2007/12/21 - 2008/01/07
15668位(同エリア20608件中)
アクアマリンさん
- アクアマリンさんTOP
- 旅行記9冊
- クチコミ36件
- Q&A回答7件
- 56,632アクセス
- フォロワー5人
part2では、主にマカオをご紹介。良くも悪くも予想とちがったマカオは、いくつもの顔を持つ不思議な街だった。現在ホテルの建築ラッシュ真っ最中のマカオは、この数年でまた変わっていくだろう。そして「豊かなアジア」を象徴する存在となっていくはずだ。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 タクシー
- 航空会社
-
2008年元旦朝、フェリーでマカオへ。思ったより乗船客が少なく、当初より早い便に乗れた。*席があれば、予約チケットより早い便に変更できる
1泊目のホテル・ロイヤルは想像以上に立派なホテルで驚いた。スタッフの応対も感動的なほど良い。
荷物を置いてタイパ島へバスで行った。この日は、明日から友人と周る以外の場所を見るつもりである。
昼食を取るために官也街へ行く途中、何気に路地をのぞいてみると、すでにポルトガルの雰囲気が漂っている。やはり香港とはちがうものだ -
私は羊肉に目がない。公鶏(ガロ)という店のラムシチューが美味しいと聞き、ランチはそれに決めていたのだ。注文をしてから作るようで30分も待ってやっと出てきたそれは、羊肉のかたまりがゴロゴロ入って美味だった。味付けはトマトと赤ワインのようだ。
官也街はレストランのほか、菓子店が多く、お土産を買う人で通りは結構込んでいた。 -
「島」というぐらいだからタイパ島はひなびた感じを想像していたが、マカオ半島から橋を渡ればあっという間だし、実際はベッドタウンのようだ。中心部周辺は高層マンションだらけである。その一方、南欧風の古い家並みも健在だった。
-
官也街からほど近い丘の上に建つカルモ教会。クリームイエローの美しい建物をバックに、新婚カップルが記念撮影をしていた。華人(中華系の人々)は「喜びが重なる」として祝日(元旦も祝日)に結婚したがる人が多いという話を思い出した。
-
カルモ教会のすぐ近くには、100年ほど前のポルトガル人の別荘を公開したタイパ・ミュージアムがある。火曜だったので入場無料だった。ラッキー
-
タイパ・ミュージアムの一軒の内部。家具調度品に至るまで、往時のままに復元されている。
タイパ・ミュージアムの前はちょっとした公園になっていたので、官也街近くで買ったマカオ名物のセラデューラを食べてひと休み。カスタードと砕いたビスケット重ねて固めたような菓子だが、ビスケットの味がちょっと強い感じがした。
タイパ島の観光は食事込みでも半日あれば十分。 -
マカオ半島へ戻り、まずは福隆新街へ。かつての遊郭街。ベンガラ色を使っているのは、日本の遊郭も同様だ。現在は、まばらに商店がある静かな通りになっている。
-
聖ヨセフ教会の内部。ザビエルの遺骨があるそうだが、展示物のどれかよく判らなかった。
地図で見ると大して歩いていないけれど、とにかくマカオ(半島の方)は歩きにくい。道がグネグネ曲がっているので、いつの間にか変なところに出てしまう。しかも坂道だらけ。実際は倍の距離を歩くと思ったほうがよい。 -
聖ローレンス教会。クリーム色と白い建物は、マカオで最も美しい教会といわれるそう。内部では、数々のステンドグラスも見ものである。
いつもの私なら歩ける距離だが、今までの疲れと、マカオの坂道責めでもはや限界。この日は宿にタクシーで帰る。
この夜はゆっくり過ごすつもりだったが、温水プールがあったので、泳ぎに行く(だいたいの旅に水着を持参するほどの泳ぎ好き)。25mと思われる大きなプールで、水温もホカホカ。冬に泳ぐ少数のモノ好き(私以外にも数名いた)のために、ここまでしてくれるなんて、サービスの行き届いたホテルである。
ちなみにこの後泊まったホリデイ・インのプールは小さく、水温もかなり低かった。 -
1月2日。地図で見ると、ホテルロイヤルからほぼまっすぐの地点に聖ポール天主堂跡があるようだ。そこまで歩いてみることにした。
写真は途中の街並み。メインの観光ルートではないのに、道には美しいタイルが埋め込まれ、ポルトガル風の家屋が並ぶ。前日歩いた一帯は狭い道沿いに灰色のアパートが立つ下町っぽいところが多かったが、この付近はおしゃれな雰囲気だ。 -
聖ポール天主堂跡の裏手にナーチャ廟という世界遺産があると聞いたが、探せど探せど見つからない。何気に見た小さなお堂の額を読めば、それがナーチャ廟だった。(傍らの旧城壁と合わせて世界遺産らしいが)こ、これが世界遺産!?*実際に見て驚いてください。
写真はナーチャ廟前の線香立て?ごしに見た天主堂跡の裏側(本当に映画のセットみたい)と、グランドリスボア。グランドリスボアの巨大で悪趣味な外観は、マカオ半島の至るところから見える。私にとっては、これがマカオで見た一番驚くべき建物だ。 -
マカオの定番だが、やっぱり絵になる。
マカオ最終日、今度は友人と訪れた。 -
聖ドミニコ教会。セナド広場から聖ポール天主堂跡に向かうルート沿いにあるので、教会前はいつも人がいっぱい。観光客目当ての店も集まっている。
セナド広場にある黄枝記で海老ワンタン、義順で牛乳プリンを食べて休憩。前者はまあまあ。ちなみに私が一番おいしいと思ったワンタンは、香港・中環のマッガン雲呑麺世家である。後者は想像以上に美味!牛乳のコクと甘みだけなのに、どうしてあんなに美味しいのだろう? -
友人とホリデイ・インで合流するので、荷物を取りにホテルロイヤルへ戻る。帰途、モンテの砦へ登った。屏風のような天主堂跡(中央左)、その向こうには海をはさんで大陸(中国本土)の建物までがはっきり見える。大陸は目と鼻の先なのだ。
かつては香港+ポルトガル=マカオと思っていたが、香港の部分は大陸だったのだ。マカオへ来て感じた「香港と明らかに異なる何か」の正体が、この時ようやく判った。
横断歩道や信号が極端に少ないのも、商店のディスプレイが垢抜けないのも、店員に愛想がないのも、みな大陸の要素なのだ。 -
モンテの砦には何基もの砲台が据え付けられているが、どれも大陸を向いていない。中国と戦う意思のない表れと聞く。しかし現在では、マカオの知名度と繁栄を支えるリスボアに向いているのが、何とも皮肉である。
-
夜、友人と九如坊(プラタオ)で夕食。日本語が少しできるおじさんに相談しながら品を決めた。
まず出てきた海老のスープにいきなりやられた!海老のうまみと甘みを生かした濃厚だけど、後味あっさりのスープに思わず唸った。以前都内で食べたポルトガル料理がそこそこだったので、タカをくくっていたが、ここはレベルがちがう。
写真はタラとジャガイモのグラタン風料理。これも素材のうまみが生きていて絶品。
途中出てきた焼き立てパンがこれまた素晴らしい美味だった。 -
マカオ名物のアフリカンチキン。これだけは予想していた通りの味つけだった。でも思ったよりマイルドなうえ、肉はしっとり柔らかくておいしかった。
どれも美味で、ポルトガルワインをお供に食が進む。が、「ウチのセラデューラは評判いいよ」と言われ、女にとって「甘いものは別腹」でも、満腹で入らなかった。今となっては、無理にでも食べておけばよかったと思う。
ともかくこの店はお勧め。二人で約500パタカ。 -
セナド広場の夜景。巨大なツリーもあったし(表紙参照)まだクリスマスバージョンのようだ。
プラタオに近い大堂という場所も、ライトアップされた建物や噴水がきれいだった。 -
次の日は、楽しみにしていたヴェネチアンへ。高級ブランド店が並ぶフロアの中を運河がぐるりと流れ、そこに白人が操るゴンドラが行き交う。もっとセットっぽい感じかと思っていたが、ちゃんと建物らしく造ってある。フロアの部分によって、昼〜夕方〜夜と照明を変えているのも凝っている。
本物のヴェネチアへは、まだ行ったことはない。もちろん実際の方が素敵だろう。でもこちらも「所詮造り物」とバカにできないほどよく作ってあることは確かだ。 -
こちらは「夜」の部分。
-
ヴェネチアンのカジノ入口(左右下)をチラッと。どこのカジノも内部は撮影禁止なので、これ以上は撮れない。*カジノへ入る時は必ず荷物検査がある。カメラ没収などはない。
この後リスボアにも行ったが、ヴェネチアンの方が客層も館内の造りも健全な感じで、雰囲気が良いように思った。
ここではスロットマシンと大小にトライ。一時期勝ったが、差し引きゼロだった。戦果はともかく、巨大なフロアに見渡す限り台が並んだ壮観な眺めは、必見である。
レストランは軒並み高級そうなので、昼はマクドナルドにした。香港・マカオ限定らしいチキンサラダ38ドルは量も多くてお勧め。 -
タイパ島のヴェネチアンを後に、マカオ廟へ。マカオの地名の由来となった古刹だけに、丘の中腹に造られた廟はかなり大きい。
-
マカオ半島中心部へ戻り、盧家屋敷へ。約100年前の富豪の邸宅。現在のマカオは何(ホー)という一族の天下だそうだが、ここに住んでいた盧一族の子孫は、今はどうしているのだろうか。無料なので是非見ておきたい。
この後、エッグタルトのカフェ・ナタで休憩。カスタード部分はまあこんな感じかという程度だが、台が抜群に美味しい。お土産には、種類の豊富な焼き菓子がお勧め。私はクッキーやパウンドケーキを買って帰った。 -
ドッグレース。レース前に出場犬が出てくるので、毛並みや様子を見て、どれに賭けるか決める。走り始めたらあっという間だが、それでも結構面白い。
ただし、競馬の知識が多少でもあると、より楽しめるだろう。 -
グランドリスボアの夜景。刻々と色が変わる。
ドッグレースの前に、グランドリスボア内でカジノと夕食。麺粥家というレストランで食べたローストダック(スライス盛り)は、香港のヨンキーより美味しかった。麺も海老のダシが素晴らしい逸品。これにお茶付きで一人50ドル代とは驚いた。店内から一望できるカジノの舞台では、無料ながら見応え十分のダンスショー(夕方以降)が繰り広げられていた。これだけサービスをする分、お客が使ってくれるということだ。実際、20ドル(最小賭け金)をちびちび出す私たちの横で、大陸人とおぼしきグループが1000元札を台上に次々と放り出している。彼らにとって、1000元は100円ぐらいの感覚なのだろう。
カジノの結果は…秘密…。アドバイス:ディーラーとの相性は結構大切。何か好きじゃないと思ったディーラーの台は止めた方がよい。 -
グランドリスボアの全景。大きさといい、デザインといい、やはり度肝を抜く。
カジノ内は酒を含めて飲み物無料らしいが、賭け金が少ないor見ているだけで頼める雰囲気ではない=別に何かされることはないと思うが。ミネラルウォーターのボトルは無料なので、その程度にした方が無難かと思う。
カジノで一番驚いたのは…湯水のように1000元札を使うのに、服の粗末な人が多いこと。センスを磨く間もなく大金が入る身分になったのか、服より一攫千金の方が大事なのかは、わからない。 -
オールドリスボア。かつてはこちらがカジノの総本山だったそうだが、今は連絡通路で結ばれたグランド・リスボアの方が、設備・規模ともマカオの代表になっている。カジノ内は見るだけでも興味深いが、やはりお金があればもっと楽しいはずだ。
マカオは香港ほど店(特にしゃれた店や、安くて美味しい食べ物屋)は多くない。だが、世界遺産めぐりやカジノ見物、それにプラタオのような名店での食事を考えると、香港からの日帰りではもったいない場所である。
もしまたマカオへ来ることがあれば、やはり泊りがけにしたいと考えている。
-
マカオ〜香港間のフェリーは揺れるという評判もあるが、香港の港の中が揺れるのであって、海ではさほど揺れない。この日1月4日のチケットは事前購入したものだが、昼ごろの便でも満席だった。
宿はアイランド・シャングリラ。山側とはいえ、角部屋だったので海も一応見えた。客室、バスルームとも広々しているうえ、アメニティも充実。白人仕様でベッドが異様に高いものの、ここに住みたい!と思ったぐらい快適だった。
何よりさすがと思ったのは、アジアでは相当高級でも壁の薄いホテルが多い中、ここは上・隣とも騒音と無縁だったことだ。 -
客室から香港公園とビクトリアピークを望む。
このホテルの朝食ブッフェは、香港のホテル屈指の呼び声が高いだけあり、品数・味とも素晴らしかった。 -
夕方、ビクトリアピークへ。久しぶりにトラムに乗ったが、ありえないぐらいの混雑。前に来た時こんなに込んでいただろうか?到着後、ギャレリア内で夕食。ギャレリアの玄関正面からは美しい日没が望めた。
ピーク展望台からの夜景だが、思わず友人と「あれ?」。山腹の高層マンション群が、オフィス街の夜景をさえぎっている。前はもっと華やかだと思ったのは、そのせいだろう。ということは今後マンションが増えれば、夜景の美しさも落ちていくということかもしれない。
シンフォニーオブライツも見たが、ピークからだとあまりよく見えないことを付け加えておく。
帰りのトラムも大混雑。夕方〜夜はトラム、バスとも非常に込んでいるようだ。
-
友人が帰国する日。絶品朝食ブッフェをたらふく食べた後、友人は買い物へ、私はプールへ。
この時プールは改修中だったのだが、代わりにコンラッドかマリオットのプールを使えるという。3つのホテルが連結している立地もあるだろうが、嬉しいサービスに感激した。
3ホテルのプールではマリオットが一番良いと聞いていたので、実にラッキー!中環のビル群とビクトリア山を望む広々したプールで思う存分泳いだ。もちろん水温はホカホカ。
写真はアイランド・シャングリラ名物の巨大壁画。予算が許せば、香港ではもうこのホテルしか泊まりたくないぐらい。 -
空港へ向かう友人と別れた後、ホテル前に広がる香港公園を散歩してみた。人ごみだらけの香港で、ここは文字通りのオアシス。展望台に登れば、ビルの間から海も見える。
-
香港公園の野鳥園。巨大なネットで覆われた中は、ちょっとしたジャングルのような感じで、熱帯の鳥たちが放し飼いにされている。空中に渡された橋では、鳥の写真を撮る人々が結構いた。
花と緑、水が彩る園内には、温室など施設も多い。こんなに広くて設備も整った公園が無料とは。
アイランド・シャングリラに一人で泊まる余裕もないので、最後の2日間は再び九龍側のホテルへ移動。夕方から深水〔土歩〕へ。ビーズ街だどうだが、う〜ん、品揃え、店の雰囲気・規模とも浅草橋の足元にも及ばない。それにアメ横+秋葉原のような感じで、人の多さも半端ではない。ただし庶民派スポットだけあり、食べ物は安かった。 -
帰国前日。最後の日をどうするか考え、やっぱり人ごみは嫌なので、レペルスベイに行くことにした。前回香港へ来た時、一番気に入った場所である。
相変わらず海がきれい。工場が少ないのか排水設備が整っているのか、あれだけの大都市のわりに、香港近海の水は本当にきれいだと思う。
今までずっと気温が低かったが、この日は25度。泳いでいる人もいて、丸で初夏のよう。 -
レペルスベイの人気レストラン「ベランダ」へ入ってみたかったが、結婚式で貸切だった。
海岸でぼ〜としたり、天后廟を散策して日中を過ごした。お金や縁結び、長寿などにご利益のある神仏の極彩色像が勢ぞろいした天后廟は、見るからに縁起の良さそうなスポットだ。周辺のモダンな高級マンションや豪邸との対比もおもしろい。 -
再び喧騒の九龍。ペニンシュラやハーバーシティのイルミネーションを見た後、アベニュー・オブ・スターズでシンフォニーオブライツの見納めをする。背面のイルミネーションは見事だし、レーザーショーもバッチリ。それに人も思ったほど多くはない。チムシャーツァイ側なら、プロムナードではなく、ここで見たら良かったのか、と気づく。と言っても、私が次に香港へ来るのはいつのことかは判らないので、この旅行記を見てくださった方々の参考になれれば幸いだ。
翌日早朝の便で帰国。ほぼ毎日歩き通しで、自分の体力にちょっと自信を持てた。そして大陸化していく香港の変化をひしひしと感じた旅だった。 -
体験的アドバイス:
○香港、マカオともトイレが少ない。特に香港は、あれだけの都市でありながら疑問に思うほど少なく、MTRの各駅もない。ビクトリアピークのタワーは1カ所(それも通路の奥で見つけにくい)のみ。ショッピングセンターも各階にはなく、建物全体で1ヵ所というパターンが多い。しかもトイレはたいてい行列なので、女性はこまめに行くことを勧める。日本並みにトイレが充実していると思ったのは、ヴェネチアンだけだった。
○たいていのホテルは壁が薄く、物音が筒抜け。昨今の香港・マカオとも大陸人が大挙して訪れているが、大声で話す彼らが隣室に来たら眠れたものではない。
○広東語や北京語ができても英語を使った方が良い。店員の態度がガラリと良くなる。アジアなのに情けないことだが。
それでは良い旅を!
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
37