がりくねった細い坂道を登っていくので、結構スリルがある。

象から降りさらに１０分ほど階段を登ります。
これが急勾配できつい。
途中で親娘参加の女子大生のお嬢さんを励ましながら登ると、夕日を見るビューポイントにはたくさんの人が。

本当にきれい。登った人しか味わえないない景色です。

暗くなると帰りの階段の足元が危ないというので、名残惜しかったけどプノンバケンを後にしました。

早朝５時４５分にアンコールワットに昇る朝日を見るためにホテルを出発です。

薄暗いのにたくさんの人が集まってきていました。蓮池に写る逆さアンコールワット、旅行のパンフレットには必ずのつきもので、日が昇るまでボーと見ていました。

第３回廊に続く急階段。昼からはここを昇るのかあ・・と下見です。「私が登れたのだから大丈夫よ」と心配性の私を励ましてくれた友人の言葉を思い出しました。

朝日が見れる場所からほんのすこしずれて立ってたみたい。朝日が見え始めても特別、「オオー」という声も聞こえなかったので、気がつきませんでした。

「まだあ?」といいながら少し移動すると、もう朝日が昇っているではありませんか。みんなもっと感動してよ(ー_ー)!!

一度ホテルに朝食をとりに帰ります。
今日の午前の観光はアンコールトム。大きな街という意味でその中に寺院が点在していて、バイヨンがその中心だそうです。

４つの顔をもつ南大門から入ります。日差しがきつくじりじりと焼けているような気がするので、時計を見るとまだ９時半。この暑さは３７度ぐらいはありそう。

私たちはバスをおり歩いて門をくぐりますが、象にのって観光する人もいます。

南大門に向かう橋の両側には神様と阿修羅が並んで立っているのだけど、どれも頭がありません。戦争の時に切られてしまったのだとか。盗掘者によって持ち去られたのもあるらしい。

無残な姿が痛々しい

バスで観光する人もいるみたいだけど、じっくりと歩いて見ないともったいないよ〜

四方に顔がある四面観世音菩薩像が林立している。

タ・プローム。スアポンという木に飲み込まれているこの寺院はいつか木に押しつぶされてしまうのかも知れない。

よく見ると木の隙間に仏像が見える。何年かかってこんなことになってしまうのだろう。